農家 民宿 レストラン・あんすろーじ

安心な食べ物 スローライフ 自給自足
を目指す 日本一百性が似合わない二人の
生き生きしすぎてる・・・日常

あ”-っ!やっちゃった&やられちゃった。

2009年07月20日 16時56分48秒 | 田舎暮らしへの道
こんにちは、猫のクマです。

ご主人様のこの右足、別にお中元じゃありません。

やっちゃいました~、骨折。


農作業中の出来事ならばまだしも・・・・。

昨日の御昼過ぎのことでした。

僕はご主人様のベットで気持ち良く寝てたのですが

なんか突然毛玉吐きたくなってしまい「げくげく」。

ベットの上だったので大慌てのご主人さま

僕を外に出そうと抱きかかえ走り出したその瞬間!

スチール製のベットの足を思い切りキック!!!

ご主人様は右足人差指の骨折と挫傷でギブス固定と相成りました。

なんか申し訳なかったような相変わらずオッチョコチョイというか


奥さんもあきれていました。




その奥さんの愛車ジムニー、またやられちゃいました。

雀に・・・。

エンジンルームはご覧のとおり。

今度は卵まで産んじゃって。

何度巣を撤去しても次の日の朝にはもう新しいのが出来ている。

雀さん達の勝利?諦めないと言うか学習しないと言うか。

絶句した奥さん、巣と卵乗せたままジムニー乗って

出かけちゃいました。


巣箱が突然無くなった雀さん達が大騒ぎしているのは

言うまでもありません。





森青ガエルさんも百合の花の上から呆れて眺めているのでした。




チョッキン虫

2009年07月18日 23時54分19秒 | 田舎暮らしへの道
も~~~~

悲しくなるのがこれ。

大切にここまで大きくなった、牛蒡。

チョキンと根元から切られている。



犯人は?   切られた根の周りをチョコチョコっと掘るといました。

根切虫です。



明るい所に掘り出されると、ころっと丸くなって死んだふりします。

でも、直ぐ暗い地面に潜り込もうとします。とても強い力です。



仲間にはこいつ



コガネムシの幼虫です。

あんすろーじの畑には、牛フンや鶏糞、草堆肥がたっぷり入っています。

カブトムシさん達のように彼らも熱処理をしていない堆肥は、

お気に入りのベットです。

一緒に畑に持ち込まれたり、野菜に産み付けられた卵が孵ったりして、

増え続けます。

頑張ってチョッキンされた根元を掘り返して…死んでもらいます。




もう一方別なチョッキンも聞こえてきます。

修君が田圃に入って何やら刈り込んでいます。



お~~~い、何切ってんの?



刈りこんでいるのは、稗の穂でした。

合鴨さん達が苦手にしている、雑草です。

稗達は、稲より数が少ないので、負けないため稲より早く大きくなり、

早く実を結び、子孫を残さなければならず、このように立派に成長します。



虫も稗も命かけて生きてます、私達も食べるため戦います。

でも、、、虫と雑草の勢いには、、、負けそうです。




クボタの展示会

2009年07月17日 21時34分58秒 | 田舎暮らしへの道
東北自動車道の盛岡インターを少し行った所に滝沢という場所があります。

そこで農機具で有名なクボタ(今までクボタ、イセキ、ヤンマーの区別がつかなかったのですが)の展示会が行われました。

ご招待を受けたのであまり気乗りしなかったのですが今後の勉強にと

行ってまいりました。

岩手産業文化センターアピオという所が会場でしたがまずその大きさに

驚きでした。東京ドーム何個分?

モーターショウならいざ知らず農機具メーカー一社でここまでやるかといった

感じでした。





このトラクターはクローラと呼ばれる湿田用キャタピラー付きで

およそ600万円、コンバインは軽く800万円オーバーです。

いったい誰が買えるの?

それでも会場は大盛況で驚き!の一言です。




とりあえず高額商品を買うのは無理なので、草刈り機用のチップソー

(要は草刈り機の歯です)2380円を2000円にまけて貰って買って

あとは業務用精米機のカタログ貰って来ました。

あまりのスケールの小ささに岩手山(岩手富士とも言います、力士のなではありません)

もかすんで見えました。



たい肥舎にて

2009年07月16日 20時28分42秒 | 田舎暮らしへの道
3日間かけて牛フンのたい肥作りをしました。

なるべく化成肥料や農薬に頼らないでお米や野菜を作っていこう

という循環型農業を上要害生産組合では目指しています。

それには大変な手間が必要です。

真夏の炎天下暑さと臭いに耐えねばいけません。




そして農機具のオペレーターも出来なければなりません。

レバーがいっぱいあって飛行機の操縦席なみ?




