霊獣ではありませんが。
中山寺本殿絵改装前に↓画像よりこの怪物は何か?と思ってました。
改装後の絵
これは、霊猫=麝香猫(じゃこうねこ)ではないかと。
守護的には、調査不足で不明
しかしジャコウネコの分泌物
霊猫香(れいびょうこう)という香料として使用される。
つけた香水の香りを長持ちさせる保留効果。
花の香りをより花らしくさせる効果があるため、香水に少量使 . . . 本文を読む
応龍(おうりゅう)
中国では、四霊のひとつ。又、伝説の中国怪物でもある。
中国神話では、足には3本の指があり、天地を行き来することができ、水を蓄えて雨を降らせる能力があるとされている。このことから応龍がそもそも日本の龍の原型か?
地車、社寺彫刻では、龍顔に翼あり、魚の尾のように描かれている。
一般的には、飛龍(ひりゅう)とも呼ぶ。
龍の子供との説もあり。
川面東 昭和61年改修時新 . . . 本文を読む
霊獣としての虎(白虎)
中国の伝説上の神獣である四神(四聖獣)の1つで、西方を守護する。
彫刻で多く見られる虎は、実在する虎様であり、古今東西虎退治の伝説が多くある。
強い者、豪傑の代名詞として虎は用いられている。
日本では、もちろん聖域守護ではあるが、剛の象徴(守護)としての役割か?
国宝
川面西
彫清
相野伊兵衛直之
相野藤七
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神獣 中国神話の生物
四神 東の守護 青龍
角は鹿、頭は駱駝、眼は兎、胴体は蛇、腹は蜃、背中の鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ていて、口辺に長髯をたくわえ、喉下には一尺四方の逆鱗があり、顎下に宝珠を持つと言われる霊獣。中国では皇帝のシンボルとして扱われた。
通説に中国大陸では、足爪5本・朝鮮=4本・日本=3本とある。これは、中国・元の朝廷が、5爪の竜を天子の象徴とし、一般の使用を禁じたこ . . . 本文を読む
ちまたのニュースでは、外来種である、ミシシッピアカミミガメ 、幼体=縁日で売られている愛称ミドリカメが大量繁殖して日本の固有種を脅かしているそうですが、彫刻の世も大陸産、3D機械産が主力になっているのでしょうか・・・・?
カメはカメでも彫刻の霊獣・亀
本来は、四神・霊獣の亀らしきは、玄武
その姿は、亀に蛇が巻きついた姿であるが、社寺仏閣に見られる彫刻においては、蛇が巻きつかない亀の姿が多く . . . 本文を読む
いや~ 本日宝塚市役所たいへんなことになりました。
まっしゃさんは、無事だったようです。
しかしなんぼなんでもむちゃむちゃやなぁ・・・・
けが人はいてはったようやけど、よく死人がでなかったことですね。
けがされた方には、お見舞い申し上げます。
獏(ばく)
神社仏閣の木鼻彫刻に多く見られるが、瑞獣ではない。
中国から日本へ伝わった伝説の生物。人の夢を喰って生きると言われる。
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瑞獣(鳥)鳳凰
大辞林によると古くから中国の伝説にみえる想像上の瑞鳥。麟(りん)・亀・竜とともに四霊(四瑞)と呼ばれた。体は、前半身が麟、後半身は鹿、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、頷(あご)は燕(つばめ)、くちばしは鶏に似る。羽にはクジャクのような五色の紋があり,声は五音にかない気高く,梧桐(ごどう)にすみ、竹の実を食べ、醴泉(れいせん)の水を飲むとされた。聖天子の治政の兆として現れるとされ . . . 本文を読む
霊獣 麒麟
中国発祥の瑞獣
仁の心を持つ君主が生まれると姿を現す一角の霊獣。角は肉に包まれ、いかなる生命をも傷つけない。
形は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもち、雄は頭に角をもつとも言われる。背毛は五色に彩られ、毛は黄色い。頭に角があり、本来は1本角である。ただし2本角、もしくは角が無い姿で描かれる例もある。
普段の性質は非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物 . . . 本文を読む
霊獣・犀(さい)
本来は、アフリカ大陸他原産の動物園で見られる実在のサイがモデルか?
社寺彫刻で見られる犀は、日本独自の霊獣として成り立っているよう。
水犀や通天犀と呼ばれ、いつの間にか変形し、体形は鹿、背中に亀の甲羅、一角、体に風車紋、足は諦、蛇腹。
正直この独特の犀と言われている霊獣もなんのこっちゃよくわかっていない生き物ですね。
もっと出会っていると思いますが・・・・今回はこれぐ . . . 本文を読む
先週金曜日に登場した「カイチ」=狛犬かも?としましたが
日本では、やはり獅子狛犬が一般的
ただこの狛犬はどうも日本独自に進化した獅子像のようですね・・・・
角のないものを獅子・角のありを狛犬、一対総じて狛犬で現在では統一して呼んでいるよう。
絵本写宝袋において・沢獣?獅子の角在り=狛犬とあります。
霊獣系は、基本的に中国大陸から伝わったものですが、この狛犬は日本のみ。
木製奉納狛犬
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