AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

今一番燃えてる花

2009-10-14 00:07:14 | 



秋の深まりとともに、花たちの姿を見かけなくなります。
私の庭では、コスモスに秋海棠、秋咲の朝顔、ビートルズナンバーではないけれどイエローサブマリン、早咲の小菊ぐらいとなりました。
近くの友人の庭には、大型の赤や黄色の百日草が、行く秋に名残惜しそうに一際燃えるように咲いています。
私の人生もそろそろ晩秋に差し掛かり、残りのパワーで百日草のように燃え尽きようにも、ただもうそんな思いだけかもしれません。
今は、花たちに元気を貰うために、冬越しの肥やしを与える日々なのです。


松原のぶえさん命を語る

2009-10-12 15:42:23 | 







09年10月11日、京都府立医科大学に於いて、臓器移植普及推進月間公開シンポジウム~命の贈りもの~が開催されました。
妻が以前腎移植を受けた関係者でもあり、同シンポを拝聴しましたので、その一部を紹介します。
同シンポでは「生体腎移植を受けて」と題した歌手の松原のぶえさんによる体験談が、のぶえさんの腎移植を担当された東邦大学の相川厚教授との対談形式で行われました。
のぶえさんは現在、歌手活動30目を迎えられたが、慢性腎炎のため09年5月14日にお身内からの提供で生体腎移植を受けられました。
そして現在も歌手活動を継続されています。

対談では、慢性腎炎と肺水腫を患い、危うく生命の危機に至るところで病院へ駆け込み、そのまま入院を余儀なくされ血液透析を受けることとなったが、肺水腫(水分が尿から出ず肺に溜まる)があったため、透析時間が3時間以上になれば、血圧が危険値まで下がるため、透析には大変苦労した。一時は、歌手生活も無理かと考えたが、腎移植のことを知り、東邦大学の相川教授に相談した。ドナーのことが気掛かりで、ドナー(提供者)の術後の体調に何らかの不調があれば、移植には踏み切れないとの硬い決心があっが、相川教授から、その心配はないとの説明を受けて移植を決心した。肺水腫やドナーとの血液型の違いなどから、移植直後は3日間ほど経過に問題があったが、その後は順調に経過している。このような経過が対談で話されました。

のぶえさんは、透析期間の苦しみが大きかったこともあり、移植成功後の生活は素晴らしいものであり、とくにのぶえさんの場合は、透析時も歌手活動を続けていたが、唄いながら喉が渇くためにかなりのご苦労があったが、術後は喉が渇くこともなくなったので、今後も歌手活動を一生懸命続けていきたいとコメントされていました。
移植医療の素晴らしさを得意の話術でとうとうと述べられ、実に感銘すべき体験談でありました。
最後に会場のシンポ参加者のために、松原のぶえさんが移植後歌手活動再開後に発表された新たなジャンルの新曲「夢の星屑」など2曲が披露されました。
今回のシンポは、ひと味もふた味も味の濃い実り多き公開講座でありました。
それにしても、松原のぶえさんが移植医療の普及活動のため、一患者としてご参加頂いたことにも感銘を受けた次第です。

台風が教えてくれた写真

2009-10-08 19:17:49 | 木の葉



台風18号が寝ている間に通り過ぎました。
朝の通勤道に、余り見かけない落ち葉が道一杯に散らばっていました。
杉の葉の落ち葉なのです。
普段見かける杉は、緑の濃い木立が並んでいるのに、こんなに色付いているなどは、想像だにしませんでした。
樹木達も人知れず、生え替わるなど生の営みがあったんです。
台風が教えてくれた写真でした。

秋桜 

2009-10-07 23:34:09 | 



コスモスの花は、赤やピンクが多く魅力的な花です。
けれども、いつでもロボットのように花茎とともに風になびき、無表情感があって、ひたすら空とだけ会話しているような孤独感を連想してしまいます。
ゆらゆらと風にそよぐ寂しげなコスモスは、多くの人々を惹きつけて止まないのです。
私は"いい日旅立ち"を連想してしまいます。

美しい秋雲

2009-10-04 20:39:15 | 風景









空が美しい季節は、何と言っても秋空です。
穏やかで優しい鰯雲や嵐の前ぶれみたいな激しい雲が見られるのは秋の空です。
秋空は飽きることが無く、雲の流れをじっくりと追いかけることがままあります。
雲を追いかけながら、自らの生き様を、今は亡き親たちに見透かされているような焦燥感にとらわれてしまうことがあります。
人生そろそろ黄昏時なのに、まだ頑張る頑張ねばと、つい誓いたくなるのも秋雲なのです。

枯れ葉を持て成す

2009-10-03 23:44:43 | 木の葉















役目を果たした柿の葉が、鮮やかに色づいて落ち葉となりました。
その鮮やかさに心惹かれてしまいました。
そして、彼葉たちを心ゆくまで持て成してあげました。
やがてクロロフィルやカロチノイドやアントシアニン、そしてフラボノイドなどの鮮やかな色素は消滅して土に帰ることになります。
今年は柿が不作であつた分、残った色素が葉っぱに現れたのかも知れません。


実りの秋

2009-10-01 23:15:50 | 果実







30年頃は、誰もが競って食べたアケビです。
しかし、飽食時代を生きる若者たちは、アケビには見向きもしません。
私の年代の人たちは、こんなアケビを見つけたら、懐かしさだけでつい手が出てしまいます。
子どもの頃は美味しいと感じたものですが、今時は昔ほど美味しく感じられません。
ところが今年のは、意外なほど甘くて美味しいでした。
雨が少なかったためでしょうか。
写真上は9/28に、下は8/21に撮ったものです。