機械音痴にはとても務まりません。

おかしいな~、機械物好きだったはずなのに





粉砕機を使って寿命となった椎茸のホダ木を細かいチップ状にして

たい肥と混ぜてゆきます。

でも、これで終わりではありません。

さらに何か月か寝かせたり切り返したりしてようやく

畑で使える有機肥料となります。

一袋ナンボで化成肥料買った方が楽に決まっています。

農家とて食っていかねばならないのですから・・・・。

でも、安全や何より次の世代へ受け継いでゆける

農業のモデルを模索しているのです。

日本の自給率は30数パーセントで先進8カ国の中で

ダントツの最低、フランスに至っては100パーセントを

超えているそうです。

コロコロと首相や大臣が入れ替わっている国では

受給率を上げていくことなんてむりなのかなあ。

中山間地に暮らす  続編

2009年07月14日 23時50分21秒 | 田舎暮らしへの道
こんばんは

関東地方も暑そうですね~。

こちらはクーラー使ってませんよ、な~んて付いて無いだけなんですけど

でもね日中は汗だくなんだけど、夜は締め切った室内でも22~23℃ぐらいなので

平気なんですよ。




さて、今日の修君はまるで罰ゲームのような仕事をして来たらしく、

グロッキーで寝てます。

どうやら傷んだホールクロップ(牛用の醗酵餌)と生の牛フンと朽ちた

椎茸のほだ木をミックスするお仕事らしいんです。

一度写真を撮りに行ってみたいですね~、まさしく循環型農業です。

本人はこんな感じです




私の方はこの間の土手の草集め後、土手焼きしまして



まだまだこ~~~んなに残ってたんです、これでも一部です。



せっせと集めておきます、この作業は他の野山に飛び火して

山火事を起こさないため、又効率よく燃やすため行います。

傾斜地なので諸関節はいつも以上に悲鳴を上げます。

ましてや今日は一人で作業なのでよけいに苦行です・・・・・

が こんなもんがコロリ



持主はどんな小鳥さんだったのでしょう?

本当に嘴と体を使って器用に作ります、結構丈夫に出来てる、関心関心です。



それからこれは本当にびっくり・・・確か草刈は6日前だったはず。



山の沢っ気(湿度たっぷり)があったり、雨が降ったり、腐葉土が掛っていた

とはいえスッパリと刈られていたのに



傷つき痛みがかった部分が有るとはいえ、まだ十分な瑞々しさを残しています。

野生の植物の強さを見せつけられました。

良い香りも失せていません、持ち帰って花が咲くのを待ちたいと思いました。



体の動きは単純な労働なのだけれど、頭の中はクルクルいろんなことを

考えています。

この土手は春に蕨やぜんまいタラの芽など、美味しい山菜が取れる所です。

でも、だれも手を入れず人が入れないような深い雑木林にしてしまうと

これらの山菜は取れなくなります。

山菜にも生育の条件があり、充たされなくなると採取出来なくなります。

春 町から大勢の人がこの土手でワラビを積んでいきます。

もちろん、母たちは怒った事も注意した事も一度もないそうです

でも心中は穏やかではありません。

もし逆の立場だったらどうでしょう。田舎の人が町の人の庭に入り込み、

沢山咲いている、どこにでもある花だからと、だまって摘んでしまったら・・・

きっと、怒るでしょう・・・それだけでは済まないかも・・・。

来年は今年より沢山蕨が出ます。焼き灰が栄養になりますので、

太いのが育つでしょう。

私は来春、山菜取りに来られる町の人達に、声を掛けてみようかと思いました。

「山菜パートナーになりませんか?」「皆さんが、春心おきなく堂々と、

この土手で蕨やゼンマイ、タラの芽を取れるように、

夏土手草刈りのお手伝いに来る」「これからはもっと高齢化が進み野山の管理や

手入れが大変になるので、皆様も中山間地の環境保護に少し手助けして頂きたい」

言ってみたいですね~

ニヤニヤしながら草集めをしていると足元には、草刈りをしてもらい、

育つ事が出来た「とうやく」=センブリ(漢方薬の材料)が育ってきました。





こうして私は今日も野山に共存して頂いております。






海の幸VS山の幸?

2009年07月13日 23時50分50秒 | 田舎暮らしへの道
カレイとアイナメ頂きました。

結構立派なやつです。

雅弘君の知り合いが大船渡で釣ってきたとか・・。

悩みました。

カレイを煮付けにするか、アイナメを煮付けにするか

うーん、どちらも捨てがたい。

で、結局カレイを煮付けに、アイナメはお刺身で頂くことに。

アイナメの方が身が厚くて調理楽そうだったから。





美味かったです。三陸はカレイとアイナメの宝庫だそうです。

なんと、ビール瓶くらいのアイナメが堤防で釣れてしまう

そうです。

そういえば3年前三陸海岸を旅行したとき漁港に

釣り人への看板があったっけ。

「アイナメ、カレイは25cm以下は釣れても放流して下さい。」

25cmと言えばもう立派な成魚じゃあないですか!

一体どんなのが釣れちゃうの?

気分は{釣りバカ日誌}?


そして今日はサツばあちゃんの庭で青梅狩りです。

これまた立派な梅達がたわわに実っています。




脳裏には梅干しと梅酒の段取りが・・・。

海の幸VS山の幸。

春夏秋冬岩手の暮らしは食に恵まれておりやす。

釣りのポイントを教えて貰って是非良型なお魚さん達を

ゲットしたいものです。

おっと、海ばかりでなく渓流もGOODですよ。

先日大雨が降った折、叔父は家の前の渓流で立て続けに

良型の岩魚を釣り上げました。

恐るべし岩手県!


