何色何番ぴろりろ

何色何番の村井ブログ。人生全て私の宝物にするために生きています。

江ノ島神社

2011-12-26 21:17:48 | 遠出


岩屋らへん



江ノ島水族館前から見た江ノ島


二日目、ツアーが終わってから私は急いで江ノ島に。

ツアーでであったマダムが朝デッキでなごんでいるときにそっと教えてくれたのだ。

「江ノ島神社はとってもすてきよ。ずーっと登っていくとね、岩屋ていう洞窟があってこれもまた見ものよ」

洞窟っ!?


私の心に火をつけた江ノ島神社と洞窟を一目おがみたいと走り出す!

12時に片瀬江の島を出ると兄に約束していたので9:45に出発して少なくとも11時には向こうを飛び出さなくてはいけない

もうぎっくり腰で弱っていた私とは思えない行動力を発揮。

明らかに結構あるけどとりあえず行く、時間いっぱいいけるとこまで行く!


結構歩いた
結構走った
割と間違えながら
なんとか江ノ島に入る、すぐ参道、景色がかわいい!

しらすしらすしらすしらす…

目が回りそうだがとりあえず江ノ島神社へ!参道脇道の店店誘惑されながら入ると

マダムがいた!あれ!あたし走ったのに!?

「お早いですね」とマダムに声をかける「私結構頑張って走ったりしたんですけど」

「あらそう?わたしも急いできたのよ。でもちょっとお店を覗いたりもしたけど」

…このマダム神のお使いかなんかか?

本気でそう思いながら江ノ島神社巡りをご一緒させてもらうことに。

実際このマダムはとても品があって、言葉も綺麗で、お話していてもとても丁寧な方なのだ。
道中マダムのこれまでの旅のおはなしを聞かせてもらった。
「旅が大好きで、旅に行かないと病気になるくらい。…これが病気なのよね」
旦那さんも旅好きでよく二人でたくさん歩いた、ツアーで行ったら時間が足りない。
見るならとことん見たいし、自分の足で歩きたいから。
五十三次も歩いた。
富士山が好きで東西何度も行き来した、四季ごとで顔が違う。
江ノ島からもとても綺麗に見える、今日はこれから晴れたらあなた見れるのにね。

マダムのお母さんが江ノ島が大好きでしょっちゅう来ていたとのこと。

途中早道のボートやエスカレーターがあるが、マダムは基本歩きたい。
でもあたしが急いでるから一回エスカレーターに乗る。

ひたすら上がったり下がったりなんだけど、景色が楽しくて
上り下りと言ってもきちんと管理されてる階段なので苦しくない。
江ノ島はなんだかとても綺麗だった。
人の手がきちんと入っている。
でも自然の大きさが損なわれていない。

岩屋付近まで来たらもう眺めが爽快
沖縄に来たみたい。
外国みたいで、ワイド、見てて否応なしにテンションが上がる。
大好きな広重や北斎の浮世絵になった景色とかあるし、ほんまにこんなんか!てびっくりして

洞窟の中に入ると空気が変わって体感がごそっと変わる。
これまた新しくて息苦しい感じ、「感覚が変わるのを感じるのが好きなんです」と話しながら
蒸してぬるい感じ、ずっと居たら息苦しくてかなわんけど。
ろうそくを持って歩いて行くのです。
たーのーしーいー

亀岩が本当に亀が泳いでいるみたいでかわいかった。
マダムが
「私今までいろんなところに行って素晴らしかったことを伝えたくて仕方がないの。
 でも実行される方ってなかなかいなくて。
 だからあなたが岩屋まで制覇してしまうなんて本当に嬉しい。」
と、言ってくれた。

私はマダムに「教えて下さって本当によかったです、ありがとうございます」ばっかり言ってた。

帰り道になってもう時間の11時だったので急ぐ。

マダムはだいぶきつそうで
「あなた急がれるんでしたら先に行ってちょうだい。」と言われ
「すみません、それではお先に」と段飛ばしで帰った。

結局お名前も聞かないまま同行させていただいたのだけど、とても楽しかった。


そして江ノ島入口にさしかかって念願のしらす丼を食べる!
小鉢で生シラスもついていて、イカの塩辛、茎ワカメ、青さの味噌汁、イソイソイソイソ!

美味しいわい!

ほんでおみやげに青さとしらす生姜付けを買った。


死ぬほど素晴らしい眺めで撮る時間もなかったけど、
もうおさめたい景色が溢れかえっていた。
てか携帯が昨日のデジカメダメ事件のせいでフル稼働してたからそら電池もなくて
撮れたのが唯一の1枚目の画像。
撮ったとたん切れた。


江ノ島はまた行く。