お湯の国 日本

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源実朝(都より・・・熱海温泉)

2010年06月06日 |  🚅関東・中部紀行.

 熱海温泉湯前神社の境内に鎌倉幕府三代将軍:源実朝の歌碑がある。
 関東南部熱海という地が時の権力と大いに関係あることを示す物だ。
 後の為政者徳川家康も、お忍びで湯前神社前の大湯を訪れたという。

  碑文都より巽にあたり出湯あり名はあづま路の熱海といふ

 解説:建保2年(1214年)正月、実朝23歳、第4回目の二所詣の時、
 箱根権現から三島社を経て伊豆山権現に向かう途中熱海の地を通り
 海岸から湧出する温泉を見て詠んだとされる。実朝は歌人でもある。


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