昔は日本各地に、エビネの原種がありました。
今では、その大部分が絶滅危惧種となっています。
関東のエビネで知られるニオイエビネは、伊豆7島が自生地でした。
ニオイエビネはその名の通り、素晴らしい香りを発散します。
受粉してくれる虫たちを呼ぶためです。
人はそれを、人のためと勘違いして乱獲しました。
今では、それらの交配種が数多く作出されています。
2枚の写真もその交配種です。
ニオイだけではなく、素晴らしい色彩にも魅力を感じます。
エビネの花を目の当たりにしますと、もうすっかりとりこになってしまいます。