ブリコルールの日々

キャッチし、発信するアンテナ。ANTENNE アンテーヌ 芦屋・宝塚・三田よりのレアで@な情報発信基地より

茶葉の効能 神戸住吉「茶芸館 甜 (てん)」

2013-12-13 20:07:00 | 美味しいお店

全国で一番、平均寿命が長い都道府県をご存知でしょうか? 

 





先日の長崎巡礼で、お知り合いになりました野元さんから、たくさん野菜や貴重な蜂蜜が送られてきました。



養蜂家であり、有機の自然農法で野菜を作っておられ、なおかつ郵便局にお勤めというたいへん個性的で、興味深い方です。野元さんこと、のもっちゃんのお話は、後日、詳しく。


お言伝があり、お届け物を湯川さんに届けるついでに、ランチをという運びになりました。これに、行政書士のK浦さんも合流。

湯川さん、ご推薦の住吉にあります中国茶葉と飲茶のお店、「茶芸館 甜 (てん)」さんにお邪魔させていただきました。

 

 


御影、住吉あたりは奥が深い。様々な分野でがんばっておられる方々が、お店を出されておられます。



訪れた、このお店の特色は、何といっても、ご主人の宮田さんが台湾で自ら学び、広めていきたいと、がんばっておられる「お茶」の技術。

今年の2月、社員旅行で行かせていただきました台湾で、やはりお茶の勉強会を受講しました。

 

http://blog.goo.ne.jp/antenne_navi/e/d2f6bf497291b9efb3f00d7481f13a35

 



お茶の世界は、本当に奥が深い。煎れ方、茶器の使い方もさることながら、茶葉の質が大切だそうです。

 

飲まれるお客様の気分に合わせて、茶葉を選んでくださいます。この日のご推薦茶葉は、「木柵鉄観音」と「梨山高山茶」。

前者は、烏龍茶のなかの最高峰で台湾北部、樟湖山栽培のもので、香ばしさが特徴。

高山茶の方は、標高1500~2600mの台湾中央山脈の梨山に点在する茶畑で栽培され、生産量の少なさから、やはり貴重な茶葉。上品な香りと味わいが特徴だそうです。

 



その出処を最大限に生かして、香りや効能を、もっと楽しんで欲しいという想いが、その話ぶりや表情に満ち満ちています。薬膳としての、茶の効用には、計り知れないものがある。お茶の消費量が一番多い静岡県の方々の平均寿命が、日本一であることが、何よりの証明かと。


一番茶を煎れてきてくださり、お湯を足しての二番茶、三番茶の煎れ方を教えてくださいます。


やはり、香りが格段に違う。「湿度が高い日で、それほど香りがたたないです」というお話でしたが、それでも・・。

 

 



飲茶も、手間暇をかけ、丁寧に作られたことが、皮の部分の一口でわかります。味付けがしてあり、なにもつけずに食べてくださいとのこと。



蒸篭で、蒸したての小籠包、海老餃子、肉とヒジキの焼売。

透けて見えそうに薄く柔らかい皮。溢れだす肉汁。

どれも、上品でクリアなお味。出汁の質が、素晴らしい。

 

 

 

 

後で、お聞きしましたら、干し椎茸や野菜からだした旨味が凝縮されたお出汁だそうです。

クリアさは、そのあたりから。

 

 

 

 

 

こちらは、春巻きとゴマ団子、かぼちゃの種とサンザシ。

油が新しく、爽やかな後味。団子の餡は、柚子風味の白あん。

 

肉まん。添加物などを使わず、具と豚肉のみの餡は中で縮んでしまうそうです。あつあつだ。

 

 

 

メインは、蓮の葉包みご飯、中華粥、汁そばの3つから選ぶかたち。

全員、湯川さんお薦めの汁そばに。これが、素晴らしく深いお味。

卵の練り込まれし麺は、細みのちぢれ麺。

 

 

 

具は焦しネギ油と生姜のみ。スープのクリアさと油のバランスが絶妙。これには、K浦さんもうなずくことしきり。

全員、スープまでしっかり飲み干しました。

 

