お湯の国 日本

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肘折温泉 上の湯(山形県)

2008年01月04日 | 💜秘湯極湯探訪紀行

 年を越す時の清めの湯、今回は肘折温泉の共同浴場「上の湯」。番台に200円払う。
 窓際には肘折温泉由来の地蔵像が懐かしい。湯煙が充満の浴場は変わらぬ湯落とし
 の音が響く。湯温は43℃、手足頭十分に掛け湯し身体を湯慣れさせてユックリ浴槽
 に入る・・極上の食塩泉が身体を包みこむ。一年の疲れが自然と身体から失せてゆく

 【Data】 含重曹‐食塩泉 69℃ pH6.9  源泉組合3号泉・4号泉の混合泉
      この共同浴場が肘折温泉発祥の湯とされ元の源泉は「傷の湯」であった。

 参考本物の名湯ベスト100(講談社現代新書:石川理夫著)‐28位 肘折温泉郷
 学術:日本温泉地域文化資産NO.37朝市(日本温泉地域学会編)
 参照肘折温泉名物 「朝市」の景観 

 記録:豊後国出身の源翁がこの地を訪れた際老僧より肘を折った際に治療した温泉
    を教えられたという伝説が残る。民俗学者柳田圀男は地形からの由来と論ず。


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