インドちゃんの子どもと書くな!子供と書け!!

障がい者と書くな!障害者と書け!!

今月読了本 7月

2006-07-31 23:50:00 | 今週読了本

①星野仙一『勝利への道』(文春文庫)

②山本周五郎『青べか物語』(新潮文庫) <再読>

③関岡英之『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる』(文藝春秋)

④斎藤寅『世田谷一家殺人事件 侵入者たちの告白』(草思社)

⑤小林よしのり『いわゆるA級戦犯』(幻冬舎)

⑥野末陳平・J.B.シンプソン・隈部まち子・金田一春彦『仕事の成功』(講談社)

⑦ジェームズ・アレン『「原因」と「結果」の法則』(サンマーク出版)

⑧ジェームズ・アレン『「原因」と「結果」の法則②』(サンマーク出版)

⑨森 絵都『つきのふね』(角川書店)

⑩寺山修司『かもめ』(アートン)

⑪Jonathan Swift, Gulliver's Travels (Oxford World's Classics)

⑫William Faulkner, As I Lay Dying (Vintage International)

 

おすすめこの一冊のコーナー♪

 小林よしのり『いわゆるA級戦犯』(幻冬舎)

 

A級戦犯とは何ぞや?誰か知ってるか?ちゃんと言えるか?誰も知らんやろ。B・C級戦犯との違いは?なぜ、B級戦犯・C級戦犯と言わず、BC級戦犯と一括りで言うのか知ってるか?誰も知らんやろ。どうやってA級戦犯、BC級戦犯が選ばれたか知ってるか?東条英機は有名だが、広田弘毅がどういう経過を辿ってA級戦犯となったか知ってるか?誰も知らんやろ。知らないのに恰も知っているようなフリをして、A級戦犯がどうしたこうしたと言う。知らないのなら、知れ。知ろうとしろ。

それから日本はポツダム宣言を受諾したが、これは有条件降伏であって、無条件降伏ではなかったのだよ。知ってたか?知らんかったやろ。

東京裁判は裁判ではない、って知ってるか?マッカーサーから戦犯を集めろ!と指示されたアメリカ人が、戦勝国が敗戦国の人間を裁判にかけるなんて前代未聞だ!とびっくりしたのを知ってるか?

日本は法治国家であることを知っているか(知らん奴は・・・)?では昭和28年の出来事を知ってるか?ゆえに、日本は戦争犯罪人なるものはいないということを知っているか??

パール判事を知ってるか?

(以下、著作からパール判事の言葉を引用)

東京裁判から4年後、再び来日したパール判事は広島の原爆慰霊碑に献花した。そこで見た碑文「・・・過ちは繰り返しませぬ」という文言を見て、

この「過ちは繰り返しませぬ」という過ちは誰の行為を指しているのか。もちろん、日本人が日本人に謝っていることは明らかだ。それがどんだ過ちなのか。私は疑う。ここに祀ってあるのは原爆犠牲者の霊であり、その原爆を落とした者は日本人ではないことは明瞭である。

落とした者が責任の所在を明らかにして「二度と再びこの過ちは犯さぬ」というのなら肯ける。この過ちが、もし太平洋戦争を意味しているというなら、これまた日本の責任ではない。

その戦争の種は西欧諸国が東洋侵略のために蒔いたものであることも明瞭だ。さらにアメリカはABCD包囲陣をつくり、日本を経済的に封鎖し、石油禁輸まで行って挑発した上、ハルノートを突きつけてきた。

アメリカこそ開戦の責任者である。

東京裁判で何もかも悪かったとする戦時宣伝のデマゴーグがこれほどまでに日本人の魂を奪ってしまったとは思わなかった。

東京裁判の影響は原子爆弾の被害よりも甚大だ。

この私の歴史(パール判事の判決文:わしが注釈)を読めば、欧米こそ憎むべきアジア侵略の張本人であることがわかるはずだ。しかるに日本の多くの知識人はほとんどそれを読んでいない。そして自分子弟に「日本は国際犯罪を犯したのだ」「日本は侵略の暴挙を敢えてしたのだ」と教えている。満州事変から大東亜戦争勃発にいたる真実の歴史を、どうか私の判決文を通して十分研究していただきたい。

日本の子弟が歪められた罪悪感を背負って卑屈・廃頽に流されてゆくのを、私は見過ごして平然たるわけにはゆかない。

彼らの戦時宣伝の欺瞞を払拭せよ。誤られた歴史は書き換えられねばならない。

(引用終了)

