心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー2199 心理操作によって生まれた信念

2024-03-14 20:59:48 | Weblog
ナンバー2199 2024.03.14  心理操作によって生まれた信念
『あるヨギの自叙伝』(森北出版株式会社発行)でパラマハンサ・ヨガナンダは、ルーサー・バーバンクという園芸家の話を披露しています。
『私はとげのないサボテンをつくる実験の最中、しばしばサボテンに向かって、愛の念波を注ぎながら話しかけたものです。「ここにはお前のこわがるようなものは何もないよ。だから、とげなど生やして身を守る必要はないのだ。私がお前を守ってやるからね。」すると、この有益な砂漠の植物は、しだいにとげのない状態に変化していったのです。』
ほかにも、毎日バラに話しかけることで、とげのないバラを育てた人もいます。
『トーチェ氏の心の法則』(サンマーク文庫)には、次のようなエピソードがあります。『まちがった信念がどんなはたらきをするかという点について、適切な記事が新聞に載りました。59年7月7日カリフォルニア州で、二歳の子どもパウロス・ベルデスは、庭の小さな囲いの中で「ある物」と楽しく遊んでいました。台所にいた母親は、それが長いホースのように見えました。30分ほどして、母親は子どもがどうしているのかもっとよく見ようとして、窓からのぞいてみたのです。そのとき「ホース」と見えたものが、なんと一匹のガラガラヘビだと知った彼女は、恐ろしさに震え上がりました。彼女は金切り声を上げて子どもに注意しましたが、その新聞記事によると、すでに「時遅すぎた」のです。その子どもはヘビにかまれて重傷を負いました。まったくのところ、母親が大声で叫ぶ瞬間までは、子どもは危険でも何でもなかったのです。なぜかといえば、彼は遊び友達が自分に危害を加えるような恐ろしいものとは、全然知らなかったからです。この記事は「ヘビはかみつく」という母親の信念が、この致命的な悲劇の原因だったということをはっきりと示しています。もし母親が自分の仕事に忙しくて子どもにかまわなかったら、ヘビはほとんどまちがいなく、小さな遊び友達を一人残して、どこへともなく静かにスルスルと去っていったでしょう。』
蛇はかみつくという信念を持つと、その信念に従ってかみつきます。心は「事実」ではなく、自分が「信じ込んでいる信念」に従って、それぞれの結果を生み出していく一つの道具です。
エンリルは言葉の力を使って、人の心をコントロールすることで自在に操りました。
ナンバー2200 2024.03.18 につづくことでしょう
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