ぶらり紀行

宝塚市近郊の神社仏閣・祭り山車を中心に訪れた様子をレポート

阿草熊野神社 ~丹波神社~

2013年08月30日 21時40分51秒 | 中井一門

~丹波の神社~

丹波市まだ網羅できておりませんので一応廻ったつもりの丹波市山南町

旧氷上郡山南町神社紹介

丹波市山南町阿草 熊野(大歳)神社

川を挟んだ対岸に大鳥居

ケースに入った狛犬が秀作 なんとも言えませんね・・・・

獅子でなくきつねでもなく犬系ですね。






社殿詳細不詳

彫刻 銘なし

推定 中井4代 中井言次君音

彫師より推定すれば、宝暦・明和・安永期か?(1750年代~1780年代)

首が痛くなること必至の神社のひとつ

どこを撮影したらいいのか?1回では、中井ファンは、撮影しきれないでしょうね。(笑)

この狛犬も君音作かなぁ・・・

正面 向排柱 近辺



懸魚 鳳凰



高砂(肥後の国・阿蘇宮の神主・友成)
尉の持つ熊手の先が欠損してますね。



向排柱正面 龍 左右 獅子







木鼻 獅子 獏



社殿部分木鼻 斗共 獅子・龍・麒麟(馬足龍)













手挟み 牡丹 波





社殿かえる股
正面 彩色のあとがうかがえますね♪

琴高



黄安



司馬温公瓶割り



側面

山鳥 鶴














脇障子 林和靖 李白観瀑 このパターンは、別の神社にもありましたね。君音のお得意ですね。





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3 コメント

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君音・・・ (まさ)
2013-08-31 15:30:47
一目でわかる彫りですよね。
ここの建立は、棟札よりあにきさん推測通り、
安永八年(1779年)二月三日ですね。
大工は、地元谷川の清水左近大工です。
極彩色をもちいてる所は、谷川高座神社と
同じ手法ですよね。彫師は「長谷川」でしたが・・・

正面の鳥居は私の撮影した後で、
作り直されてますね。




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君音晩年 (あにき)
2013-08-31 20:24:13
まささん

解説ありがとうございます。
1779年となると君音晩年に近いですかねぇ・・・
側面の龍の木鼻なんかは、丈五郎の雰囲気ぷんぷんしてます。もちろん助彫りしているでしょうね。
まだ独立してませんかね?

谷川の清水大工は、かなりの彫師と組んでやってますね。
当時は、広く知れ渡った名工だったんでしょうね。
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Unknown (まだまだ)
2019-05-02 07:04:49
初めまして 神社彫刻と言うていいのでか そういうことは ど素人の じじいです
昨日 熊野神社に行ってきて ネット検索したら 貴殿のブログへ 来させてもらいました
丁寧な解説 専門用語もあり 理解難しいところもありますが 興味深く 拝見させていただきました
ありがとうございます 特に私が 気になったのが 狛犬です 作者を推定されてるようですが
その作者はどのような方なのでしょうか お手数ですが 素人の私に 知識を ご教授くださいませ
突然 書き込みして 勝手な お願い ご容赦を
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