デザートの、クルミ豆腐。ほんのり甘く、やさしい。

 

 

 

 

最後に、貴重な紅茶の茶葉の味見をさせていただきました。

 

 

 

香りの高貴さは、言葉がみつかりません。

 

 

料理の一つ一つに細やかな思いを感じる美味しさ。

でも、一番美味しいのは、一心不乱に説明をされるご主人、宮田さんのお話かもしれません。


 

 

 

◆茶芸館 甜 (てん)

 

 

 
ジャンル

中国茶専門店、飲茶・点心、中華粥

TEL・予約

078-857-1867

 

予約可
住所

兵庫県神戸市東灘区住吉東町4-6-16 りりぱっとはうす

 

★現在、ランチとティータイムのみの営業だそうです。お間違えなきよう。



 



 

 

 

 

 

 


これは、優れものだ SONO

2013-12-12 21:38:51 | ひとりごと

「必要は、発明の母である」とは昔からよく聞く言葉だ。

 

 

世界の先進国の首都は、ほとんどが四季が移り変わる、温暖な地域にある。NY、パリ、ロンドン、ローマ、ベルリン、キャンベラ、北京、そして東京。


赤道直下の暑さは、働く意欲を失わせるし、アラスカやシベリアでは諦めてしまうだろう。つまり、寒ければ、なんとか暖かくしようと努力し、暑ければ、できるだけ涼しく快適に暮らせるよう、創意工夫を続けることが、繁栄を呼ぶということかもしれない。人間以外の生き物には迷惑な話だし、大気汚染や放射能汚染みたいな弊害も生むし、必要のない、余計なものも生む可能性も否定はできませんが・・・。

 

得てして、それはプラスの方向、足し算であることが、多いように思う。

考えてみれば、マイナスの方向、引き算でも、掃除機とか、ろ過装置とか空気清浄機とか放射能を遮断する防護壁など、たくさん出てきそうです・・

 

前置きが長くて申し訳ありません。

 

 

最近、友人のFacebookでの書き込みで知った、本体わずか10cmほどの、この小さな製品にはちょっと驚かされました。


 


 

オーストラリアの工業デザイナー・Rudolf Stefanichが開発したSonoは、窓へ取り付けるだけで外部の騒音をシャットアウト、室内を静寂にできるというのです。


 


 

それだけではなく、聴きたい音だけを選別する機能も付いています。


 

 

どういうことか、まずこの動画をご覧ください ↓

 

http://youtu.be/Mv6sBuwzLhk

 

 


 

まだ、実用製品化されていませんが、あのダイソンも認めた製品だそうです。

 

実用化されれば、一家に一台、いや、一部屋に一個の必需品。

 

 

 

 

大ヒットは、間違いない。

 



 

 


 

仕組みは理解できていませんが、

 

これは、ぜひ欲しいですね。

 

 

 


お片づけ市  雑貨屋 「ben:chi」

2013-12-11 10:53:04 | 愛用品

芦屋のオブリコルールから、歩いて1分。

 

またまた、灯台もと暗しである。

ただ、このお店は、まさに隠れ家と呼ぶにふさわしい。

知っていなければ、偶然が幾つも重ならない限り、ドアを開けることはないかと・・。

 

 

 

 

看板があるだけで、とても雑貨屋さんが奥にあるとは思えない。阪神電車からは、何かお店らしきものがあるなということはわかっても、探してまで訪れる方は、かなりのマニアか、私のようなもの好き(失礼)だけかもしれません。

 

 

 

それも、OPENしている期間が少ない。不定休で、この期間だけ開けますとというスタンス。やっていけるところがスゴイ。

 

写真でご覧いただく通り、かなりなエッジ度、コアな空間。

 

 

 

基本は、ちょっと忘れ去られたようなアンテークな品を販売され、デッドストックな器具や部品などを、リペア&改造して照明器具や時計を作って展示販売されているというコンテンツ。

 

 

これはという面白い品が何点かありましたが、この日は、ストロベリーフィールズのドライフラワーを3点購入。

 

 

 

 

 

