お湯の国 日本

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魂のアトリエ(岩手県花巻市高村山荘)

2008年04月23日 |   ✒文学逍遥 紀行

映像:山荘内部、囲炉裏と七輪、壁の本棚、文机、鉄瓶、食器・・・が其の儘保存。

高村光太郎が晩年を過ごした山荘は壁、板戸、障子、土間・・・全てに魂が刻み込
まれている。60歳代7年の歳月、もっとも平穏に過ごすべき時期、毎日を修験者
の様に自然と共に生きた。生活空間は4畳半の囲炉裏間と半間の土間。土壁と障
子が外界との仕切り。敷地での自給自足。石川啄木の哀しみと宮澤賢治の慈愛
この地で確かめる様な日々。彼の視線の彼方には最愛の妻智恵子の幻影がチラつく。 


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