富田メモが出て、朝日新聞が世論調査を行った。「首相の靖國神社参拝に賛成か?」「反対:60パーセント」って・・・何も知らない、昭和の歴史を微塵も知らない、先帝陛下についても露ほども知らぬ、考えたこともない人間の意見を聞いて、それを世論とは、朝日新聞は「ジャーナリスト失格宣言」をしなさい(笑)

ちゃんと歴史を知っている、素養のある人間に調査しなさい。

まず君達は、小林よしのりの著作を読め!読み漁れ!!読みまくれ!!!! 


反省

2006-07-24 19:55:16 | Weblog

さる。

富田メモが出たことにより、少々うろたえてしまったことを反省。もちろん、メモの「私」が昭和天皇のことを指すと証明されたわけではないが、その可能性がないわけではない。いや、むしろその可能性が高いのだ。天皇がこう述べられたのだから、国民はこうすべきだ!というのは天皇至上主義で、それこそ戦前回帰にもなり兼ねない。昭和天皇の御心に触れ、自分の中で消化し、現代社会で“塩もみ”にしないといけなかった。自分も今はやりの「プチ右翼」だったのかと反省しきり。

たびたび引用させていただいている勝谷誠彦さんはこのように述べておられる。

(引用開始)

 今朝の日経新聞の世紀のスクープに私は霹靂に打たれ立ちすくんだ。これは2.26事件そして終戦に次ぐ昭和天皇の「第三のご聖断」ではないか。腰を据えた論議をせよと陛下は私たちにおっしゃっているのである。

帝都を占拠しようとした将兵を「反乱軍」と呼ぶに躊躇した「場」を動かした2.26事件。そして明らかに亡国へ突き進むのが目に見えていながらも誰も「降伏」の二文字を言い出せなかった「場」を切り裂いた終戦のご聖断。今回明らかになったお言葉は正に今私たちが突きつけられながら立ち往生している大東亜戦争と終戦と戦争責任そして東京裁判を巡る歴史観に対する思想的硬直の「場」を突き動かせという「ご聖断」ではないのか。もちろんその論議はこのお言葉が真正なものかどうかという所から始めなくてはいけない。

(引用終了)

先帝陛下は、ご自身に戦争責任があると仰った。つまり、ご自身もいわゆるA級戦犯に値すると思われていた。だから、いわゆるA級戦犯が祀られている靖國神社へ親拝されることを躊躇された。このように我々は忖度しなければならなかったのだ。

自分も「先帝陛下の私心に近寄れるはずもない・・・云々」と言っておきながら、バンバンわしの私情を煽るメールが来るもんだから・・・つい(笑)

勝谷さんもわしも、「霹靂に打たれ立ちすくんだ」所までは同じだったがその後が違いました。ここら辺が、「プチうよ」たる所以か・・・(涙)

もちろん、真偽のほど確かめる必要があるし、日経は1年以上もメモを隠し持っていたし、安倍晋三の新刊発売日に合わせてメモをスクープしたとの情報もあるし、インサイダー事件の隠れ蓑だという意見もある。内容についても検証すべき箇所が多々あるので、それらを斟酌することは当然続けなければならない。


先帝陛下の御心

2006-07-22 11:59:01 | Weblog

http://www.sankei.co.jp/news/060722/morning/column.htm

産経抄で、わしの言いたかったことが出ている。「そんなに昭和天皇を敬愛されていたのですか」?普段、屁とも思ってないくせに、こんなときだけ鬼の首を取ったがごとく騒ぎ立てるのは、お得意の天皇陛下を政治利用しようという魂胆。それって、大好きな憲法に、違反する行為だよ。かつて天安門事件後に天皇を訪中させ、中国の国際社会復帰を認めさせるという愚行をしたが、このような大好きな憲法に違反する行為を延々と行っている。そんな奴らを信用できるか?そのような言動を信頼できるか?

天皇を政治利用するな!

