アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピティナピアノステップでの曲選び

2016年09月26日 | ピアノ
10年前のピアノステップで、ブルクミュラー18番から2曲を弾いたとき、例によって例のごとくそのときついていたヤマハの先生に相談しないで選んでしまったのですが、

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あとからその話をしたらば、先生はその選曲に反対でした。

理由は…
「せっかく良いピアノで弾ける機会なのだから大人の曲を弾いてほしい。」

ブルクといっても25番ではなく18番なので、子どもっぽいかというとそこまで子どもっぽくはないかなと思います。ここで先生が言った「大人の曲」というのは、曲想のことというより、どちらかというと音域。

ブルクミュラーさんがどういう想定で18番練習曲を書いたかといえば、まぁたぶん子ども(幼児ってことはなくても)なんでしょうね(まさかアラフィフってことはないわな)。すると何が違うかというと、最低音から最高音までの幅。

もちろん、一度に片手で押さえる音の幅も、一オクターブより広いのは出てこないと思うんですが、それだけでは「大人の曲じゃない」ってことにはなりませんね。

最低音から最高音までの幅が狭いということは、それだけピアノという楽器の鳴りも限定されるというか、せっかくのベヒシュタインを味わうにはちょっと曲不足というような意図かと思います。簡単な曲でもいいので、たとえばショパンのワルツなら十分、ピアノの響きを味わえるはず、と。

私としては、暗譜の実験ということで2ページ以内の曲(笑)というのが第一の条件でしたし、またこの「大雷雨」「ゴンドラの船頭歌」の2曲は、私が大人再開ピアノでおもしろさの手ごたえをがっちりつかんで抜けられなくなったという、いわば転換点の曲なので、改めて弾いてみたかったというのもあるんです。というわけでこれはこれでよかったと思うのですが…

また別の曲でステップに出てみればいいことだから今回はこれでいい、と思っていたんですよね。ところがそれっきり出る機会なく今まで過ぎちゃったのですが(^^;;

今回は、改めて曲を準備する時間がない(期間がないというより、「ばんたの」のためにブラームスのバイオリンソナタの練習をするのでソロ曲をイチから練習する時間がない)ので手持ち曲でどうにかしないといけません。

しかも、前回はフリーステップでの参加でしたから今回はせっかく出るなら23ステップ(課題曲のあるやつ)で出てみたいと思いまして、探すとなんと!! どんぴしゃの曲がありました(^^)

発展1 モーツァルトピアノソナタK.545第一楽章

よりによって「ドーミソシードレド」。アラが目立つという意味では最悪の選曲まっしぐらですがこれまた一興…という考え方もできなくはない(?) 発展1というのがどういうレベルを想定されているのかよく知りませんが、このカテゴリーに入っている別の曲は、ベトソナの20番(ソナチネ扱いもされる曲ですよね)とか、坂本龍一のenergy flowとか、練習すればまぁ弾けるかな?? という雰囲気なのでよいでしょう。

組み合わせる曲としては、曲の感じが対照的なものと考えて、シベリウスの「孤独な松の木」にしました。

そして、例によって例のごとく、決めて申し込んでしまってからおゆき先生に事後報告すると、「アルカンのバルカローレ弾いてほしい」と言われましたが(一番得意な曲で行けという趣旨か、あるいはどんなコメントが付くものか見てみたいという好奇心か)、次回(というものがあれば)アドバイザーの先生が聞いたことないような曲にしてみましょうか(^^;;

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コメント (2)
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