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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

楽しくうろうろ。

2015-10-26 21:31:59 | 日記
 近所に大きな三毛猫がいます。
まるっとした団子しっぽで、大きな三毛猫です。

 見かけるたびに、「オス三毛?」と思わずにはいられない、どっしり感。
我が家の梅ちゃんとは、風格が違います。

 が、しかーし。
今日、そのどっしり三毛猫がお腹の部分をぺろ~んと薄くして、
でろでろと揺らしながら歩いていました。

 しっかり者の三毛猫母さんの子育てがはじまるのかなぁ~と、
外階段から眺めることでした。

 以前、一緒の中学校で仕事をした先生に、
「何がきっかけになって、色々なワークショップに出かけるようになったの?」と聞かれました。

 その先生と一緒に勤めているときに、私が関わっている子どもたちは、
走っている姿が転びそうな、崩れそうな姿勢なのか不思議だったことや
中学生なのに、ひらがなを時々間違ったり、鏡文字を自然に書いているのも不思議だったことや
よくしゃべるのに教科書のとばし読みやテニヲハを間違えることや
どうしてそんなことも知らないの、と思うことがあったり、
こだわりのポイントが独特だったり、……。

 どんな風に体を動かしているのか、考えているのか、感じているのかを
知りたいと思ったことが出発点かなぁ~というような話しをしました。

 自分のやり方と違う、自分の考え方と違う、自分の感じ方と違う、なんでかなぁ~。

 そんなとこからはじまりましたが、
気がつけば、自分の体のメンテナンスにも役立ったり、
自分の狭い考え方がほんの少しだけ、幅が広がった感じがしたり。

 今となっては、ただただ、あっちこっち行っている、
そんな感じがしないでもないのですが、
楽しいのは大切な気がするので、山のものとも海のものとも…ですが、
てくてく続けていこうと思います。


 

 

三段論法。

2015-10-25 19:42:32 | フォイヤーシュタイン
新神戸から、肉まんを買って新幹線の中でほかほかと食べることが今日の楽しみでした。

嗚呼、しかし、新神戸の一貫楼の肉まんは全て売り切れT^T。夢破れて、疲れ倍増の新幹線待ちです。

フォイヤーシュタイン2日目が終了しました。
今日は、「三段論法」という教材でした。

三段論法では、一般的にみんなが納得する概念やルールに基づいて、「ああ、そうだね」と納得できる結論を思考する過程を学んでいきます。

教材をしながら、自分について気がついたことは、一つのカテゴリーについて深く掘り下げて考えるクセがあることです。

これは、良く言えば一つのことについて、深く考えられるということになります。
でも、本題とは関係のない枝葉末節にまで目が行き、一体、自分は何を考えようとしていたか見失い、着いた場所が「ここどこ?何してるの私?」という迷子な状態になってしまいます。

今日も、教材をやりながら、何のために考えてたっけ?と思考がぐるぐる回ることがたびたびありました。

それとは別に、思考するためには「共通点と相違点」ということを分かることが、とても大切だな、ということも今日しみじみと感じたことです。

よく、幼児の教材で「仲間集め」や「仲間はずれ」などというものがありますが、これこそ共通点と相違点の入り口なのでしょう。

そして、共通点や相違点を色々な分野で発見していくことが、他人への共感や自他の区別にまで繋がっていくのではないのかなぁ、そんなことも感じた1日でした。

課題の後半は宿題になり、再来週の最後のフォイヤーシュタインまで持ち越しとなりました。

今回学んだことは、自分に扱えるのか?という焦燥と憔悴の感じが混じる、なんとも言えない消化不良気味の感じが私の中に横たわっています。

あまり、そういう風にぐったりなることがないからこそ、乗り越えないといかんのだなーと思う帰路の新幹線です。

脳みそ停電。

2015-10-24 22:35:15 | フォイヤーシュタイン
神戸でも、先生の飼っている猫に癒されています。それにしても、仔猫ってこんなにすばしっこかったかな。

今日から、フォイヤーシュタインの「推移的関係」という教材のワークショップでした。

どんな教材で、どういう場面で役に立つか?説明したいのは山々ですが、今回はそこまでの理解や自分の中への落とし込みができず、消化不良のまま終了でした。

この教材では、色々な仮説を立てて、その仮説はどのような結果を導き出す可能性があるのか、ないのか、どうなのか?ということを繰り返しやっていきます。

私にとって難しかったのは、言葉で書いてあることを不等号(><)を用いた記号に直すこと。まずは、どれをAにし、Bにし、Cにするのか。記号化したものを考えるために、もう一度、言語化しないと理解できない自分の頭。そして、それを元にどういうことかを考えるということを繰り返していたら、脳みそがぐったり(@_@)

