AOBATO'S PHOTO

花や鳥たちの美しさや可愛らしい仕草などを写真に修めようと奮闘中です。

梅花アップ

2009-03-15 21:36:18 | 


春のイメージが、あまりにも桜をメジャー感覚にしています。
けれども、そのことは日本人総意の思いなのかも知れません。
されど、梅花の質素な可憐さも見逃す訳には生きません。
ソメイヨシノは、花の美しさだけを私たちに与えてくれます。
梅は、私たちの生活の中にあって、酸いも甘いも健康も与えてくれているのです。

春なのに

2009-03-13 07:04:50 | 


春なのにと浮かれそうになっていた昨日の朝は雪でした。
浮かれて咲き始めた梅の花びらに、小雪が舞って悪戯していました。
見るものが見れば、とても美しい取り合わせです。
それでも梅たちは、気温が上がってくれるまではと平気で堪えていました。
そうなれば、人ではなく、蜜蜂たちを心待ちしているのです。



猫も安眠

2009-03-12 00:21:08 | 


夜行性でもある猫たちは、昼間は日だまりや暖のあるところでくつろいでいます。
内の職場の猫たちは、どちらかと言えばくつろぎ過ぎ!
人が居ようが居まいがお構いなしで安眠中になのです。
だけど、決して怠け者ではないのです。
夜間になれば、必至の暮らしがあるのですから、それに備えているのです。
私の仲間たちも、昼休みの僅か20分間を安眠して仕事に備えています。
その時間、私はこんな写真撮ったりで休む暇もないのですが、撮る瞬間が至福の瞬間でもあるのです。

焼酎蒸留蔵を初見学

2009-03-10 00:03:55 | 料理など

私は、二十歳の頃から焼酎党なのです。
生まれた時から、大人たちが焼酎を飲んで騒いでいる雰囲気の中で育ち、その匂いは今でも意識の中にあります。
ブームになるずーと以前より、楽しくよく呑むが田舎の鹿児島にも聞こえ、盆暮れや土産物となれば、箱詰めの焼酎でした。
田舎を離れて関西暮らしで生涯を終えようとしていますが、その間、それらを一本ずつ並べてコレクションしました。
今回、1年ぶりに帰省しました。
帰省時に集ういつもの店で、写真の焼酎蔵の社長伊勢吉どんと盃を酌み交わしました。
彼は、高校の一つ後輩だとして、その翌日無理を言って、蔵を見学させて貰いました。
サツマイモを切断して茹でるオートメーション装置やフロアに並ぶ発酵用のカメ、5,000リットルの蒸留タンクが10数個、焼酎を寝かせるカメなど、今は製造のオフシーズンでしたが、日頃お湯割りする焼酎の製造過程が目の当たりにあり、見るものの全てが圧巻でした。
3年前の川内川の水害では大きな被害を受けたとのことでありましたが、今ではすっかり立ち直り、ブームの影響を受けて、最新の大きな蔵も稼働していました。
お世話になったこともあり、この蔵の写真を貼り付けてみました。








神の湯 紫尾温泉

2009-03-07 22:13:13 | 風景


神の湯とも呼ばれている紫尾温泉には、紫尾神社を背景に幾つかの出湯があります。
紫尾温泉に一度入れば、他所の湯が頼りなく感じてしまいます。
近くにある温泉街の宿泊客もホテルの浴衣姿で、紫尾の湯に出掛けている姿を見かけます。
例外に洩れなく私もその一人なのです。
湯温が高く、最も高い湯壺は58℃で、三段階の湯壺があります。
足腰が弱いのに効能があると言います。
私は、この湯への入浴感が素晴らしく、全国を廻り温泉に入りますが、そのたびに紫尾湯と比べてしまいます。
硫黄泉の滑り感などは、体験したものでなければ味わえない満足感があります。
湯上がり後の身体の火照り感も素晴らしく、冬場でも寒さを忘れさせてくれます。
日本有数のいい湯だと確信しています。
紫尾温泉は行き止まりの山里で、ひなびた感じが素晴らしいロケーションとなっています。
写真は、紫尾神社に並設された地元紫尾区民の共同風呂ですが、まさしく神の湯の趣があり誰でも入浴できます。
ホテルや旅館もあります。




身体に良いと言うことで、地元の人たちは、20Lのポリタンク数個を車で運び、満タンにして持ち帰り、自宅の風呂に入れる習慣があって、そのために温泉水の蛇口が整えてあります。
この湯を炊飯器に入れてご飯を炊いているというご婦人にも会いました。




ここでも、例外に洩れなく足湯の設備が出来ていました。
最近出来たようです。
これも人気のようでした。
鹿児島を旅する時には、足を運んでみてください。
そして、隣にある売店で、田舎豆腐に甘口の醤油を掛けてそのまま頂いてみてください。
ひとしきり感動することになります。

神社の椿

2009-03-06 18:39:50 | 



北薩の代表する霊峰紫尾山があります。
鹿児島では、毎年最初に冠雪を見る山です。
その山懐に紫尾神社があります。
この神社に初詣せねば正月気分を味わえないという地元民で、元日は大層賑わうそうです。
その紫尾神社の境内に、霊験新かな美しい椿が咲いていました。
神社らしからぬ派手な感じもしましたが、綺麗は綺麗!




純白無垢な椿

2009-03-05 23:30:35 | 


植物園であれば、個々の花々にはその名称が名盤に記されていますが、民家の場合にはそれらはありませんでした。
名前はなくても、純白無垢に咲いている花々には、心惹かれる魅力があります。
昔からそれらの品種はありますが、民家で見ることは余りありませんでした。
今では、こだわることなく、様々な色の品種が安価で販売されています。
田舎の民家は、庭と菜園などの境目が何処なのかと思わせるほど広い屋敷が多いため、椿や桜が幅をきかせています。
だから、故郷は心豊かに迎えてくれるのかも知れません。

鮮やかなり紅白椿

2009-03-04 22:40:36 | 


機会を得て、鹿児島で親戚廻りをしました。
何処の家にも、昔は見たことの無かった鮮やかな椿の交配種が咲き乱れていました。
昨春は植物園の椿を取らせて頂き、ブログにも貼り付けましたが、正しく植物園の椿に比較しても遜色のない素晴らしい咲きぶりでした。
以前は、予期せぬ中で、ぽつりと花が落下するので、椿を好まない地方でしたが、今では、その様な地域でも、すっかり市民権を得ていました。
趣味家には、昔から伝統園芸種として椿は好まれてきています。
花弁が大きく、おおらかで色彩も多彩で、私は写真のように些かの悩ましさを露わにした椿の花々に惹起を覚えるのです。