あめふり猫のつん読書日記

本と、猫と、ときどき料理。日々の楽しみ、のほほん日記

猫とのお別れの本。 その1

2010-05-30 23:12:26 | アニメ・コミック・ゲーム

この本って、猫を飼っている人は、けっこう泣く率が高いように思うのですけれど。

長い長いさんぽ  ビームコミックス 長い長いさんぽ ビームコミックス
価格:¥ 756(税込)
発売日:2006-01-16

まして、猫を送ったばかりだとちょっと読むのは辛いこともあって、現在先輩にお貸ししてあります。

いわゆるエッセイ漫画の本で、著者が実際飼っていた、ゆず、という猫についてのエピソードが綴られた短編集。

前半は、老いてきた愛猫との、愉快なエピソード。

けれど後半はその猫との、突然の別れが大半のページをさいて描かれます。

絵はとても可愛くて、基本、ユーモラスなタッチなんですよね。けれど、別れの物語には、哀切な嘆きと慟哭がたっぷりつまってる。

正直初めて読んだときは、猫好きでもちょっと引くな、と思った部分もあったのですよ。

でも、実際自分が同じ立場になってみると、けっこう共感してしまうものですね……。

結びのエピソードは、ちょっとホッとさせられますが、私がこの本を落ち着いて読めるには、もう少し時間が必要かもです。

コメント (6)
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