心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに  №1222

2015-04-12 21:10:23 | Weblog
 ポイマンドレースの叡智が訪れた人とは
ポイマンドレースは「我、叡智は、
聖なる者、善き者、清き者、慈しみある者、
すなわち慎重かつ敬虔な者たちのもとにきたる。
わたしのおとずれは、そうしたものたちの助けとなる。
そして、ただちに彼らはすべてを悟り、
愛情をもって父に和み、祈る。
子から親への想い、天賦の愛のもとに、父の方へ向き直り、
心の命ずるところに従って、神を讃え感謝し、
そして聖歌をささげるであろう。」と言っていました。
現代の社会には様々な情報があふれていて、
多種多様な思想や主義や宗教もありますし、
政治や経済の情勢も時々刻々と変化しています。
このような激しい変化の中で、それぞれの人が
皆違う価値観を持ちながら、簡単に個人が情報を
世界に向けて自由に発信したり、
受信したりすることもできます。
世界中にあふれる情報は刻々と変化していますし、
これらの情報の中には正しいものだけでなく、
誤解や偏見に満ちたものもありますから、情報に
惑わされふりまわされたり、混乱したりする
可能性もたくさんあります。
このような現状の中で、ポイマンドレースの言うような
「聖なる者、善き者、清き者、慈しみある者、
すなわち慎重かつ敬虔な者たち」となるためには、
表面的な言葉の表現や、表情やしぐさといった
表に現れているものだけを見て安易に物事を判断する
のではなく、心を平静に保ちつつ、正確に
情報の本質や真実を理解して、誤りや善悪を
判断するための知性を持つ必要があります。
そのためには慎重かつ明確な思考力と、
広い視野からの識別能力、そして情報の
もととなった原因と、そこから予測される
結果を推測できる思考力が必要です。
さらにこれらの情報を提供している人々への理解や、
今後の見通しとそれに対する対応力を持つには、
様々な体験をたくさん積んでいて、
精神的な忍耐強さも持つことも求められます。
そしてこのような強い精神力や、豊かな人生経験から
もたらされる知識や高い精神性によって得られる功績が
あったとしても、本人は自己の内面にもたらされた
インスピレーションや直観によって、心の内側から
自らを導いてくださった内なる叡智の存在に
対する感謝の気持ちを持つのだと思います。
このような人々は、自分の内なる叡智や
魂と接触できた人々であり、内なる
神の存在を感じている人なのだと思います。
だからこそ「すべてを悟り、
愛情をもって父に和み、祈る。
子から親への想い、天賦の愛のもとに、
父の方へ向き直り、心の命ずるところに従って、
神を讃え感謝し、そして聖歌をささげる」のだと思います。
このような人たちと同じような体験をするには、
たくさんの転生による経験と、物事の本質を
理解しようと努める意識的な向学心による、
知的精神的な意識の成長が欠かせないなのだと思います。 
№1223につづく

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