お湯の国 日本

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ロミオとジュリエット (名画座ミラノ)

1968年11月23日 |  ✒名画名曲 鑑賞

シェイクスピアの名作が映画になった。ともかくオリヴィア・ハッセーに魅了された。
当時彼女は15歳。初々しさと日本人にない欧米美がスクリーンを独占。そして、耳に
残ったジュリエットのセリフが。今もこの映画を想うと、このセリフが浮かんでくる。

ジュリエット:『もう行ってしまうの?まだ夜は明けていないわ
        あなたのおびえた耳に響いたのはあれはナイチンゲール、
        ヒバリじゃない・・・。』

ロミオ:   『ひばりだ・・・。朝を告げる鳥だ。ナイチンゲールじゃない
        ほら、あの東のほう・・・嫉妬深い朝の光の筋

感想:ナイチンゲールは夜に啼く鳥、ひばりは朝を告げる鳥。ベランダから忍び込んだ
   ロミオとの愛の行為、若い二人には夜は狂おしくもあっという間に過ぎる。この
   15歳のオリヴィアのベットシーンにも驚いたものだった。互いに求め合う二人、
   そして彼女の口から出た言葉は吐息ともつかない、この様な愛を惜しむ声だった。

記録:配給パラマウント映画・公開1968年11月・製作国イギリス、イタリア、アメリカ


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