ぜひ皆さんもお越し下さい。DEEPなスポット

ご案内いたします。

岩魚の骨酒でルネッサーンス(半年前のギャグですが)




日本固有  ガマガエル

2009年07月12日 21時58分35秒 | 田舎暮らしへの道
俺  ガマガエル

ヒキガエルとも言われてる。

ガマの油売りが傷の血止めとして売ったのが、俺様の毒液さ。



俺様の鳴き声は体に似合わず、コゥッコゥッと聞こえるらしい。

きれいな管楽器の高音のようさ、一度聴かせてやりたいね~。

口元はしっかりへの字の一文字。



体はヒンヤリしてるし、ちよっとザラついてる、腰から下は棘っぽいしさ。

結構可愛いって評判なんだ。

カエル嫌いのご主人様も、褒めてくれた。

まあ・・・自分で言うのも何だが、結構カエル前だと思う。

まあこんな処で奥さんとはハイタッチでお別れさ。



じゃあばよ。

俺様はここの沢に住んでるから、まあ10年ぐらいの寿命らしいし、

農薬使わないって新しい住民は言ってるし、俺様の住処を

大切にしてくれるならチョクチョク遊びに来てやるよ。

じゃ・・・また。

あばよ。







骨折事件

2009年07月12日 01時36分09秒 | 田舎暮らしへの道
今晩は、昨日は梅雨の一休み?にしては、突風が吹き荒れて

野菜達はキリモミ状態でした。

もうすぐ食べれそうなズッキーニがボキ!



スイートコーンもボキ!



トマトもべろ~~ん。。。

修君の楽しみにしていた、枝豆も根元からズコッ。

きゅうりの髭はズタズタ、皆地面に横たわってる。

は~~~落ち込んじゃう。

でもね、複雑骨折の絹ざや君、今日も両ポケットいっぱいの

実を付けてくれてるし、

春菊は折れ曲がりながらもきれいな花を見せてくれてます。




植物の力って本当にすごいんです。

一つ一つ手当てをして回復するのを待ちたいと思います。

中山間地に暮らす

2009年07月10日 23時07分37秒 | 田舎暮らしへの道
中山間地の農地は平らな所が少ないです。

耕作面積より、平気でノリ面(土手)が多いです。

そのためノリ面の保護や、害虫の防除の為、又美化の為「草刈」を

します。

立っているのがヤットの様な斜面を刈った後、火を掛けるために集めます。

4ヶ月経っても1Kしか体重の減らない私、「よし痩せるぞ」とばかり奮闘します。



「それ頑張れ…これでもか・・・」



お尻は少し締まったのだが・・・・・



何も金銭的な対価のない仕事です。

これは「ダイエットに良い」そう思えば頑張れます。

中山間地 耕作可能面積より  絶対的に広いノリ面。

里山の美しい景色を作り出しています。

ドナドナ(岩手黒毛和牛編)

2009年07月09日 23時57分38秒 | 田舎暮らしへの道
おはようございます。
僕は黒毛和牛のべぇちゃんです。

今日僕はサツばあちゃんの手から「仲買いさん」に買われていくのだそうです。
僕は行きたくありません。サツばあちゃんのところが良いのにな~


競り場には沢山の牛がいて、なんだか落ち着きません。
他の皆も興奮しています。
僕は126番の札が付けられました。これからどうなるんだろ

お水もご飯も食べれません、とても喉が渇きます。
知らない白い服を着た人が来て、僕の体を触って行きます。
僕はどこにも傷がなく病気にも罹っていません、去勢も順調に終わっています。
僕のお父さんもお母さんも血統が良いそうです。

サツばあちゃんは最後まで付き添ってくれました。
ブラシを掛けて汚れた所をきれいにしてくれました。
ばあちゃん僕これからどうなるの?

アレレ、何かズルズルする物に括り付けられて、一列に並ばされました。
もう4時間以上も立ちっぱなしなので、へとへとです。

倒れてしまったウシ君もいました。
飼い主さんに値が落ちるから立てと、お尻を蹴られていました。
僕ももうへとへとです。・・・・・



ズルズルと引きずられていきました。僕は広い所でたった一匹になりました。
手綱を持った人が、僕に一回りしてアピールするように促したので、小さくぐるりと回って見せました。

サツばあちゃんの姿が見えないので不安でしたが、出口に見知った顔が見えたので
小走りで駆け寄りました。雅弘君でした。


僕の値段は税込387.450円でした。
サツばあちゃん僕頑張った?
アレサツばあちゃん!雅弘君!・・・・・・・

もう僕は知らない中買いさんの元に連れて来られました。
もうサツばあちゃんには会えないんだと思いました。

サツばあちゃんの作ってくれた、イモや大根 南瓜 菜っ葉、夏の香りの干し草、発酵させた稲藁・・・美味しかったな~。
もう永遠にさよならなんだね・・・・・バイバイサツばあちゃん