まだこのテーマ続きますスミマセン
その1、その2と、ちょっと怪しげな英会話教室に通ってしまった話を書いていますが、わりとすぐやめてしまったにもかかわらず、けっこう色々ありました。
フツーに困ったのは、やっぱり他の生徒さんとレベルが違ったこと
私は、無邪気にもまったく初心者でいい、と思っていたのですが、他の方は私から見れば中級以上のレベルで、肩身が狭かったのです。
その上、他の方は私以上にすぐ来なくなっちゃって、先生とマンツーマン、ということが結構あったのもプレッシャーでした。
あるとき、まさにマンツーマンで、先生がテキストを音読して下さったことがありました。
内容は、ざっくり言いますとショートストーリーで、ある事件で取り調べを受けている男がいて、供述も曖昧だしこの男が犯人に違いない、と刑事さんは思うのですが、結局、その時間帯には男は別の犯罪を(窃盗か何か。取り調べられている事件より微罪)していたことがわかる、というものでした。
読んだ後先生は、“理解できた?”と聞いてきて、私はイエス、と答えました。すると、私がダメ生徒だからでしょうね、先生は“本当に?”とダメ押ししました。
なので、“彼にはアリバイがあるってことでしょ?”というと、“難しい言葉知ってるね”とちょっと驚かれました。
アリバイ、って、そんなに難しい言葉じゃないですよねつまりそれほど私がボキャ貧だったということです
議論を仕掛けてくる先生にも困りました。(シンさんからのコメントのお答えに少しそのエピソードを書きました)
湾岸戦争についてどう思うとか、クリスチャンでもないのに、クリスマスどころかハローウィンまでイベントをしているのは何故か、とか。
そんなこと、日本語で説明するのも難しいっつーの!
そのときは他の生徒さんもいたので、私だけに向けられた質問ではなかったけど、若かったので少しカチンとして、質問を質問で返しました。(説明するよりその方が簡単)
“ハローウィンの起源を知らないのですが、では説明していただけますか”と。
(ケルトの神話やマザーグースや、レイ・ブラッドベリとか読んでいたので知らなくはなかったけどわざと言った今から思えば腹黒)
その女性の先生は、“もともとは古代ケルトのお祭りで……”と説明しはじめましたが、だんだん勢いがなくなり、黙ってしまいました。
先生は、オーストラリアの方だったのです。おそらく、アイルランド系でもなかったのでしょう。
私は、意地悪にも、心の中ではありますが、『そっちだって借り物じゃん』と思いました。表情にも出ていたのでしょう。
今は反省しています異文化交流は、もっと思いやりを持つべきですよね……
でも、若い自分の無鉄砲さが、今となると羨ましい気もします。今だったら、何も言い返せないかもしれません