それと、知らん人がおるかもしらんので、一言いうておきますが、神道の教義では、「分祀はありえない」ということです。たとえ分祀したとしても、それは蝋燭の火を違う蝋燭の火に移すことなので、霊が2箇所に増えることを意味する。日本全国に「春日神社」があるでしょ。これは分祀した結果です。だから「A級戦犯を分祀する」という発言を聞いて、「こいつら何言うてんの?」と神道について理解のあるものは、皆思います。国民の無知をいいことに、デタラメ発言で扇動する。かつてナチスは「嘘も百回言うと真実になる」と発言した。「A級戦犯を分祀しろ!」と言うと恥かきますよ。ナチスと一緒だよ(笑)

さらに、「おたくら霊魂の存在を信じているのですか?」とも言いたい。分祀だ何だと騒いでいますが、霊魂の存在を信じているのですか?神社には遺骨はありません。魂だけが存在します。チベットを我が物とするため大量虐殺を行っている(現在進行形ですよ)中国は、「宗教は毒だ」と仰ったのではないですか。唯物史観の中国が、なぜ神社にいちゃもんをつける?遺骨があれば別だが、そんなものは一切ない靖國神社のどこがどぅ問題だ?唯物史観が霊魂を認めるのか?

答えは簡単。日本からお金を巻き上げる格好の材料になるからですよ。騙されたり、同調したらあきまへんで。

もう一言言えば、もぅ、この世の中にA級戦犯は存在しません。昭和28年8月「遺族援護法」が改正され、旧敵国の軍事裁判で有罪とされた人は、日本国内では罪人とみなさない、という判断基準が確定されたからです。日本は法治国家です(戦前の日本が今の北朝鮮と同じようなものだった、というプロパガンダを行う者がいるが、とんでもない!!議会は機能していたし、選挙は行われていたし、憲法は守られていたし、純然たる法治国家であった。先軍国家とちゃいまっせ。嘘で騙すのは止めましょう)。北朝鮮や韓国のようなそのときの状況に応じて適当に法律の解釈を曲げたり無視するような国ではない、れっきとした法治国家です。そういう法律があるのにもかかわらず、A級戦犯云々するんは、北朝鮮の支配者階級とさほど変わらない、ということになりますよ。戦前の日本が北朝鮮と似ているのではなく、現在のそのように考える人たちが北朝鮮とクリソツなのですわ(笑)だから、もう存在しないA級戦犯を分祀するっていう発言は、恥の上乗せですよ。二重の恥ですよ。せやから、わしらがA級云々するときは、「いわゆる(所謂)A級戦犯・・・」と「いわゆる(所謂)」という言葉をつけるのです。

さいごに、先帝陛下の御心が垣間見れるメモが発見されたことについて。われわれが先帝陛下の御心に近寄れるわけもなく、先帝陛下の私心を理解できるわけもない。ただ、メモが事実だとすれば、この事実を重く受け止めることに憚りはない。しかし、次のよううな意見がある。

http://www.sankei.co.jp/news/060721/sha037.htm

http://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20060720181150.jpg

http://jinjablog.com/x/

一つはっきりしているのは、メモの中の「私」は「昭和天皇」という根拠に乏しいということ(もちろん、その可能性は捨て切れませんが)。メモの中の「私」とは、徳川侍従長の可能性が高いということ。上の3つの記事をよーく読んで下さい。さらに、先帝陛下は絞首刑に合ったいわゆるA級戦犯に対して、「わたしの代わりに死んだようなものだ」と涙を流され語られたことが知られています。東京裁判の経緯やマッカーサーという個人にも触れておられ、当時のアメリカの戦略についてよく理解しておられる先帝陛下があのような発言をされるとは、到底考えられない。陛下は涙を流されたのですから。「不快」というご発言はかなり、怪しいと思わざるを得ません。

昭和天皇が靖國神社参拝をご遠慮なさっている理由がなぞ、云々がありますが、三木首相が「私的参拝」と発言したことの影響が強いと思います。天皇は「私的」なことはできない「公人」なので、一国の首相が「公的参拝」「できない」靖國神社に、天皇陛下が参拝できないのは、あたりまでではないか!


