何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

明日はもっと愛しい

2019-07-01 12:00:36 | Weblog
行きたいがいっぱいの7月始まり
雨だらけだけども

金魚と海のいきもの展:阪神梅田
魂がふるえる:東京森美術館
驚異と怪異:8/29〜大阪国立民族学博物館
行きたい展示があるとめちゃくちゃわくわくする

開いていると入ってくるものがたくさん
ちゃんと受け止められる
もっとがないと
欲しいがないと
それに素直でなかったら入ってこないもの
いつもいつも素直ではあるけど
去年なんか閉じることに素直だった
あれはあの時に必要だったんだから認めるとして
同じ自分でもこうも見えるものが違うこと
改めて面白い

朗読会を9月にやろうと話してて
山田詠美の『姫君』を読み直した
5年くらい前に「こんな芝居したい」とわあわあ言っていたやつ
読んで思ったのは
密林地帯本番前に読んどけばよかった

私がやらしてもろたジーナは信念の太い人物で
仕事にしろ恋愛にしろ清々しいくらい真っ正直で
気持ちのいい人柄なんだけども
その熱を演じるのに苦労した
というのも私がここ何年か閉じていたからで
恋心がさっぱりわからなかった
仕事から自分を求められることは覚えがあったものの
恋心に関しては結局本番週まで分からなかった
本番週頭の稽古で業を煮やした演出に演技プランの細かな指定を受けて
必死にそれを全部履行したら
立ち上がってきてびっくりした
芝居ってすげえな!と思った
たかつさんすげえな!とも感動した
だから本番にはギリギリ間に合ったんだけど
『姫君』読んどけば、絶対役に立った
もっと詰め込めた、もっと揺らせた
ジーナでいる時間を
もっと切実に生きられた、て思える

その「もっと」が叶わない何年かがあって
「もっと」が恐ろしくなった
性懲りも無く「もっと」と言う自分がうるさくてたまらんかった
はよ死ねといつも思っていた
終われ終われと思ってた
終わってほしかったのは
あの時間だったんだわ

ジュディマリのmottoて歌が大好きだった中学時代
最後のサビ

被害妄想呑み込まれそう
明日はもっと愛しい
愛をもっと欲しい
焦らないでこの夜と今を愛してね


今、わかるんか






コメント
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