三瓶温泉では「かんぽの宿」に限らず一部の旅館・民宿への配湯は設備維持
の為、湯元で鉄・マンガンなどの鉱物脱硫を行っていた。結果的にぬる目で、
湯成分減の温泉配湯と言う調査の結果だった。が、共同浴場は違う。源泉が
ギリギリ温度でそのまま提供。『亀の湯』はなんともいえない共同浴場風情
【Data】含塩化土類ー食塩泉 36.6℃ Ph5.8
源泉:三瓶温泉 1番 2番 3番 4番源泉
(17:00以降は加温との事だが、このぬる湯で ユックリ体感して欲しい)
売却:2006年にかんぽの宿は廃止、民間企業に売却。”四季の宿さひめ野”
としてオープン。本ブログでは『忘れじの湯』に分類する。
島根県を代表する三瓶温泉。寛政年間に山の湯治場。として始まり、明治5年
の浜田沖地震で源泉の高温泉化。現在は国民保養温泉に指定。 全国のかんぽの
宿は郵政民営化のあおりで不採算施設の多くは閉鎖売却。三瓶温泉の『かんぽ』
も加温・循環・塩素の3点セットで源泉の、渋み良さが消えているのが残念だ。
【Data】:含塩化土類ー食塩泉 37.9℃ PH6.3 源泉:三瓶温泉