こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

【人生現役】

2019-02-18 19:19:47 | 生き方
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
3月19日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

学年は設定してありますが、予約状況で対応できます。
ホームページからご連絡ください
こくごレストランホームページ
https://www.kokugoresutoran.com
申し込みはこちらからおねがいします。
紙芝居イベントでも申し込みできます。


こくご食堂今日のお話は
【人生現役】

みなさんは村田兆治さんをご存じですか?

昨日は世田谷で開催されていた、「大人の学園祭」を観覧してきました。

知り合いの、くーちゃんに紹介していただいた、大山みちの会代表をされている、竹澤さんからのお誘いでした。本来の目的は、紙芝居をみることでした。
紙芝居の様子は、今朝のアメーバブログ「新感覚紙芝居」

会場に到着すると、張り紙がありました。なんと、なんと。あの村田兆治さんが特別講演会をしてくださるのです。

野球好きな方、またそうでなくてご存じのマサカリ投法で有名な方です。これは聞きたい。

紙芝居の後、昼食に出かけました。(くーちゃんに御馳走になりました。ありがとうございました。)受付時間が13時からだったので、食事を早く切り上げた竹澤さんが申し込みをしてくださいました。

そして早々に並んだため、最前列でした。

村田さんを拝見した印象。とても大きい方です。肩幅も広く、なにより手が大きい。声も大きい。
「こんにちは。」
大きい声で挨拶をされました。会場からも
「こんにちは。」
すると、
「声が小さい」
一括です。


▲講演をする村田兆治さん



引退された後は、全国の離島に住む子供達に、野球を指導しされているそうです。

村田さんのお話は、とても面白い。現役時代の話。腹筋・背筋を1000回。これは当たり前でそうです。ステージの上で、スーツで、腹筋と背筋を鍛える方法を実演してくださいました。会場から歓声があがります。

試合中、マウンドでは冷静でいないといけないそうです。しかし、ある時冷静さを失ったことがありました。それは、この1球で打ち取った、試合終了と思い、マウンドからベンチに帰ろうとしていました。すると、セカンドの先輩選手がエラーをしたそうです。その時は、さすがに頭にきて、
「悪い、エラーして。」
と謝った先輩に
「お前のとこに打たせた俺がバカだった。」
と言ってしまったことがあったそうです。さすがに後で謝ったそうですが。それくらい若いときは、冷静ではいられなかった。しかし、この状況を変えるには、自分が変わったほうが早い。守備があまり上手でない選手のとこに打たせないようにすればいいと思うようになったそうです。「なんでも前向き。」

同感です。私もそう思うほうです。変わることが苦手な方に変化をもとめるよりも、自分が変わったほうが早いです。マサカリ投法が生まれたのも、この考え方だったそうです。現状のフォームでは打たれる、それなら変えよう。そこから生まれたそうです。

息子達と私は、村田さんの投球をみたことがあります。少年野球をしているとき、サントリーの関係者の方がいました。毎年、プロ野球OBが試合をする、サントリードリームマッチに招待していただいていました。そこで、観たのです。引退しても、すごい球を投げる村田選手を。

その時から、17年くらいたっています。それでも、まだまだ現役なのです。すごい。

何かを極めてきた方々は、発言に説得力があります。
「人生に引退はなし」
言葉に重みと、パワーを感じました。

サインボールを会場に投げる場面がありました。
「このボールほしいひと」
と村田さんが言ったとき、ひときわ大きい声で返答した方がいました。上階にいたのですが、
「階段まできて」
と村田さんに言われて、階段に来ました。
「構えて。そこに投げるから。」
1回目は階段にあたってしまいました。二回目にはジャストミートでした。

最後は、
「みんな、このまま帰れるとおもっていないよね。スクワットするよ。」
全員で10回のスクワットをしました。

昨日は、ホールに到着するなり、サルサのダンスをすることになり、1曲踊りました。最後は、息子達と剣道をしていた頃以来ですから、15年ぶりくらいのスクワットをしました。

相変わらずカッコイイ。

そして、村田さんが所属していたチームはロッテ。川崎球場がホームグランドでした。私が25年住んでいるのが川崎。勝手につなげて、共通点としました。これもご縁。


日本は、200ほどの離島があるそうです。これからも、離島の少年少女に、会いにいき、プロの技をみせていくそうです。私は川崎に住んでいますが、川崎の少年少女、または元少年少女にも、プロの技を見せていただきたいと思っています。村田さん、是非川崎に来てください!

