goo blog サービス終了のお知らせ 

日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

伸び盛り。

2015-10-19 22:20:30 | フォイヤーシュタイン
 暑いです。
夏のようです。

 猫も私もぐったり。
秋なら、ちゃんと秋になって、冬に向かってくれー。

 今日は、久しぶりの子どもたちとのフォイヤーシュタインでした。

 

 小2と小5の姉妹は、フォイヤーシュタインのIEの「点群」という教材の後半戦です。
年長さんの末っ子は、点群のベーシックという教材でした。

 夏休みや学校行事、地域の行事があったりで、
約2ヶ月の空きがありましたが、子どもたちの伸びやかな成長には目を見張るものがありました。

 つい、2ヶ月前まで、この課題が得意なのだけど、集中力が切れて、
課題の見本を見ることも怠りがちだった子どもが、一点一点、見本を見ながら線を引いています。

 2ヶ月前は、完璧を求めるあまり、線を引くのも躊躇していた子どもが、
間違うのは嫌だけど、線を引いてみようとしています。

 2ヶ月前は、正方形と長方形の区別なく線を引き、直角三角形と二等辺三角形の区別もなく、
見本と同じかどうかも考えずに線を引くことを楽しんでいた子どもが、
見本と同じ形にするためには、どうするか、という課題の意図を頭において、取組んでいます。

 毎日の生活の中で、刺激を受けて、
少しずつ、少しずつ、生活の中や学んだことを応用していく力が身についていくのでしょう。

 でも、面白いことに三者三様、課題に取組むときに、
自分でヒントにしていくものが異なります。

 誰のものが正しいとか、良い、ということはフォイヤーシュタインの中ではありません。
たとえ、効率的でなくても、その人が見つけたやり方でやることを大切にします。

 同じ課題でも、1時間で終わる人もいれば、
1時間で3つくらいしか行かない場合もあります。

 自分でやり方を見つける、できないときはどうすればいいか考える、
課題を通してそんなことを考えてほしいな、と思います。

 点群の課題も残り少なくなってきました。
点群が終わったときに、それぞれが何かをひとつはつかめるものがあるように、
媒介者の私も勉強しなくては!です。