Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

断捨離生活10年目♪

2017年08月29日 | ★断捨離

 

 

 

 

しばらく続いた雨とどんよりとした涼しいお天気から一転、
また猛暑日の日々・・・すっかり体調がダウン。

寝込むわけではありませんが、家事をやるだけで精一杯でした。
まあ、こういう時は、無理をせず優先順位の高いものだけをこなせばいいや~
と思っています。

いつの間にか、こういう考え方が出来るようになって、とってもラクになりました。
結婚した頃は、どちらかというと完璧主義で、慣れない家事、料理をしながら、
仕事も続けていました。

新婚時代によく言われる「幸せね~」という言葉にも、
素直に頷けないほど疲れていました。
本当に葛藤だらけの毎日でした。

そのうちに身体が続かなくなり、仕事を辞めて、
でも辞めたら辞めたで、落ち着かなくなりアルバイトをしたり。。。

そして病気になり、いろいろと考え試行錯誤で過ごしてきました。

それから、自分がどのようにしたいのか、どのように暮らしたいのか、を
優先しようと思いました。
自分は自分のペースでいいじゃない! マイペースで行こう~♪

そんなことを心に決めたころ、10年前の秋に、夫の関西転勤が決まり、
それから、断捨離にはまりにはまり続けて今年で10年目になります。

どれだけのモノを捨てて、人に譲り、リサイクルショップに持ち込んだり
オークションで販売したり。。。手放して来たのだろうと。。。と思います。
結婚しても一戸建てでの生活で、収納スペースは充分すぎるほど。
部屋が散らかることなく、収納スペースにきちんと綺麗に収まっていたのです。

関西のマンションでは、この荷物は、全部入りきらないと思いますよと、
最初に見積もりに来た引っ越し業者さんの言葉で「はっ!!」と目が覚めた感覚でした。

断捨離のやり方もいろいろありますが、私は3度の引っ越し時に大きく処分し、
その後の日々の生活でも、ちょこちょこと手放して来ました。

もう何を手放したかも覚えていません。
そして、捨てなければ良かった、と思うものもありません。
捨てちゃって困ったな~というものありません。

本当にどれだけモノを持っていたんでしょうネ^^?

断捨離という言葉を意識するようになってからは、
何かを購入する時は、同じ数だけ捨てる、
靴を買うなら、靴を処分する、ということにはあまりこだわらず、
靴を処分したくなければ、洋服でも、バッグでも、
そのほかなんでもいいから処分する
という、ゆるいルールだけを守っています。

モノの全体量を少しずつ減らしていくというのが目的なので。

どちらかというと、モノを手放すのに、それほど未練を感じる方ではありませんが、
最近の断捨離候補のモノは、私の中では最終段階になってきているので、
「まだ手放さなくてもいいかな? どうしようかな?」と感じるモノは、
和室の床の間に飾っています。飾っているというのは冗談ですが、
手放したいと思うモノに敬意を払って、ま、気分的なものですが、
しばらく置いておきます。

1か月くらい経つと、再び使うこともなかったから、
気に入ってくれる方に譲ろう、手放そうと心が決まります。

私は、自分で言うのもなんなんですが、どちらかというと意志は強い方で、
手放すと決めたら必ず手放します。
たいてい、「もうこれは持っていなくてもいいかな?手放そうかな?」と
思ったモノって、その時点で心から離れているんですよね。
だから、いつまでも目に入ってくると、気持ちが落ち着かない。
だから手放せる。

手放すと決めてからが、処分の方法が難しいと思う人が多いように見受けます。
私も最初の頃は、ガラクタに思えるものからバンバン処分。
そのうち、知人が教会の関係者だったので、バザーに出せるものを譲ったり、
それほど思い入れのないものはまとめてリサイクルショップへ持ち込みました。

今は、自分が気に入って、欲しい!と感じて購入したモノ、でも
好みの変化で手放していこう、
これは他に欲しいと思って下さる方がいるのではないか、
と思うモノを、次の人に受け継いでもらう、と言う気持ちで
オークションで譲っています。
オークションは、やはり手間がかかるのですが、落札した方にも、
とても喜んで頂けるので、私も
嬉しい気持ちで手放していくことが出来ます。


断捨離ブームで、私も10年近く断捨離を続けてきて、
まずは、自分の性格を、自分にうそをつかずに見極めることが大事なのでは、
と思いました。

たくさんのガラクタを溜め込んでしまって、面倒くさがりの人なら、
業者さんに頼んで、一気にすっきりさせたらいいと思います。

私も最初の引っ越しの時は、
「いらない!」と思うものが多かったので、
引っ越し業者さんに処分してもらったり、
粗大ごみに出したりしました。

そのうちに、モノの買い方にも変化が出てきて、
今では、衝動買いはまったくしなくなりました。
ずっと欲しいと考えていて、巡り合ったときには、即決します。
買うものを見極めることも出来るようになってきたように思います。
悩んだときは、保留します。


最近では、私、ミニマリストの気がある?とまで思うようになってきました。
もちろん、スーツケース1個で暮らせる、みたいな生活には憧れはありませんが。
厳選した大好きなものと、生活必需品があればOK♪と思っています。

インテリアはエレガントな雰囲気が好きなので、
好きなモノの中から厳選したものを飾りますが、
厳選したものは、1年中、ずっと見ていても飽きない、
だから、ちゃんと手入れをしてずっと飾る。という自分の傾向が分かったので、
基本的には、厳選したもの以外は手放すようになりました。
モノより、思い出?になってきています。

関西での狭いマンション、東京でのリフォーム期間のマンション暮らし、
そしてまた自宅での暮らし、家が広くなるにつれて、
どんどんモノが少なくなっています。

自宅に戻った時に決めていたように、モノを置かない、
と決めた部屋や場所には
モノを置かずに暮らしています。

リビングはリビングで使うものだけ。キッチンも寝室もしかり、
衣類や季節的なものはクローゼットと納戸に。
モノの定位置を決めているので、すぐに片付きます。

モノを買うのって、とてもラクですが、捨てるのは、本当に大変です。
気力もお金も要ります。

なので溜め込まず、小まめにコンスタントに断捨離を続けていると、
本当にラクになります。

完璧主義である必要はなく、やるべきことをやって、
やりたいことを思う存分やりたい。
やりたいことをやれる、ってとても楽しいです。

モノが少ないと、管理の手間も少なく、掃除もラク、
結果として時間が生み出され
やりたいことが出来るようになるのです。

何より視界に好きなモノだけが入るというのは、とても幸せな気持ちになります。
ゴチャゴチャとした景色からは良い気分にはなれません。
イライラしてしまいますよね。

あと人生がどれだけ残っているかは分かりませんが、
モノに煩わされる人生はイヤだと思います。

これからも断捨離を小まめに続けながら、バレエのレッスンや、
舞台を観たり、旅行や、美味しいお食事、
夫や家族、友人との楽しい思い出を増やしながら生きたいな~
と思う今日この頃です。



 

 

 

 

 

 

 





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