サロンに戻ってから、先日、とうたす陶芸展で購入させていただいたブラワ―オブジェに、投げ込んでみました。

 

 

 

 

とにもかくにも、ご自身の目でお確かめくださるのが早道かと。

芦屋のオブリコルールの帰りにフラリ。

OPENの予定を下記に。

 

 

苦楽園anjicoさん、先日、書かせていただいた「ウーバレゴーデン」さんとも交流がおありのようです。

 

 

◆雑貨屋 「ben:chi」  +関連イベント         http://www.ben-chi.net/

2013年10回目&2014年1回目、OPENのお知らせ

「お片づけ市」 12/25(水)~1/5(日) 11:00~19:00 (# 12/31~1/3は、13:00~18:00)

 

「うつわに寄り添う」 88/90  Products 2014/1/15(水)~26(日) @ anjico

 

「雪どけ市」    2014/2/20(木)~2/23(日) @ ウーバレゴーデン 

             2/23(日)最終日には、朝市あり 

                    ben:chiさんは、ワークショップも行われます。

 

 

 

 


時間を支配すること

2013-12-10 10:59:28 | 合気道

夜半に目覚める。

天の怒りが炸裂するかのごとく、すごい雷鳴。

冬の嵐だ。

 

 

暗闇の外に出ると、すでに雨は小ぶりになっている。

御影、住吉、朝稽古。合気道の朝は早い。

 

 

 

 

 

 

正面打ちからの技の展開。四方投げ、入り身投げ、一教、二教、三教と続いていく。

 

ウケ(攻撃を仕掛ける側)で、トリから技をかけられる。このあたり、言葉で説明しようとすると、ややこしく感じられるかもしれません。

合気道では、自らが技をかけることはない。攻撃してくる相手から、自身を守る護身術であるゆえ、試合という概念がないのです。

禍を、あらかじめ感知して、踵を返して、それを避ける。

道場は稽古の場、道場の外が本番。合気道の稽古で学んだことを活かすのは、人生という本番であるということです。

 

 

 

 

畳の上で受け身を取り、立ち上がろうとすると、隣で投げられた人とぶつかりそうになる。

こんな日は注意が必要だ。

自身の身体の調子や切れが、いまひとつよくなかったり、タイミングが気持ち、遅れているというサインだと考えるからです。

 

 

道場の畳周りに全員が円に正座し、目前での、内田先生より技の説明を交えながらの模範試技。技の全容を、拝見しながら見取稽古をさせていただく。その説明が、独特だ。私のような初心の者にもわかるように、噛み砕いた比喩による説明。

 

今朝のテーマは「先を取り、時間を支配すること」

 

攻撃してこようとする相手の手からは、みえない触手のようなものが延びていて、その剣気のような触手に技をかけるのだと・・

 

一瞬、相手に先んじて、足を運び、逆に技をかける。そうすることで、相手に触れないでも、技はかかる。攻撃しようとした相手が、気付いた時には、すでにすべては終わっているということです。仕掛けられるのを待つのではなく、先んじて、相手の攻撃をかわし、入り身に入って、相手を自在にコントロールできるのです。

 

お話の中でのエピソード:

 

内田先生が、K1ファイターの武蔵さんと対談された際に、「強烈なパンチを、顔面に食らったとき、どのように処理されているのですか?」とお尋ねになられたそうだ。武蔵さんは、即答で「時間軸をずらすのです」と返されたそうだ。

パンチを受けて痛い。痛いが、それを過去のものにしてしまう。

感じたころには、すでに処理を終えている。痛さを感じるより先に、次の一手を打っているということにほかなりません。

 

例えとして、政治家の小沢一郎氏のことも、お話の中に。

記者に囲まれてインタビューを受け、質問に答える間際に小沢氏は、「・・・だ・か・ら、」と時間軸を、あらかじめ、ずらして話し出すそうである。そんなことは、過去に話しているので、勉強し直してこいというスタンスを、まわりに最初から決定付けてしまう。なるほど。

 

 