情報があっても読み取れない、情報はつかめたけど利用できないモヤっと感で、思考が停止してしまいます。

自分の頭の上を人々の意見が行き交う、という体験も久しぶりです。教室の中で、勉強がわからない子どもの感覚って、こんな感じかもなぁ~なんて、思うことでした。

また、久しぶりに、小学生の頃に算数でわからずに止まっていた感覚も蘇りました。

しばらく、自分でやっていかなくては右も左もわからない!という手強い教材でした。新しい学びの扉が開きました。道は険しいですが、がんばります(´・_・`)

再度神戸。

2015-10-23 15:39:26 | フォイヤーシュタイン
ちょっと、遠くに出かける前は、台所や居間をちょっと片付けます。特に、台所は、普段、台所を使わない留守番をする人が困らないように、せっせと片付けます。自分でも、何でかなぁ~~と思う習慣です。

先日のフォイヤーシュタインがまだまだ未消化のまま、明日からのワークショップに向けて神戸に出発です。

今回は、「推移的関係」と「三段論法」という課題です。一体、どんな内容なのか?言葉からは数学臭がしないでもないのですが、きっとフォイヤーシュタインなので、考え方を考える教材だろう…と思っています。

さて、ワークショップの芦塚先生宅では、小学生へのIEが行われていました。

子どもが何気なく発したことばを「それ、どういう意味だと思う?」と質問し、子どもが発想を広げたり、自分の知識の限界から壁にぶつかって止まるところに、少し、エッセンスを加えて、また、子どもの発想が広がる様を間近に見て、深みのあるIEだなぁ、と感心してみていました。

知識が深まる子どもは、とても楽しそうです。

さて、明日はいつものように9:00~18:30みっちりです。よく寝て、明日へ備えます( ̄^ ̄)ゞ

還暦間近のおばちゃんたち。

2015-10-22 17:02:32 | 日記
 遊ぶことが大好きな、2歳になる猫、梅ちゃん。

 

 毎日、エアロバイクに陣取って、猫じゃらしがくるのを待ち構えています。
今日も、遊ぶ→かりかり猫ご飯→遊ぶ→かりかり→遊ぶ∞と繰り返していたら、
急に、ささっと居なくなりました。

 なんのことはない、遊び疲れたものの、猫じゃらしが動くと追っかけてしまうからでしょう。
猫じゃらしの見えない部屋に行って、寝落ちしていました。

 いつもは、そこまで充分遊んであげていないので、
何かをしようとすると、まとわりつかれてしまいます。

 猫も遊びきると、自ら遊びを離れるのですね。
その後、5時間経ちますが、起きてきません。

 観察に事欠かない、朝の職場です。

 とても気をつかって、細やかに動いてくださる方だなぁ、と思っていたら、
一方で、「あの人は、いつもぐちぐちぐちぐちうるさい!」という評価があったり。

 苦手であればあるほど、その人に近づいて、余計なお世話を焼こうとする人がいたり、
苦手な人には近づかないどころか、居ない人のように接する人がいたり。

 仕事が遅い人を鍛えるために、ものすごい早さで仕事を回す人がいたり、
どんなときでも、マイペースでリズムを崩さない(崩せない?)人がいたり。

 朝の6時からテンションが振切っていて、本人も自覚があるものの、
そのテンションでないと物事が手につかない!と宣言する人がいたり。

 では、自分はどうか、というと、
この仕事をしてわかったのは、けっこう、どの人と組んでも積込みのペースが乱れないこと。
そして、案外クソまじめなことと仕事が早いけど荒いこと、気が短いこと。

 そして、そんなことを気軽に、
「あんたは気が短いから!」とか「マイペース、どうにかならんけ?」とか
「ぐちぐちうるさい!黙って仕事して!」「積込みが遅い!時間ないよ!」とかとか、
容赦なく口に出す人たちと仕事をするのは、私は、やりやすいなぁと感じています。

 それは、面従腹背や本音と建前などというのが、
私があまり好きでない、面倒だな、と思うからかもしれません。

 また、悩んでいても悩んでいない、
「大事なのは今!」という潔い、
地に足の着いた成熟したおばちゃんたちのイキイキとした感じによるところも大きいように思います。

 還暦目前で、積込み作業に汗を流すおばちゃんたち。
この方々も、また、頼もしい人生の先輩方ですね。