2、3月の紙芝居
2月27日(水)
3月13日(水)
3月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
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★紙芝居(無料です!)
毎月第二第四水曜日

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【いつも肌色とはがぎらない】

2019-02-17 19:19:14 | 思い出
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
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3月19日(火)
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こくご食堂今日のお話は
【いつも肌色とは限らない】

久しぶりに姪に会いました。

姪と会う時は、ぬりえをします。
「ぬりえしょう。準備して!」

姪は、いたって冷静。まったり準備を始めました。
「早く、早く。」

姪が数冊のぬりえを出してきました。
「どれを塗ってもいいの?選んでください。」
「はいはい。」

姪の指定したものは、プリキュア?かな。

二人のギャルがポーズをとっています。右の一人目は、普通に塗っていました。これではつまらない。左のギャルを描くときに、あえて、顔を青にしました。
「えー。ヤバい。」
姪は二年生。時々女子高生のような言葉を使います。今や、「ヤバい」は女子高生でも使用しないかもしれません。
「なんで?」
「だって、顔青いよ。」
「いいんだよ。アバターだから。」
「へー。アバターって、顔青いんだ。」

しまった。姪は「アバター」をしらないようだ。それなら、変な情報をインプットしたことになる。まあ、それもよしかな。いつも人間の皮膚は肌色だと思っているでしょう。違う色でもいいんだよということを、ぬりえから伝えたかったのです。

色をぬりながら、姉(姪にとってのママ)の話をしました。以前、怖い怖い姉の話をしていました。ブログで何度も話題にしていますし、中学生の授業では人気の話です。
「ドラえもんの机じゃない?事件」
「サンダル、カウボーイ事件」
「宇宙戦艦ヤマト沈没事件」
「ジグソーパズル、あと一ピース事件」
この話を姪にしたとき、
「もう一回、もう一回。」
とせがまれて、何度も話をしました。そのせいか、姪はこの3事件をすっかり覚えていました。今後、我が家の大事件は紙芝居にしますので、それまでお待ちください。

「じゃあ、新しいお話しようか?」
「なに?」
「トランプ事件知っている?」
「しらない」

トランプ事件。これは、アメリカ大統領ではありません。昔小学生向け雑誌がありました。小学1年生。2年生と学年ごとの雑誌があったのです。そこには毎月付録がついてきました。アニメやアイドルの描かれているトランプ。姉は2学年上だったので、付録もおもしろそうなものばかり。そのトランプもとても魅惑的でした。
「お姉ちゃん。トランプ貸して!」
「汚すからいや」
絶対貸してくれませんでした。姉のいないある日。私の中の悪魔が囁きました。
「捨ててしまえ」
そして、悪い私(決してこれが本性ではありません)が出てきて、トランプを一枚ゴミ箱に落としました。

帰宅した姉。
「あれ・・・トランプがない」
「よくさがしなさい」
母と姉は必死になって探しています。怖い。怖い怒られる。そうだ。元にもどせばいい。
「おねえちゃん。こんなところにあったよ。」
ゴミ箱からトランプを引き挙げました。
「お前だね。」
ここから記憶がありません。あまりの恐怖だったのでしょう。記憶が闇を消しました。

姪が聞いてきます。
「怒られた?」
「記憶にございません。」

「あたしもママにひどいことしたことあるよ。」
笑顔です。
「ママも大切にしているネックレスをひきちぎって、パーツをバラバラにしたの。」
笑顔です。怖い。私より怖いかも。
「怒られた。ママって怒ると怖いよね。」
私は、あなたの笑顔のほうがこわい。青でぬられたぬりえよりも。

しかし、考えると、姪や私のしていることのほうが悪魔的です。姉は怖いのではなく、普通。
むしろ、忍耐強いくらいでしょう。

楽しいぬりえタイムでした。



▲完成したぬりえ
上 姪の色付け
下 私の色付け



2、3月の紙芝居
2月27日(水)
3月13日(水)
3月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
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★紙芝居(無料です!)
毎月第二第四水曜日

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【おかぼ】

2019-02-16 19:28:46 | 味の思い出
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
3月19日(火)
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こくご食堂今日のお話は
【おかぼ】

『おかぼ』ってご存知でしょうか?