稽古の後は、何故だか、すごく気持ちがいい。

芯から、じんわりと輝く光の玉が生じたかのごとく、身体が温かくなる。

もつれて、絡まっていた糸がハラハラと解けてしまうようにである。

 

 

呼吸法の恩恵か、その朝日のごとくの清々しさゆえに、また目ざまし時計をセットするのです。

 

 

 

最後に、内田樹師範の書かれた文章を、一文、引用させていただきます。

 

「失敗の効用」 

「習い事のすばらしいところは、稽古で失敗しても、それで職を失ったり、会社に迷惑をかけたり、人生に大きな禍根を与えないことである。つまり伸びやかに 失敗をし学ぶことが出来る安全な場であり、そこでの経験を自分の人生や本業に活かすことが出来る、それが習い事・稽古事のすばらしいところである。」

 

 


ターニング・ポイントの最中で

2013-12-09 07:13:59 | ひとりごと

いつだって地球は回りながら、広大な宇宙を旅し続けている。

 

 

驚くなかれ、その速度は、太陽に対する地球の自転周期が約86 400秒、赤道上でのスピードは1674.4 km/h(Wikipediaより)だそうである。

 

 

 

ちなみに、回転方向は東向きであり、地軸の北方向を正とすると右手回りである。北極星からは反時計回りに見えるそうだ。

 

 

しかし、地球号という宇宙船に乗っている我々には、その恐ろしいほどの速度は、まったく自覚がない。

 

 

 

 

同じく、時代の変革の最中にあっても、日々の生活に追われ、それを自覚するのは、かなりの時間がたってからということがほとんどであるように思う。

 

18世紀後半、石炭による蒸気機関が発明され、鉄道による大量輸送が可能となり、工業化が進み、それが電気・石油へと移行、車、航空機により、さらに速度上げ続け、原子力へと・・。

 

大航海時代以降、植民地と市場を確保できていた先進諸国が、覇権国家として強大なアドバンテージで、世界システムを永らく牛耳ってきた。が、20世紀末、IT革命とともに、技術を含めた情報が、無秩序に世界中に拡散、大きくイデオロギーを含め、牛耳ってきたはずのインドや中国を中心とした発展途上の国々の台頭を可能にしていく。

 

いまや、先進国のアドバンテージは揺るぎ、その立場は逆転しつつある。

 

経済力・軍事力を楯に、その勢力をさらに拡大しようとしていることはご存じの通り。

 

 

話を元に戻そう。

 

15年ほど前、ノストラダムスの予言やPCの2000年問題で揺れていたころ、これほどにネットが世界に普及し、小学生でさえも、簡単に世界につながってしまう世界を想像し得ていただろうか?その進化はとどまることを知らず、この一瞬もその速度を加速している。

 

 

恐ろしいほどの速度で進行する変化の最中にありながら、われわれは、それをはっきりと自覚できてはいない。

 

いまこそ、全体を俯瞰し、見渡しておぼろげながらでも理解しておくこと。

 

 

そして、できることを行動に移すべき・・・なのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


スタイリスト昇格試験  にっしゃん編 2、3

2013-12-08 13:40:09 | ビューティ

前後しますが、土曜日、芦屋で3回目にあたるスタイリスト昇格試験を、私と田内、佐竹で行わせていただきました。

 

 

 

 

2回目は、私、辻、田内が担当でしたが、第1回と同じく、生えクセと、髪の癖の強いモデルさんで、残念ながら不合格。

結論から申しますと、3回目も合格は出せませんでした。

 

 

髪には、1本、1本、ここに落ち着きたいと決めている場所があります。

髪の弾力、本来持っているウエーブ、根元にかかる重さ、引力の要因が、その収まる位置を決めるのです。

 

 

 

 

基本的に、お客様はシャンプーして乾かされる際に、ただ単にドライヤーで風を送り乾かされるだけです。

根元にボリュームを出そうとされたり、前髪のシェイプ、分け目を変えたりのことはなさいますが、ただ乾かしただけでスタイルが決まるためには、髪の毛が決めた定位置でカットしてあげなければ、どこかがハネたり、凹んだり、出っ張ったりして、スタイルになりません。

 

 

 