8月6日 講演会

2006-07-17 20:56:07 | Weblog

8月6日(日)大阪護国神社にて、京都大学大学院教授、中西輝政先生による講演がございます。興味、関心のある方は7月末までにコメント欄、メール等でご連絡下さい。定員に達し次第締め切ります。

   「もののふの心と日本のまもり」 

      15時~16時30分    講演会 

      16時30分~18時30分 懇親会

  ★全ての行事への参加費は、無料

 なお、当日は午前より日本会議大阪による「親子のつどい」、靖國神社崇敬奉賛会「あさなぎ」関西支部設立趣旨説明会が行われます。合わせてご参加下さい。


もののふの心と日本のまもり

2006-07-13 00:09:14 | Weblog

十数回カナヅチで母親を殴った挙句、タオルで強く首を絞めた大阪大学生がおりましたな。http://www.excite.co.jp/News/society/20060709030600/20060709M40.125.html

阪大のHPにこんなん出てました。http://www.osaka-u.ac.jp/jp/saishin/koukoku0710.pdf HP見ても何回かクリックせなこのページにたどり着きません。小細工?抵抗?たまたま?っちゅーか、なんじゃいこの内容・・・まるで小学生をたしなめてるみたい。昔は大阪大言うたら、頭良うて、賢くて、ええ学校やったと思うけど、今は昔やな。確かに、スカな状態で受験生始めて、いつまだたってもスカスカな状態で、それでも大学合格してるもんな。今年の結果では、偏差値50台で大阪大に合格したのんが、30名。偏差値50台前半で合格したのんが8名もおる。http://www.yozemi.ac.jp/bunpu/kokkoritsu/index.html(参照)昔じゃ考えられん結果じゃ。ちなみに関西大学はこんなんですhttp://www.yozemi.ac.jp/bunpu/shiritsu/index.htmlスカなまま入学して、スカなまま卒業しても合格してるという事実が存在します。事実は事実として受け止めますが、いまさらあせっても、後の祭りか?

後の祭りといえば(強引ぐマイウェイ)、額賀防衛庁長官の発言http://www.excite.co.jp/News/politics/20060710114400/20060710E10.062.html全くその通りで、「独立国として憲法の範囲内(ここ重要!他日きちんと論じるから、ちゃんと読めよ!)国民を守るために限定的な能力を持つのは当然」と慎重に語ってますが、あほか!北朝鮮の挑発、その後のスポークスマンの発言(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060706-00000030-yonh-int「われわれの善意を悪用し」「強硬な物理的行動さえ取らずにはいられないだろう」って言うてはりまっせ)を読んでみろ!これはもぉ、宣戦布告ではないのか?限定的な能力でなく、先制攻撃ができて、自衛隊の戦闘機が日本と敵地を往復できる(笑)能力を持たんかい!!毎度おなじみ、勝谷誠彦さんは以下のように述べておられます。

(引用)

敵基地攻撃論が浮上したのはほぼ50年ぶりのことだ。これはすなわち半世紀の間な~んにも考えずに根拠なき楽観によって一切の論議をしてこなかったという事だ。私はもちろん敵基地攻撃論どころか攻撃は最大の防御論者だから(笑)論議そのものは遅きに失していると思う。しかしやるならタイミングを考えもっと勉強してからにしなさい。「相手が撃つ構えを見せたなら先に撃たないと撃たれるじゃないか」って今頃何を言っているのか。サマワで自衛隊員たちは毎日そのジレンマの前で命を張っていたのだよ。そして「撃たれるまで撃つな」と言われているのだよ。オノレの頭の上にノドンが降ってくるかもしれないとなれば慌てて騒ぐくせに防人たちを送り出す時になぜ真剣にこの論議をしなかったのか。 (引用終了)

問題はあるが、このような法律が必要な時代に突入しましたhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060711-00000318-yom-pol

現代人は自分だけで生きている、自分だけでここまで生きてこれた。と思っている。違う。違います。今、君がここにいて、こうして何不自由なく3食困らず生活できて、ブログなぞ見て遊んでられるのは、命をかけて我が国を守ってくださった方がたがいらっしゃるからです。特に明治以降、自分の命と引き換えにして我が国を後世に残してくださった方々がいらっしゃるからです。したがって、彼らの魂は我々の魂より優れている、英(ひい)でている。尊敬、感謝の念を込めて、彼らを「英霊(えいれい)」と呼ぶ。勝手に生まれて、生きてきたのではない。そういうことを考えない、知らないから自分勝手に傍若無人に振舞うのだ。電車の中の様子は、野蛮人さながら。他者を省みない。我が国は守られたから存在するのだ。もし、なんらかの圧力・攻撃・外圧等にわれわれが屈すれば、我が国は滅ぶ。しかし、先人は命をかけて子孫に我が国を残して下さった。われわれには我が国を守り、子々孫々と伝えていく責務がある。滅ぼしてはならない。この国柄を。

そういう気持ちになって、自国の誇りを持てるようになるためには、奉仕活動が一番。どうやって運営するの?ってな疑問がありますが、いいのではないでしょうか。何とかなるやろ(笑)ちなみに、究極の奉仕活動は兵役ですよ。兵役をこの日本にも!という気持ちはありますが、実現は難しいですね。そういえば、「国民皆ボランティア制度」ってどうなったのでしょうか・・・?

