日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

生活を思考する。

2016-11-04 15:20:06 | 発達応援
今朝はいつもの格好で仕事場に向かったら、着てるものを通して冷気がばんばん体に入ってきます。わーヤベー、体調崩すわ〜と思うものの既に、家を出てるのだから仕方ありません。帰ってから、熱々の私流の風邪払いそスープを飲んでしのぎました。風邪引く暇、ないのよね(°▽°)

もう、20歳は超えた支援で関わった子から、手紙をもらいました。手紙の詰まった文字や何度も繰り返される言葉から、ああ、会いたいのだなぁ、とひしひしと気持ちが伝わってきます。

勉強は、多少、困りはするものの読み書き計算には時に支障なく過ごした学生時代。手順ややり方を事細かく指示されれば、言われたことは、できていました。でも、言われたこと以上のことや効率よく物事を進めること、丁寧に仕事をすることなどは、自分で意識することが難しい子でした。
自主的に考えて、自分で工夫することが難しかったわけです。

そういう面が仕事をする中では、壁となっていっつのでしょうか。仕事が続かない状況が続いているようでした。

学生時代は、机上の学習ができるさえすれば、どうにか先はある!と保護者も先生方も考えてテストの勉強や提出物云々について厳しく言います。

凸凹のある子どもたちは、読み書きももちろん大事。でもそれ以外の生活の全てが学習の場だと思います。

学習をする意味、自分の生活での目には見えない部分で起こっていることを想像すること。自分がやっていることが自分の生活にどう大事なのか、普段、何気なくやっていること、存在するものが自分の人生とどんな関わりがあるのか、ということ。そんなことを頭の片隅で考えられるように保護者も先生方も関わる大人も丁寧にその子と考えるようにしていくことって大切だなぁ、としみじみ思った手紙でした。
コメント
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