これがすなわち、「クセを読む」ということに他なりません。

ブローの上手な子ほど、ブローの技術で自分が納めたいところに無理やり収めてしまう。髪の毛の気持ちを無視するわけです。

サロンを出る際には、うまく収まって見えても、ご自宅でシャンプーして乾かしみると、うまく収まらないし、スタイルが決まらない。

結果、サロンを離れていってしまわれます。

 

結果発表を聞いて、涙ぐむ西田さんでしたが、不完全なまま合格すれば、のちのち、何人ものお客様にご迷惑をおかけしてしまうことになります。接客中、お話も盛り上がり、うまくカットしたはずなのに、二度とそのお客様に出会うことのないことが続く。

ようやく、その壁に気付き、長く悩む日々が始まるのです。

 

 

 

 

 

自分自身で結果に納得、満足して、晴れてスタイリストに昇格して欲しい。

 

それが、「お客様に支持されるスタイリスト」への1番の近道であると確信するからです。

一日も早く、スタイリストに上がって欲しいと、私も、佐竹、田内、辻、上見のディレクター陣も思いは同じ。

 

ここが踏ん張りどころです。

がんばれ、にっしゃん!

 

 

 

 

 

 


Everything But The Girl  「The Language of Life」

2013-12-07 17:55:45 | 音楽

朝から、税理士のF田さん、K藤さんにお越し願い、月例会。




そのあと、南口OPERAへ。



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店先のガーデニングが、植えかえられていた。シクラメンの控えめな赤紫のグラデーションがクリスマスが近いことをあらためて。アルモニカさん、いつもありがとうございます。

ドアにもリースが。これは私が、山本のアイアイパークで買ってきて、渡していたもの。日本国中、冠婚葬祭により、仏教徒やキリスト教徒に早変わりというのも、どうなんだろう。「罪の文化」と「恥の文化」。欧米と日本の捉え方の違いを考えてしまう。



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奥の壁にも、いい感じにナチュラルな質感のリースが掛けてある。



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お店の中では、クリスマスソングが流れている。




長年、音楽を聴いていますと、この時期、無性に聴きたくなるヴォーカルや楽曲があります。
その基準をあげると、メロディや歌詞の内容はもちろんですが、最終的に「誰だかすぐにわかる声質」というのが1番でしょうか。

早朝に、後ろで流れていたのは、これ↓



http://youtu.be/W4ehdgvOYQI



トレイシーの声は、倍音が拡がり、心に残る。ベンのコーラスも控えめでいい感じ。
トレイシーは、すでに音楽活動を再開。
しかし、ベンと再度、EBTGを結成していくつもりはないとのこと・・。


大好きな曲をもう1曲、「The Language of Life」

 

 

http://www.youtube.com/watch?v=7Z3rruIOqmU&feature=share&list=RDW4ehdgvOYQI&index=2


マーカス・ミラーがベースだったかな、A & Mの名プロデューサー、トミー・リピューマのもと、オマー・ハキム、マイケル・ブレッカージョー・サンプルスタン・ゲッツジャズフュージョン界の名だたるミュージシャンを迎え、ロサンゼルスで録音されました。マイケル・ブレッカースタン・ゲッツはすでに他界。ジョー・サンプルピアノソロが、泣ける一枚です。





◆先日、お知らせしましたウインターキャンペーンが開始。けん玉で、プレゼントをゲットしていただこうという企画。けん玉は、いま、アメリカで大流行の兆しらしい。資生堂やクオレの商品をご用意してお待ちしております。http://blog.goo.ne.jp/antenne_navi/e/f5c604f013d6d0e36556a3b40158fd7c


◆Everything But The Girlエヴリシング・バット・ザ・ガールEverything But the Girl: EBTG)は、イギリスの2人組音楽バンドである。ネオ・アコースティックの代表的なバンドとして知られる。デビュー当時はアコースティックを基調としたシンプルなサウンドであったが、キャリア中期からエレクトリックサウンドを大々的に取り入れ、クラブシーンでも知られるようになる。

 