8月6日大阪護国神社にて、中西輝政京大教授による講演会があります。「もののふの心と日本のまもり」というタイトルの講演会で、今回の記事内容と多少の関連もあるでしょう。参加ご希望の方、興味がある方、奉仕活動をしてみたい方、ご連絡下さい。

 


おそらく、金さんも内心ドキドキしてはるって

2006-07-06 01:23:07 | Weblog

どーせなら、一発くらい日本の排他的経済水域に不法侵入してきた南朝鮮の船の上の落っこちたらおもろかったのになぁ~と思ったのは、わたしだけでしょうかぁ~

今回は完全にアメリカ本土へ向けた威嚇射撃の側面があるらしい。テポドンの船跡を延長するとアラスカに到達するからだ。前回は地球の自転軌道に水平に撃ったらしいが、今回は完全に挑発したみたい。

明日の朝日新聞社説を予想するコーナー♪

・北朝鮮の飢餓に苦しむ人民を救うためにやむを得ず今回の行動に出たのだ

・ここまで北朝鮮を追い込むくらい、我々は厳し過ぎたのだ

・我々が北朝鮮にかつた様々な悪事を行ってきた。その報いなのだ

・まずは、我々が過去を反省し、清算することから始めるべきだ

こんなもんかな。明日確かめよう。


今月読了本 6月

2006-07-01 01:50:38 | 今週読了本

①石川九楊『縦に書け!』(詳伝社)

②松本道弘『武士道と英語道』(スクリーンプレイ)

③伊藤貫『中国の「核」が世界を制す』(PHP)

④井沢元彦『仏教・神道・儒教集中講座』(徳間書店)

⑤中西輝政『国民の文明史』(扶桑社)

⑥渡部昇一『男は男らしく 女は女らしく』(WAC)

⑦William Brown, The Power of Sympathy and the Coquette (Penguin Classics)

⑧Mark Twain, Mark Twain (Selected Works Series)

⑨石田易司『さかさまの星座ーふれあいキャンプの仲間たち』(子ども書房)

⑩菅野明子『メディア・リテラシーー世界の現場から』(岩波書店)

 

●今月のおすすめ、この一冊のコーナー♪

   松本道弘『武士道と英語道』(スクリーンプレイ)

 

英語が泣いている。English is weeping.そう。英語が泣いている。今、この日本では、英語が泣いている。

「英語をコミュニケーションのための単なる道具という人は、その英語の所有者であり、人が英語を、英語が人を裏切ることがあってもよしとする。英語が刀やmatterとなったとたん、そこにきわめてドライな関係が存在する。ここには、ウェットな倫理観は存在しない。soulもspiritも消える」

「死を恐れないのは、サムライのspiritの部分である。日本人が英霊(spirits of the war dead)として崇めるのもサムライの不滅のspiritの部分である。欧米人や中国人は、靖国神社に祀られた戦犯(死ねば仏なのだが)をcelebrate(祝う)していると解釈して、軍国主義復活ではないかと勘違いする。死者を弔うのは、サムライならずともどんな国の遺族にとってもごく常識的な務めであろう」

「人も英語も変わる。モノもココロも変わり続ける。この単語を覚えたいと思ったとたん、消え始める」

「英語道では、勝負が第三者の眼ではっきりと確認されることはない。英語で負けてもl『オレは負けていない』と異議を唱えても許される。しかし、武士道同士の闘いでは、気絶して倒れれば負けである。言い訳はできない。敗北は恥。恥とは自分の中にある他人の眼である。スコアで競う検定試験、遊技ではない。武道家は恥を恐れ、面子をかけて闘う」

「しかし、人に英語の完璧さを求めない。つまり、日本人の英語の巧拙がまったく気にならないのだ。武蔵先生から教わったからだろうか。むしろ、ネイティブの英語の外見に魅せられて、日本文化をうとましく思い、外来文化に魂を売り払い、ネイティブらしい英語の使い手に衣替えした日本人を警戒したくなる」