アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

「そばにいるよ」の月の光

2016年09月28日 | ピアノ
ドビュッシーの「月の光」って、それこそ超有名曲で、「みんな」弾くから耳タコで、自分が弾いたこともないうちから耳だけ肥えちゃって(笑)

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…なかなか私が気に入る「月の光」を弾いてくれる人がいないんですよ!!(←どんだけえらそう)

ところがアニメ「四月は君の嘘」で公生(ってのがキャラ名で、実際に弾いてるのは阪田知樹)が弾いてる「月の光」がめちゃめちゃよくて、
シチュエーションは、暗くなってきた音楽室に、公生と女の子二人いて、
女の子は失恋というか失意で泣いていて、二人並んで座って、公生は「月の光」をたんたんと弾いている。

で「なぐさめなさいよ!!」「ただピアノ弾いてるだけじゃない!!」「いてもいなくてもおんなじじゃない!!」って女の子かキレたとき
「いてもいなくてもいっしょなら、いっしょにいるよ。そばにいるよ。」
っていって、そのまま「月の光」弾き続けるんです。

窓の外には月の光がきれいなんです…

これでこの「月の光」じゃ、どんな女の子でもおちるわ

って思ったんですけど(^^;;

んで、今日はその「月の光」をナマで聞いてきました。

青葉台のフィリアホール。平日の昼間、会社を休んでわざわざ聞きに行った甲斐がありましたよ~

お目当ての「月の光」もずっきゅーん♪でしたけど、
その次の「喜びの島」がそりゃきらきらで、あーかっこよかった(^-^)

「喜びの島」のほうは、耳タコっていうほどそんな誰でも弾けませんけど、
でもけっこうあちこちで聞いたことあります。

なんか聞くたびに…というか、弾く人によって違う曲みたいにがらりと印象が変わる気がします。

今日のは特別よかった。鮮やか系。

「月の光」の前に、サン=サーンス(ゴドフスキ編)の「白鳥」がありました。阪田くんはこういう編曲モノを得意としているらしく、確かに音がややこしく立て込んできたときにも「ぐっちゃ」にならずクリアに立体的に弾くのがうまいですから向いてると思うんですね。それで「白鳥」もおぉと思いましたが(原曲はシンプルな曲ですけどゴドフスキ編は盛り盛りです)

印象に残ったといえば「月の光」であり「喜びの島」なのです。私にとっては、ですけど…

アニメを見たときもそう思ったのですが、ショパンのエチュードとかで特にいい印象を持っていなかった曲が、阪田くんが弾くとものすごくいい曲に聞こえて、好きになるというのがいくつもありました。

聞きなれたはずの曲を、がらりと印象変えて私好みに弾いてくれるコ。
(阪田くん若いです、またろうと同じ年ですから)

こりゃもう、おっかけてくしかありませんね!!(^-^)

今日のコンサートは、阪田くんのソロコンサートじゃなくて、大江馨(バイオリン)ってコ(これまた同じ年だそう)とのジョイントでした。大江くんの演奏は今日初めて聞きました。音色はわりと「いぶし」系で、大江くんソロを先に聞いたときは阪田くん伴奏と合うのかな?? って思ったんですけど、

アンサンブルばっちり、息ぴったりでした。この組み合わせも楽しみ~

二人とも、演奏はすばらしいけど今後はもっとトークも磨いてねっ♪ 楽しいコンサートいろいろ期待してるよ!!

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コメント (2)
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