日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

指は5本。

2016-11-27 20:03:34 | 算数
 運転免許更新に行きました。

 早めに出たのですが、日曜日にその場で免許更新してもらおうと思う人は多いようで、長蛇の列。
それでも、窓口が多いのとやることが決まっているのでサクサクと作業は進み、
あっという間に講習の時間になり、新しい免許証をいただきました。

 講習のとき、70歳になったら高齢者講習受けてね、という話しがありました。
私は車はペーパーで、バイクオンリーなのですが、そんな私の高齢者講習はどうなるんだろう…。

 ふと、不安がよぎりましたが、
20年先のことを考えてもな、とあっという間に不安は雲散霧消、どこかに行ってしまいました。

 『認知心理学からみた 数の理解』によると、
幼児は5という数字を表現する時に、

 ・数をひとつずつ数えていくタイプ
 
 ・一気に指を広げるタイプ

があり、後者のタイプは、
5を全体としたひとまとまりの数としてとらえているからだそうです。

 これは、数を扱う経験を繰り返すうちに指が5本である、という外的な構造が、
次第に、内的な表象として機能していくからだそうです。

 簡単にいうと、
指が5本という事実が、頭の中、心の中で当たり前のこととして定着していて、
「5」と聞くと、手のひらをパッと出すなり、思い出すなりできるということですね。

 算数の数の世界と手の指は5、というつながりを
子どもが自分の中に作っているか、どうか。

 そんなことも算数でも大切なのかも知れませんね。

 自分の思いのままに、指を自在に使えることと数の理解は、
もしかすると、無縁ではないかも知れませんね。

 手のひら、指を使ってたくさん遊ぶことが数の理解への助けになるかもしれないなぁ、と
思うことです。

 
 

 
コメント
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