私は初めて聞く言葉でした。

木曜日は、実家の母と一緒でした。

私は今、ミツバチとハチミツに凝っています。母と母の父(私の祖父)は、はちみつ作りをしていたそうです。その話を聞きたくて、どんな風にやっていたのか話をしていました。


▲母の実家の山


ハチの巣箱は、裏の畑に置きました。
「あの時は、川のむこう側にアカシア木が沢山あったのよ。だからアカシアのハチミツだった。」
母がアカシアのハチミツが好きなルーツを知ったような気がしました。
「巣箱にハチミツがたまってくると、親戚のうちにあったぐるぐるまわす機械に入れるの。そしてできあがると、一升瓶に一杯できたのよ。」
「それは、砂糖のかわりに使ったの?」
「ばーさん(母の母、私の祖母)が、かくして食べていたよ。」
なんというオチでしょうか?兄弟が多かったため、置いておくとみんなでなめてしまうので、祖母が隠していたようです。


▲母の実家付近
右の木がある先に川があり
川向うにアカシアの木が
ありました


祖父は働きもので、器用でした。動物が好きで、アヒルやヤギを飼っていました。ヤギは一日1升瓶くらいのヤギ乳を出したそうです。ヤギ乳は沸かしてのみます。菌があるとかで、そうしないといけないです。
「弟は、子ヤギをとても可愛がって。ヤギの草を食べさせいく当番だったのだけど、口笛を吹くと走ってきて、とても子ヤギを可愛がっていたのよ。」
私が生まれる前に20代の若さで病死した叔父の話です。母は年の離れた叔父をとても可愛がっていたそうです。

祖父は、釜をつくって炭をつくったりしていたのは知っていましたが、今回初めて聞く話題がでました。
「野菜や、ハチミツ、ヤギ乳があったら、食べ物はあまり困ってなかったの?」
「そうだね。」
「大麦や小麦も作っていたよ。」
「お米は?」

「おかぼを作っていたから」
「『おかぼ』ってなに?」
「水田でなく畑で作ることのできるお米だよ。」

すぐに携帯で検索しました。

陸稲(おかぼ・りくとう)
おかぼは、病気などに強く、育てるのに 手間のかからないイネです。 「りくとう」とも言います。

「味は落ちるけどね。」
「水田はなかったの?」
「うちにはなかったね。お米を栽培しているところもあったけど。そのうち、お米は配給されたよ。」

母は昭和7年生まれ。群馬県の出身です。

薪を集めて風呂をたき、小さい枝はご飯を炊くことに使いました。他界したもう一人の叔父が言っていました。
「あねご(私の母)は、力持ちで薪なんて親父(祖父)よりも沢山もっていた。だから、親父は、あねご(私の母)をとても可愛がっていたよ。」
群馬にいる伯母も、母が東京に出てくるときの様子を話してくれたことがあります。
「東京に出る時は、親父さん(祖父)は大反対でね。大変だった。」

「年末はもちつきしたの?」
「したよ。四升ついたよ。」
「四升?それはずいぶんたくさんだね。」
「一度、家族だれもいなくて、1人で四升ついてことあるよ。」
「なんでいなかったの。」
「忘れた。」
オチがなかったので、大笑いしました。

「この時期は、畑では何がとれたの?」
「2月は、麦踏みをしたよ。霜が出て、麦が浮き上がってしまわないように、踏むのだよ。」

私の知らない母の様子、叔父、祖父の話を聞くのは不思議な気持ちになります。当たり前ですが、母にも幼い頃があったのです。

続きは、今度会った時の楽しみにします。


▲去年宿泊したホテルから
妙義山



2、3月の紙芝居
2月27日(水)
3月13日(水)
3月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
中庭マルシェ
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【ふれあいの場】

