心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに №1218

2015-04-04 21:00:29 | Weblog
 自分を識るための教えとしてのラージャ・ヨガ
『魂の光 パタンジャリのラージャ・ヨガ』(AABライブラリー発行)には、
『すべての学ぶ人々が手元に置くべき三つの書がある。
それは「バガヴァッド・ギータ」と「新約聖書」と
「パタンジャリのヨガ経典」であり、この三冊には
魂とその開花の全体像が記されている。』とあります。
現代の人々はこれらの書物を読むことで、
自分自身が神の似姿を持つ霊的な存在であることを
理解できるようですので、この三冊に関する部分を書いてみます。
『「バガヴァッド・ギータ」では(その18の章において)魂が、
つまり顕現した神としてのクリシュナの本性である第二様相が
描写されており、クリシュナが熱誠家アルジュナに対して、
すべてのものの魂、すべての形態の覆いの背後にある栄光としての
自分自身を啓示する驚くべき章でその頂点に達する。
「新約聖書」には、完全に顕現した神の子の生涯が、
つまり、すべての覆いが除かれて真の
性質を表した魂が地上を歩む姿が描かれている。
キリストの生涯を研究することで、
魂の力を発達させて解放を達成した、
完全な栄光を輝かせて、地上を歩む一人の神になる
ということがどういうことであるかが分かるであろう。
「ヨガ経典」には、その生成の法則、それに従うことで
人を「天において父が完全であるように完全に」
するための規定、手段、方法が示されている。
平均的な善人の段階から熱誠家、イニシエート、
大師の段階を経て、キリストが現在到達している
至高の進化段階に至るまでの段階的な
発達体系が順を追って展開されている。
愛弟子ヨハネは「私たちは彼のようになるであろう。
というのは、私たちは彼をありのままに見るであろうから」と言った。
物質界に転生している人間への魂の啓示は
常に大きな変容を引き起こす。
キリスト自身は「私がなしたよりも偉大な仕事をあなた方はなすであろう」
と言い、私たちに「力と栄光の王国」の約束を掲げた。
そのためには熱誠と忍耐は強くなければならない。
その結果、私たちは十字架への茨の道を歩み、変容の山の頂へと続く
「丘へと登る」道を辿ることができるようになるのである。
どうしたらこの大きな変化を引き起こすことができるのであろうか。
どうしたら欲望と低位性質の犠牲者である人間がこの世と
肉体と悪魔に勝利することができるのであろうか。
それは転生している人間の肉体脳が
真我つまり魂に気づいたときに起こり、
この意識的認識は真我が「それ自身を
マインド・スタッフに反映させた」ときにだけ可能になる。
魂は本来対象から自由であり、常に孤立した統一の状態にある。
しかしながら、転生している人間は、
肉体脳の意識において、これら二つの存在状態を
認識しなければならないのである。
彼は意識的にすべての欲望の対象から自身を開放し、
あらゆる覆い、三界におけるあらゆる形態に対する執着を捨てて、
融合された統一体として立ち上がらなければならないのである。
霊的人間が知っているような意識的存在の状態が、
物質界に転生している人間の認識状態にもなったとき、ゴールに達する。
そのときその人はもはや、肉体と同一化したときに
肉体によって作られるものでも、この世の犠牲者でもなくなる。』
№1219につづく

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3章 光とともに №1217 | トップ | 第3章 光とともに №1219 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事