「結界」としての空間 西宮酒蔵通り 「ウーバレゴーデン」

2013-12-06 09:03:23 | 美味しいお店

 

あまり人に知られて欲しくない、大切にしたいお店というものがある。













私自身、そんなお店を目指して、サロンを立ち上げたはずなのだが・・。

 

 

 





まだ遠く及ばない自身を振り返り、初心を忘れずに、襟を正し、あらためて、そんな空間を作りたいと切に願うのだ。





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そのような空間を維持していくには・・ドアを開ける側にも、覚悟のようなものがいるように思う。



コンセプトや成り立ちに共感し、その空間の持つ雰囲気を失って欲しくないと願うからだ。



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「採算」とか「生産性」という言葉から、遠く離れていなければ、それを維持することは難しい。

ネット社会の荒波にさらされ、大挙して人が訪れたなら、守れない結界の園。





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そんな結界は、西宮の酒蔵通り、スウェーデン語を使ったロゴ、「ウーバレゴーデン」という名を冠して、確かに存在します。店名は、スウェーデン語で「庭を越えたところに」という意味です。

 

 

 



お店の前庭を越えたところに素敵な食空間と美味しい料理がありますという思いを込めて付けられし、そのコンセプトが、北欧の人の暮らしやもの作りの考え方に似ていたので、スウェーデン語の名前になったそうである。

 

自然の滋味を生かしたお味。地産地消を目指し、兵庫県下の農家さんから「無農薬・無化学肥料栽培」にこだわった新鮮野菜をサラダにした ↓ シャキ、シャキな歯ごたえ ♪



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「ウーバレゴーデン」のキーワードは、「シンプル」「モダン」「ナチュラル」・・




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明石蛸とホウレンソウのペペロンチーノ ↑

 

 

 

かぼちゃとトマトのクリームパスタ  ↓

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しかし、そんな単純な言葉では表現できない想いを感じるのは私だけでないだろう。

それは、たくさんの人たちが、想いをひとつにしてコツコツと積み上げることで、はじめて結実する。











その外観から視てとれるとおり、コンテンツにおいても、自ら、しっかりとコードを敷き、仕入れからこだわり抜いたレシピと料理、使われている食器、カラトリー、家具にいたるまで、隙が見当たらない。



f:id:autres:20131130133400j:image 自家製、モチモチのパン

f:id:autres:20131130140709j:image デザートも、自家製


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このあたりは、私が書かせていただくよりも、こちらを見て、読んでいただく方がよいだろう。



http://www.ugi.jp/concepts/collabo.html



身をおくと、ずっと佇んでいたくなる衝動、静かに胸に宿るやすらぎ、そっと控えめに背筋を伸ばすことを促してくる。

 

 

 

 

 








大切な時間のため、大切な人と訪れていただきたい・・そんなレストランです。






◆ウーバレゴーデン

http://www.ugi.jp/

〒662-0921 西宮市用海町4-36
TEL 0798-32-2567
FAX 0798-32-2583



【営業時間】
LUNCH 平日 11:30-15:00 (L.O14:00)/土・日・祝 11:30-15:30 (L.O14:30)
DINNER 17:30-22:00 (L.O21:00)
定休日 水曜日/第1・3木曜日




映画「遠足」 鑑賞

2013-12-04 04:56:06 | MOVIE

少し前、シネマ部にて映画「遠足」を鑑賞しました。

 

 

感想をすぐに書くつもりでしたが、かなり濃い内容のために、なかなか書き出せませんでした。

その理由は、最後に・・。

 

 

 

 

 

 

日本人女性の監督、五十嵐久美子さんのドキュメンタリー作品です。

オーストリア、ウィーン郊外のグギング村の精神科病院の敷地内、”芸術家の家”と呼ばれる施設があります。こころに病をもちながらも、独創的な芸術才能を開花させた10人の画家の日常を追い、共同生活している映像をフィルムに収めたものです。

 

 

 

 

頭と胴体だけの人を描くチルトナーさん、エロティックな恋物語を描くコーレッツさん、母親の絵を壁や天井に書き続けるヴェラさん、空間恐怖症でとても緻密な絵を書き込むガルバーさんたちなど。

