インドちゃんの子どもと書くな!子供と書け!!

障がい者と書くな!障害者と書け!!

公立の塾??

2006-04-28 20:59:07 | まじめな話。私にほれるなよー

読売新聞(日付をメモるの忘れた。オンラインの記事も削除されている。なんで?)によると、来年度経済的理由などで塾に通えない子どもを支援するため、退職した教員OBを使い、授業料無料の“塾”を全国でスタートさせるとのこと。通塾する子供との学力格差(小4~小6で通塾率37%、中学生で通塾率51%)を解消することが狙いで、放課後、土日に補習授業を行うらしい。教員OBの確保は希望者を事前登録する「人材バンク」のような制度を整備する計画とのこと。

学校の先生は何をしてるのですか?授業について来れない生徒は、ほったらかしで、教員OBにお任せするのですか?わしらが小学生の時、給食を時間内に食べきれないので(嫌いなものが出されたりするから)、昼休み時間も黙々と食べていたり、放課後一人残されて食べているものもいた。小生は食べ物に関する好き嫌いは当時皆無だったので(今は、、嫌いな食べ物がたらふくあります。居酒屋に行く奴等の気が知れません)、そのような経験はしなかったが、今思うと、先生はよく子供たちに付き合ってくれてたんだなぁ~と思う。宿題忘れを放課後のこして最後までやらせたり、テストの再テストを妥協することなく何度でも繰り返し解かせる、あるいは、友達同士で教えあうこともあった。少なくとも自分が預かった生徒は、放課後残してでも、土日に出てきてでも、責任持って指導するべきではないか。そういう気概はないのかな。鵜川昇『子供を喰う教師たち』(プレジデント社)には、「定時に登校して、定時に退校するという、およそ専門性の高い仕事とは無縁の勤務になって」おり、午後4時30分にはさっさと下校を開始し、8時間労働を守り、教職調整額を受け取るのも当然の権利と思っている「労働者」と化した学校教職員の話が載っているが、教師の仕事に「対価」を求めた瞬間、彼は教師ではなく、単なる「労働者」に成り下がってしまう。行動の基準は、「損」か「得」か?この唯一の価値観を自己の行動規範とすると、電車の中で松葉杖をついているヨボヨボのおじいさんに席を譲ることは「不運」であり「損」としか思えないだろうし、「対価」を得られない「人への親切行為」は「損」以外の何ものでもない。教師がこのような損得勘定で仕事をして、「公心」を持った人間が育つわけがない。

また、高い授業料を取っている塾に通う子供は、無料の塾に通う子どもをどう思うだろうか?無料の塾に通い、ベテラン教員OB(というより、期限切れの再利用?デガラシ?)から指導を受ける生徒は、高い授業料を取っている塾に通う子どものことをどう思うだろうか?「あいつは、ビンボーやでー」と陰口を叩かれはしまいか?文部科学省は、真剣に考えてこの結論を出したのか?(藤原正彦『国家の品格』を思い出した)

読売新聞の記事を読み進めていると、次の一文に出会った。「・・・講師への謝礼などについては、今後さらに協議する予定だ・・・」え?報酬があるの?授業料無料の塾なのに?当然税金からだよな・・・

はっはーん。特殊法人作るんでしょ~。ほんで、特別会計からがっぽり頂くんでしょ~。そして、役人の皆さん。天下るんでしょー。ちゃうか?!


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
あのね (DNS子)
2006-04-30 23:46:58
今日はドッチボール大会で疲れましたぁ~☆ドッチボール?ドッヂボール?どっち
返信する
文太 (インドちゃん)
2006-04-30 23:58:29
ぼせー本能こーちょこちょぼせー本能こーちょこちょ
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。