2019-02-15 19:24:00 | アクティブラーニング
はじめまして。2018年5月。JR南武線武蔵中原徒歩15分神明神社で「こくご」を中心にした塾「こくごレストラン」を創業しました。塾では、思考・発表・文章にすることを軸とします。そして、ディベート・俳句・アクティブラーニング・ビブリオバトルなどを取り入れます。ブログは毎日発信しています。体験したこと、考えたことを文字で表現することは、「こくご」です。

2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
3月19日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

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【ふれあいの場】

2月のオリジナル紙芝居は「豆まき」でした。

そのオリジナル紙芝居を4回、ライブでみてくれたそうちゃん。

紙芝居の後に迎えた節分当日。お母さんが、
「今年の恵方巻の方向は、なんだったかな?」
「東北東だよ。」
そうちゃんは、答えたそうです。
「そしてね、恵方巻は願いごとをして無言で食べるんだよ。麻美さんが言っていた。」
少しでも、話をしようものなら、
「お話しないで食べるの。」
とそうちゃんに叱られたそうです。

さすがに私の紙芝居を4回観てくれただけあります。いい記憶力です。こういうお話を聞くと、もっと面白い紙芝居をつくろうと思います。

そして、以前そうちゃんのお友達にあやとりを御渡ししたことがありました。
「そうそう、麻美さんにもらったあやとり、今夢中になっているそうですよ。」
そうちゃんのお友達も、あやとりブームになっているそうです。

そして、今月の紙芝居。2月13日は、何度か観ていただいたお子さんたちがきてくれました。中でも印象的だったのが、18時頃になり、紙芝居を片付けているときにいらした親子連れの方です。
「もう終わりですか?」
「紙芝居ご覧になりますか?」
「はい、いいんですか?」
「もちろんです。」
長椅子をしまってしまったので、そばにいたお子さんたちが、さっと小さい椅子をもってきてくれました。観客は、とても大人しいお兄ちゃんと、天真爛漫な弟君とそのママの三人です。
年齢を観て、
「電車がくるよ」と「もえもえマン」にしました。


▲電車がくるよ
脚本・絵 とよたかずひこ
童心社




▲もえもえマン
絵rikko
教育画劇


繊細そうなお兄ちゃんがニコニコしてきいてくれます。そして、弟さんは、もえもえマンが大きな炎をあげると、真剣な顔をしています。

終わってから、
「小さいのに、ちゃんと最後まで聞いてくれて、ありがとうね。」
とお子さんたちに話かけると、
「前回も来たんです。でも、全然紙芝居に興味がないようでした。でも、今回はちゃんと聞いていてびっくりしています。」
「御兄弟、何歳違うのですか?」
「年子なんです。」
「あら、年子は双子より大変だっていいますよね。」
「私は息子二人いますが、こんなにおとなしくなかったからうらやましいです。」

小さい息子さん二人連れているママさんをみると、つい20年前の自分の姿と重ねてしまいます。大変だった育児。でも今思うと楽しかった。
「大変でしょう。」
「はい。本当に大変です。」
「でもいい時ですよ。大きくなると『飯なに?』しか言わなくなりますよ。」

若いお母さんとこんな会話をする瞬間、楽しくて仕方ありません。育児をしているとき、よく年配の方に同じようなことを言われました。今は、声をかけるほうになっていました。

あやとりを御渡しし、
「また観にきてくださいね。」
「はい。」

恥ずかしがり屋のお兄ちゃんが小さく手を振ってくれました。

毎回新しい出会い、再会があります。
二子新地駄菓子屋木村さんは、ふれあいの場です。


▲一番乗りのお友達
3歳三人組
「女ん子ばっかりだね」(お友達)
「そうだね、女子会みたいだね。」(私)


2、3月の紙芝居
2月27日(水)
3月13日(水)
3月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
駄菓子木村屋さん
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【チョイスがナイス】

