あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

潮騒のように

2018-05-05 00:00:09 | 日記・エッセイ・コラム
5月4日、もう昨日になりますが、久しぶりに母と日本シャンソン館に行ってきました。
母は音楽が大好きで、土日祝日に行われる、ここのシャンソンライブを楽しみにしているのですが、2年ほど前に体調を崩してから、なかなか行けなくなっていました。
(まあ、以前も2ヶ月に一度程度のペースではあったのですが、ここ最近は半年に一度くらいに)
でも、ゴールデンウィークはふだんのライブプラス、中庭で野外のミニライブもあるということで、思いきって出かけました。

その日のライブの歌手はあみさん。シャンソンだけではなくラテンも歌う方で、以前ライブを聴いたときは、マドレデウスの曲を歌っていたのが印象的でした。
(マドレデウスは若いころ好きだったグループで、ポルトガルの伝統的な音楽ファドを現代風にアレンジした曲を歌っていました。四十代以上の方なら、コマーシャルに使われていた『海と旋律』という曲を聞いたことがあるかも)

今回歌われた曲のラインナップは、『さくらんぼの実る頃』や『愛の讃歌』など、王道のシャンソンが多かったのですが、『パダム・パダム』や『タトゥーエ』などは、アレンジや歌い方が独特で、あみさんのコケティッシュな魅力があふれていました。
そして、今回ラッキーだったな、と思ったのが、マンドリン奏者の方が加わった、プログラムにはない演奏があったこと。
マンドリンを交えて歌われた曲は、『ムーランルージュの歌』『海のマリー』『ひまわり』などで、私も母も、生のマンドリン演奏を聴くのは初めて。
でも、そのやわらかな響きにすっかり魅せられて、海の曲があったせいか、さざ波のようにも潮騒のようにも聴こえて、私も母も感動でした。

ピアノも素敵だったし、野外ライブのほうも楽しかったし、大満足の一日。
母も、「ちょっと調子悪かったけど、頑張って来てよかった!」と言っていてうれしかった。

写真は、カフェでいただいたハンバーグ。シャンソン館は、敷地内には展示室やライブが行われるシャンソニエのほかに、別棟でカフェやミュージアムショップもあって、一か所で食事と買い物ができるのも魅力なんです。

そして、モネの庭を模した中庭も四季折々、とても素敵なのですが、建物や庭の写真は個人の楽しみの範囲内でのみ、撮影可のようなので、庭の写真は残念ながら載せられませんでした。(今の時期は普段の年は藤が綺麗なのですが、今年は終わってしまい残念。そのかわり、マロニエとバラが観られたのはうれしかったですが)

母は、「あと何回来れるか分からないけど」とちょっぴり気弱なことを言っていましたが、なるべく、足を運びたいな、と思いました。
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2 コメント

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Unknown (ねねこ)
2018-05-26 21:52:01
お母様楽しめられたようで何よりです
体調崩されてから中々遠出が出来ないようなので・・・。

それにしてもシャンソンとは私はちょっと縁がないのでさっぱりなのですが歌がお好きとの事で、お母様自身も歌われたりするのでしょうか。
私の親は鼻歌程度ですが、やはり歌は好きらしいです。

まだまだこれからも仲良くお出かけして下さいね!
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ありがとうございます。 (あめふり猫@管理人)
2018-05-28 00:36:39
母は若いころ、歌うのも好きだったそうです。
今は、母も鼻歌だけ。

でも、音楽はジャンルを問わず、いい曲は大好きだそうです。

これからもなるべく誘って、遠くは無理だけど、近くに出かけたいです。
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