H25.11.24は、嵐山周辺は最高の人出でした。
数多ある京の紅葉の名所は、どこも同様の人出であったことでしょう。
私の紅葉刈りは、台風災害を受けた嵐山に矛先が向きました。
JR嵯峨嵐山駅から嵐山へ向かうと、天龍寺の山門前に出ました。
そのまま天龍寺に入ると参拝券を求める内外の観光客の列に足止めされましたが、周囲のカエデはどれも色鮮やかに色づいていました。
本堂から嵐山を覗く池の周囲の紅葉は見事でした。
昼時とあって、境内の精進料理「篩月」の迷子になるような複雑に配置された多くの間数の和室の赤絨毯に正座しながら、お昼を頂きました。
工夫を凝らされた豆腐料理など10品の料理をぺろりと頂き、新たな経験を胃袋に納め、最後は雲龍図を仰ぎ、山門を出て天龍寺通りに出ました。
凄い人出でした。人混みに押されるように、渡月橋に向かいました。
嵐山の商店街では、災害のために観光客の減少を危惧されていましたが、むしろいつもの年より混雑するほどでした。
渡月橋は往きは左、戻りは右側の一方通行で、身動き取れない列の流れで往復しました。
好天に恵まれて、アベックさんはボートも下流の河岸も過去にないうらやましい光景でした。
感謝することが一つありました。休暇返上のお巡りさん達です。心地よく嵐山の紅葉狩りが出来ました。