丹波市春日町のお寺を2箇所
丹波市春日町下三井庄 天台宗 薬王山 照仲寺(しょうちゅうじ)
法道仙人開基にして天正13年5月(1585)今を去る400年以上前第三世祐永住職により再建立されたものにして、天台宗比叡山延暦寺を総本山として歴代住職は本山より赴任されたと伝えられている。
薬師堂 延宝5年(1677)再建
鐘楼山門 貞享4年10月(1687)再建
大般若堂 享保7年(1722)再建
天明3年5月(1783)
天台宗仏教青年会HPより
彫刻より銘が無いものの中井一門 正貞か正次の彫と推定
とすると上記再建年代とは符合せず。上記年代は、君音か正忠の時代となりますが、彫は異なりますね。
のちに彫物付け足しか、改修と思われます。
鐘楼山門
大般若堂
薬師堂
ここは、ある意味貴重ですね。欠損頭部に下絵が残ってます。
正覚寺
丹波市春日町中山 浄土宗 無量山 正覚寺
詳細不詳
彫刻 中井一門 八代 中井権次正胤
裏彫りのかんじからこれは、正次ですね。おそらく
となると継ぎ木かなぁ・・・・・
接木も見えてるから仕上げの龍顔のあたりの絵かと思います。
どやろ見るのは専門やけど彫るのは素人やからわかりません。(笑)
今頃見直してて気がついた(笑)
龍頭欠損部の下絵は確かに、貴重ですね。
後に取れたのか?残っているのか?
気になるところです。
しかしながら、この龍の顔を見てから裏面の
彫りを見たときに、変な胸騒ぎしました。
裏彫りが途中だったのです。
もしかして、未完の龍彫りだったりしてなんて・・・
どう思われましたか?