 

 

 

 

かれらは、施設のホームから出かけることを「遠足」と呼んでいるのです。一日に3枚だけ、当たったことのない宝くじを買いに出かけたり、恋人との年二回のデート、母の墓参りに行くなどで、外出するわけです。

フィルムは、ひとりひとりの日常をフォーカスして撮影されていきます。

 

元医師だったレオ・ナプラディル博士が、患者たちの描いた芸術的に優れた作品に注目したのがきっかけとなり、博士は熱心に指導を続け、'最初の展覧会で世界の注目を集めるようになったそうで、今では彼らの描く作品には高値が付き、アーティストたちは、自分の作品を売りつつ自活できるまでに・・。



 

そんなある日、チェコのプラハで行われる彼らの展覧会のため、代表の5人がクルマに乗って「長い遠足』出かけることになります。

 

現地、来場者の絵画の評判は、それぞれ様々ですが、彼らにはそんなことはどうでもよいこと。彼らの楽しみは観光だけ・・。滞在を終え、ホームに帰った彼らは、再び繰り返されるルーティンの中、幸福な創作活動を再開していきます(後半、テロップで、すでにこの世を去った画家たちの紹介が流れます)。

 

 

彼らの喜びが、どこにあるのか?インプットがほとんどなく、アウトプット(作品を描くだけ)するだけで本当に満足なのか?

鑑賞後の討論では、ほかにも様々な意見が噴出。どこまでの自由が保障され、どのように選出されているのか。個体差はあるだろうが、どこまでの管理(薬や医療)が行われ、この施設の管理は、国が行っているのか、それとも民間か・・。

 

出品・担当のT川さんのお話では、 ヨーロッパの水準からするとそれほど高級な施設でもなく、生活レベルも低い方だと。空間の広さは確保されているものの、確かに贅沢なものは皆無。食事も、個人の好みを尊重している程度で粗末な感じでした。

 

実は、シネマ部が始まる前、たまたま、自身の母親をお願いしている施設に行ってきたばかり。施設での実際の生活や、看護にあたられる方たちを目の当たりにしてきたばかりでしたので、考えさせられることばかり・・。

もちろん、自分自身の老後も含め、様々な思いが頭をよぎります。特殊な才能を持たない私が、痴呆になったらどんな生活になるだろうか・・・他人事では済まされませんね。幸せのあり方を、切実に考えさせられました。

 

人間は、自分自身が好きなことを、全うできること、ただそれだけで幸福なのか・・・。

 

 

今回、担当のともちゃん先生(T川さん)は、大学で教鞭をとられています。

ご専門は、表象文化。ご自身でも、パフォーマンスとしてコスプレを授業で披露されるなど、自己表現方法についてはご専門の女性。

 

貴重な作品を、ありがとうございました。

 

 

◆「遠足 Der Ausflug」(ドキュメンタリー・ジャパン)


86分/カラー/ドル美^/4:3LB
日:デジタルメディアエンタテイメント&ドキュメンタリー・ジャパン
製作年:1999
監督:五十嵐久美子
撮影:山崎裕
音楽:近藤等則
出演:アウグスト・バッラ/オスバルト・チルトナーほか

 

 


のんびりパスタで、悩む幸せ

2013-12-03 18:53:23 | おいしいレシピ

早朝5時、起きてから、ベッドで腰を伸ばす。準備して外にでると、肌寒い。

 

星が見えるほどに、外は、まだ暗い。

御影、住吉、朝稽古。凱風館、合気道の朝。

 

 




両手取りから、自身の身体の重さで、相手の体勢を崩してからの技の展開。

ボールを抱いたように円を描く両手、指先、肘、膝、足の親指の線を意識。股関節と、肘を繋ぐ意識で体感が、格段に良くなるとのご指導。

上半身と、足さばきが違うパターンだと、途端に戸惑いが・・。

もっと練習が必要です。

 

 



