日本国臣民として、心よりお喜び申し上げます。
皇后陛下万歳。
<皇后さま、76歳に>
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/101020/imp1010200504002-n1.htm
皇后さまは20日、76歳の誕生日を迎えられた。誕生日に先立って宮内記者会の質問に文書で回答し、ご家族への思い、この1年で印象に残ったことなどを記された。健康管理に関しては「ささいなことも侍医に報告し、指示を受けるようにしています」とし、「公務については、陛下が今は特に変更の必要はないと思うと仰せですので、私もその御方針のようにしてまいりたいと思います」とする考えを明かされた。
健康状態については「この数年仕事をするのがとてものろくなり、また、探し物がなかなか見つからなかったりなど、加齢によるものらしい現象もよくあり、自分でもおかしがったり、少し心細がったりしています」と記された。
皇后さまは9月、せきぜんそくの可能性が高いとの診断を受けられた。10月には右目に結膜下出血の症状がみられている。
次世代を担う皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻に対しては「皇室のあり方、ご自身のあり方を求めて歩まれた陛下のお姿が、きっと一つの指針となり、支えとなるのではないかと思っています」と期待を述べられた。
一方で皇后さまは、敬(としの)宮(みや)愛子さまが正常なご通学ができなくなっていることなどを踏まえ、「今、東宮一家が健康や通学の問題で苦しんでおり、身内の者は皆案じつつ、見守っています」と明かし、「東宮家、秋篠宮家の家族を私はこの上なく大切なものに思っており、その家族一人一人の平穏を心から祈っています」とされた。
また、この1年で印象に残った出来事の一つとして、「家族のように大切にして来た動物たちを、あの様な形で葬らなければならなかった宮崎県の人々の強い悲しみに思いをいたしています」と、宮崎県の口蹄(こうてい)疫を挙げられた。
国外の出来事ではチリの鉱山落盤事故を挙げ、「希望を捨てずに救出を待った作業員たちの精神力は素晴らしく、チリの人々はそのことをどんなに誇らしく思いつつ救出の成功を祝ったことでしょう」と述べられた。