アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

和声を感じてソナチネを弾く?

2016年09月13日 | ピアノ
レッスン中、いつになく、曲解説を語ったおゆき先生。展開部はドミナント→トニックが目まぐるしく出てくるとかいろいろ言ってましたが、そもそも、その和声の進行というもの…

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それがわかると、なんなの??

っていうことって、結構根本的な疑問じゃないでしょうかねー

トニックとかドミナントとかサブドミナントとか、そういう言葉は一見難しげですが、説明を読めばまぁわかる、と。
それで??
演奏とどう関係するの??
ってなると、前に挙げた「和声と楽式のアナリーゼ」とかでは何も触れてないんですよね。

ピティナのページにある「100のレッスンポイント」というところだと、ただ「感じてみよう」以上のことは書いてなし(^^;;

yahoo知恵袋みたいなところだと、
Q「和声の勉強はピアノの演奏に役立ちますか?」
A「①音符を読むのに多少慣れるのが早い。②調性に強くなる。③楽譜の暗譜に多少使える。」
という調子で、ほぼ便利グッズ扱いというか、演奏が良くなるって話はしてない。

という具合で案外と、「和声を感じて弾く」という説明について「リンク貼って終わり」にしにくい現状なのですが

Shig式譜読みメソッドテキスト(草稿)
には書かれています。

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最後に駆け足になってしまうが、以下の法則を指摘しておく。
・不協和音は、強調される。このことは、不協和音は協和音へと解決されるべきで、その解決の過程が緊張→調和を表すことから明らか。
・カデンツ(トニカ→ドミナント→トニカといった終止パターン)を見つけ出すことはとっても重要である。本稿ではそれを見出す方法を書くことは諦めた(簡単ではないからである)。前項と同様、トニカへの解決は緊張からの解放なので、ドミナント(あるいはサブドミナント)は強調される。つまり、ディミニュエンドがかかる。終わるであることを示すためにテンポも落とされるかもしれない。
・ドミナントの山は、サブドミナントよりも高い。
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…これだけ。これを読んでわかった気になれるかどうかはよーわからんが、要するにⅤ→Ⅰでは「終わった感じ」もしくは「緊張→調和」
と思うことがひとつと、弾き方としてはディミニュエンドをかける(テンポも落ちるかも)。これだけ。。

と、ここまでをお読みになったら、ぜひ和声を見ながらモツソナ(ドーミソシードレド)を聞いてみてください。
(今朝、マイミクのあっこさんが教えてくれた動画)
Mozart et les fonctions harmoniques


まさに「キャラ和声」って感じですね(^^;;

あるいは、ランランの百面相を見ながら演奏聞くのもいいかも。
Lang Lang - Master Class - part 3
(40秒くらいから)


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コメント (4)
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