帰宅してから、ワンコの散歩とご飯。その後、昨夜の宴で疲れていたのか、二度寝して爆睡。




起きたら、昼過ぎ。小腹が空いたので、先日の長崎巡礼の際、買って帰った「マルク・マリー・ド・ロ神父」の長崎スパゲチィーを茹でることにする。

 

冷蔵庫を覗いて、どんなパスタにするか思案。休日の楽しみのひとつかな。

 

決定したレシピは、生ハムと舞茸のクリームパスタ。

ドロ様パスタの麺が、平打ち、モチモチで、超美味しい。


 

 

 

 

材料は、一人前

パスタ80gを、塩をしっかり入れてアルデンテに。茹であげる直前に、舞茸2分の1株を投入しておきます。


フレッシュ 大さじ 2、バター大さじ2分の1、パルメザンチーズ 大さじ2分の1、チキンスープの素 小さじ 8分の1、好みでニンニクと鷹の爪、少量を、皿に入れてレンジでチン。

ソースの入った皿に、茹で上がったパスタと舞茸を入れて合える。生ハム2枚を千切って、トッピング。パルメザンチーズとパセリか、バジルをパラパラ。

 

 

 



好みでコショウ。塩は、茹で汁にしっかり入れておけば必要なし。

クリーム系は、応用がききます。明太子、ホタテ貝柱や、ゴルゴンゾーラチーズで、違ったパターンが楽しめますよ。

クリーム系は、フィットチーネとかペンネが、合いますね。

10分で片が付くスピード調理。

 

 

ぜひ、お試しあれ。








今年最後の勉強会&忘年会

2013-12-02 23:46:43 | ビューティ

残すところ1か月。

 

様々なことがあった2013年。

今年最後の全員での勉強会。コーチングを中心に、カウンセリングのデモを繰り返し練習です。

 

 

 

「来年の目標は、絶対、ここで働きたい!」と思ってもらえるサロン作り。

やれることから、ひとつずつコツコツと。

 

 

そのあと、みんなで準備して忘年会。みなさんのところでも、そろそろ始まっているのではありませんか。

 

 

 

 

今年は、塩豚鍋。豚だけでなく、鶏、ソーセージ、鶏団子、水餃子、豆腐、きのこ、白菜、薄揚げ、しらたき、餅しゃぶなども入ってうまうま。

きっちり朝から仕入れをして、作ってくれています。

 

 

 

恒例の各店対抗、隠し芸大会。それぞれに趣向を凝らして、一芸を披露。コント、ダンス、パフォーマンスの連続。爆笑の渦。

 

 

 

印象に残り、みんなを楽しませてくれた人に商品をプレゼント。

 

 

今年も、暮れていきます。ありがとうございます。

 

最後まで、みんなで元気に頑張ってまいります。

 

 

 

 

 

 

 


ワンコ散歩で、北山ダムへ

2013-12-01 17:51:40 | ワンコ

2013年も、残すところあと1ヶ月。

年々、短く感じるようになるのはなぜだろう。





早朝、以前は散歩に行こうと、起こしにきてくれていたワンコたちが、起きてこなくなるという・・。



寒さは君たちにも影響あるんだね。無理矢理、リードをつないで散歩へ行く今日この頃。




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それではと、昼間の温かい時間に遠くへ連れ出す計画。クルマの座席にタオルを敷いて、いざ出発。目指すは、北山貯水池、甲陽園の上あたりです。笑福亭鶴瓶さんのお家のうえあたり。




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西宮には北山植物園がありますが、ペットは禁止。植物園の駐車場から山の中へ続く山道をワンコといっしょに登る。リュックを背負った人たちとすれ違う。「こんにちは!」と声をかけられて、ワンコもうれしそう。


落ち葉がたくさんだし、ぬかるんでいる箇所も。それでも、アップダウンを繰り返して、ようやくダムの堰堤へ。


下のグラウンドでは、サッカーをしている子供たち。青空の広がった京阪神を一望に。








ボール投げをして、思い切り走らせてあげよう。













澄んだ空気と、翳りゆく紅葉の山々。




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世界は、こんなに広くて気持ちいいんだよ。




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残り30日、取りこぼしなきよう気合いを入れなおす11月最後の夕暮れでした。