お湯の国 日本

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大町桂月 (世の人の・・・八甲田山 蔦温泉)

2019年08月30日 |   ✒歌碑句碑 紀行

Ⅿemoir(メモワール) : 歌碑・句碑 大町桂月 八甲田山 蔦温泉(2015.9.21)
映像:旅の宿蔦旅館の正面玄関が背景に見える、文字が掠れた大町桂月の石碑(左巨岩)

十和田・八幡平国立公園内には名湯の宿が数多くある。その中で文人・紀行家大町桂月が
こよなく愛した蔦温泉が筆者の最も推奨する温泉宿。足元湧出の清らかな源泉に身も心も
洗われてしまう。そして、蔦沼等を中心とした森林浴スポットは大町桂月でなくても虜だ。

碑文:『 世の人の 命からむ 蔦の山
            湯のわく處 水清きところ   』 (大町桂月)

所感大町桂月はこの蔦温泉を心から愛した。旅を忘れた雁のように、この泉に休み
   終には此処で生涯を終えることになる。土佐高知の桂浜から始まった桂月の旅
   はここで足跡を絶つ。そして、数多い歌碑の中で一際大きい岩に彼の句が刻ま
   れた。まるで、愛した蔦温泉を門前で守るかのように建屋と一体に見える石碑。

参照#①大町桂月が愛した蔦温泉出湯「久安の湯 ②大町桂月が遊んだ蔦沼 (赤倉岳)


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