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島原城址 (肥前国 島原藩)

2015年08月06日 |  🏰城郭史跡探訪

映像:復元(1964)された島原城
   (明治政府は廃城とし天守閣他建屋を破壊、本丸は畑地となる)

島原は悲しい歴史を背負ってる。その歴史の発端となったのが島原城だ。
石高四万石にしては堅牢勇壮な城である。この城を作るため領民に過大
な年貢
を課した。その意味で、封建時代の縮図とも云える島原城の姿だ。

城郭:連郭式平城 城主:松倉氏~松平氏 遺構:石垣、堀
石高:島原藩6万5千石(最終高) 家紋:重扇(かさねおうぎ)
指定:市指定史跡、日本百名城(指定91番)

解説:島原地方はキリシタン大名有馬氏が治め、豊臣方から徳川方に寝返
   って領地保全していたが不祥事が発覚し移封・死罪となる。徳川方
   の松倉氏に変わって
、悪政・圧迫の政治が後の島原の乱を引き起こ
   すこととなった
。島原には有馬、有家の地名が残る。


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