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日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

算数だけどブロック。

2015-10-17 21:07:18 | 発達応援
 季節の変わり目で涼しくなってきたからでしょうか。
猫たちの昼間に寝る時間が長くなってきました。

 今日などは、午前中9時過ぎに陽の当たる窓辺で寝はじめて、
「腹へったよ~」と居間に来たのは15時半過ぎ。
途中、遊び、再び、窓辺でうとうと。

 夜になって、少しだけ活発になっています。

 猫も丸くなる季節も近いかな。

 今日は安曇野プランの算数の日でした。

 すこしだけ、寝ぼけ眼でやって来た少年は、
最初は、普段ならできる課題も、パッと目がいったものに手を出し、
感覚と衝動で答えを出してしまうので、ミスが多かったのですが、
「ちょっと、考えてね~」と衝動的に動こうとするときに、声をかけると、ミスが減った感じでした。

 それでも、最初の頃なら連続してミスをすると
「もー、わかんない!」とか「むずかしい!」とブツブツぼやいていましたが、
今日は、数え直して「あれ?」といって、
こちらが「もう一回ね。」というと、再びチャレンジしていて、
少しの間に、気持ちの持ち方がたくましくなったなぁ~と感心することでした。

 最初の課題が終わったあと、使ったブロックを長くつなぎはじめました。

 

 最初は、ひたすら1列に長くしていたのですが、
途中で、いいこと考えた!という表情で2段にしていっていたのが、
再び、途中で3段目を作っていました。

 ふと、出来上がったものをみると、
ちょっきり、10ずつで3段のキリのいいものができあがっています。

 こういう、あるだけのものでキリのいいものを作って、
すっきりした感じの子どもの顔をみていると、
同じだけ積みたいなという子どもの中の欲求や、ぴったり数が合ったもののすっきり感などを
子どもが味わっているのではないかなぁと思います。

 そういう遊びの中での感覚は、
子どもの中に数を具体的に思い浮べて、操作するための基礎を育んでいく大切なことのように感じます。

 算数は楽しいかもな、という種まきになるといいな、と思うことです。