山村の温泉宿。清しい朝に目覚める。軟らかな陽光の中、朝湯に向かう。
野沢温泉共同浴場『真湯』。誰も居ない浴室は神秘な空気で満ちていた。
温泉を求める者としてこの稀湯を味わう歓びに身が震える?思いだった。
湯感:短い滞在であったが湯の里:野沢温泉を満喫、帰りはバス&鉄路。
【Data】 単純硫黄泉 61.2℃ pH7.6 源泉:真湯(真湯第3号)
参考:本物の名湯ベスト100‐4 野沢温泉(講談社現代新書:石川理夫著)
学術:日本温泉地域自然・文化資産NO.74「麻釜」泉源地帯と「大湯」
共同浴場(日本温泉地域学会編)
外湯:大湯(単純硫黄泉)、松葉の湯(含石膏・食塩)、秋葉の湯(含芒硝・石膏)
中尾の湯(含石膏・食塩)、新田の湯(含芒硝・石膏)、十王堂の湯(含石膏
・食塩)、横落の湯(含石膏)、熊の手洗い場(含石膏・食塩)、上寺湯
(含石膏・食塩)、麻釜の湯(含芒硝・石膏)、河原湯(含石膏・食塩)
真湯(単純硫黄泉)、滝の湯(含石膏・食塩)の13の外湯が楽しめる。
Mémoire:おぼこ荘(北海道道南八雲温泉) 2004年
道南のいで湯の里として挙げられるのがこの施設。日本海と太平洋(噴火湾)
の中間に位置して、北海道新幹線新函館北斗駅からも便利が良い。近隣には
銀婚湯や濁川温泉、二股ラジウム温泉、あわび温泉など名湯が点在している。
【Data】含重曹ー食塩泉 45.5℃ pH 6.4 源泉:町営温泉3・5号井混合泉