2019-02-14 19:32:48 | COOLJAPAN
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2.3月無料体験
2月26日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名
3月5日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席5名
3月19日(火)
16:00~1年生、2年生 残席6名
17:00~2年生、3年生 残席6名
18:00~3年生以上 残席6名

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【なぜそれが・・】

少し難しいのはわかっていました。しかし、あえて、トライすることにしました。

カードゲーム。

二子新地駄菓子木村さんで、月に二回紙芝居をさせていただいいます。紙芝居終了後、木村さんが今後やっていこうといているイベントの件で、5,6人のお子さんたちが集まりました。

そこで、カードゲームをさせていただきました。

武蔵中原で国語作文教室IN川崎こくごレストランでは、授業の最後に10分ゲームをします。毎回違ったものを取り入れています。そこで、カードゲームをしているのです。

今回は、まだ塾の生徒とやっていないカードゲームでしたが、大勢でしかも年齢の幅がある男子と女子のお子さんで、どのくらいできるものなのか、試してみました。

参加者は、5年生から年少さんまで総勢7名。大人の私が一名入りました。

カードゲームは、「ボブジテンその3」。


▲ボブジテンその3


ゲームの内容は、カードの裏面に書いているカタカナ言葉。その言葉をカタカナ抜きで説明してそれをみんなで当てるものです。本来のルールは難しいこともあるので、やさしくしてトライしてみました。


▲ゲーム風景


私の順番になり、「ブレザー」を説明することになりました。
「制服です。制服の中で一番上に着るもの。」
「シャツ」
「ベスト」
「一番上だよ。」
すると、小学生のお姉ちゃんと参加していた、幼稚園年少(多分)の子が挙手しました。
「どうぞ。」
「ブレザー」
びっくりです。上着のことをブレザーと言ったことで、小学生たちはどよめきます。
「妹は、幼稚園でブレザーきているの。」
お姉ちゃんがいいアシストをしました。素敵な姉妹です。

そして、前回やったゲームもやってみました。

「大人げない大人こないの?」
それは、二子新地カフェメイズダイナーのMさんです。もう子供達の間では、そう呼ばれています。心待ちにしていた登場人物が現れると、子供達は大喜びでした。

ここで、「大人げない大人」は私を含め二名になりました。


▲ワードスナイパー



▲ゲーム中


こちらはボブジテンよりも簡単。カードをめくります。カードの山にあるお題の言葉を、めくったカードの言葉で始まる言葉で探すゲームです。

ここでもお子さんたちの発想の豊かさには脱帽でした。

丸い食べ物→「は」ではじまる
ハンバーグ
確かに丸い。

スイーツ→「つ」で始まる
月見だんご
座布団一枚。

四角いもの→「め」で始まる
名刺
まったく思いつかない言葉です。

温まるもの→「ま」で始まる
マラソン
渋いでしょう。この答えは。

言葉のチョイスがナイスです。ゲームは段々と、テンポアップされます。早くなると、頭の回転がよくなるようです。

このゲームテーブルで、とてもいい光景を目にしました。奥にいるお母さんのところに行って、また戻ってきた年少さんの女の子。テーブルにいた女の子と、小競り合いがありました。すると、5年生の女の子が、
「こっちにおいで。」
と年少さんの女の子を呼びました。
「なんで、あっちにいちゃだめなの?」
と年少さんの女の子がきくと、
「あっちにいると、嫌な思いする子がいるからだよ。」
端的な解答です。これで、納得した年少さん。ゲームは再開されました。

学年縦割りで遊ぶ経験が少なくなってきているお子さんたち。こうやって、大きいお姉さんやお兄さんと一緒に遊ぶことで、守るべきルールを教えてもらうのです。ときには、理不尽なこともあるでしょうが、それも経験です。世の中は理不尽だらけです。

次はどんなゲームにしようか?またみんなと遊びたいです。そして授業での反応もみてみたいです。

2月の紙芝居
2月13日(水)
2月27日(水)
15時~18時30分くらいまで
二子新地
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