したかったこと

普通の恋愛
スピッツがBGMに流れてそうな
ひどく絵面の美しい
ただの女の子とただの男の子
でも二人とも可愛い顔

少女漫画的か

ポッキーのCMみたいなのだけど


全部が肯定的な
弱さとか強さとかでなくただキャハハみたいな

ただただキャハハていう


この回ではもう無理なんです。
だってもう干支二回っちゃった
十代でしたかったんだもん
無理だよ

さらにどうもそちら側をもう、この回の殻では馴染ませられないようです。
鬱陶しいこと無駄に考えてなんぼになってきちゃったもん

隣の芝以上のなにものでもないもの。

そういう意味で
どうしようもないこと


美人がよかった
アトピーなかったらよかった
お母さんが長生きだったらよかった
家庭環境が円満だったらよかった
親戚とも素晴らしく気が合えばよかった
正座が得意だったらよかった
人の喧嘩を止められたらよかった
頭がよかったらよかった
足が長かったらよかった
性格がよかったら
口が悪くなかったら
髪の毛が直毛だったら
太りにくい体質だったら
友達がたくさんいれば
絵が天才的にうまかったら
背景描くの上手だったら
声が美しかったら

歌作れたら
楽器やる才能があったら
天才的に歌が歌えたら

人に伝える力がもっともっとあったら

もっともっと色々できたら



最強だったら




いつもいつも自分以上の力を欲しがって


視界が鬱蒼とする


あんまりにも美しいものが、世の中転がっているのだから

それはそれは毒

醜悪に飾る要素をそばに近づけたのは


あたしじゃない。

2007/07/09

美しい言葉、極端
なりたくない状態、中途半端
どうせならどっぷり
いっそずっとそのままでいたい
ずこっとはまり込んでいたらいい
だのにそれすらうまくいかない

いつかあたしはそれ忘れて
しばらくは忘れたことに泣く自分に酔うだろう
けどそれにも飽きる時がくる
古傷ほじくり返しては膿ますみたいな繰り返しは
いつの間にか一種の自慰行動に転換
冷め時に足掻いて必死にこくその姿はもう
転がり転がる
足場どっちかわからん
辿っても原点につかないループ上で
上がる下がるもなくあてどなくぐるぐる廻る
エンドレスリピートの為す業
気をハイに持ってかれちゃって
笑っちゃういい加減
悲しいのは悲しみたいからだなんて
ああなんて虚しい生き物でしょうと叫んだらば
現れる斜に構えた私
いきなり巨視になって
まるでさも「分かってしまった」かのような言動
仕方無いを乱用して




こうなるためにそうあったんじゃないか
むしろそうであってほしい
それが正解であってほしいと
答えがあるならば

じゃあ当たるてなんだろね
そうであったとしてそれが一体なんなんだろうねなんになるんだろうね
それが何か導くとでも言いたいのかな
正解というぐらいだから肯定的なもの
その先にあるのはそれこそハッピーエンドだとでも

刺激物

あてられた。
何かをやっちゃう人見ると、作ったもの見ると
私の内部が地団太踏む。
悔しいと
私も何かしらおよぼしたいと
どうせ波立ったなら、音を発したいと
私も
私も
私も

根元はいつまでも変わらない
他人を欲しがる浅ましさ
響きたい楽器


何らかの檄を受けて
どう鳴こうか

ジンギスカンとライス

じ、じ、じんぎすかん
あーああ、あーああ
あはははは、ははは
あーああ、あーああ
それいらん
え、でもこんなんやろ
えー歌詞なかったか
なんやったかな、あーああああああ、ふふふふふふっふはははって

定食がじんぎすかんとライスて書いてあって
じ、じ、ジンギスカン
らーいすらーいす
うるさいわ
あれ、そういうことじゃないの
いや、まあ
なー。らーいすらーいす
あれ、なんか誰か来てたで
らーいす…え？嘘?!

2007/07/09

女子一人ぼんやりと佇む。
その目は伏し目がちでただ一点に止められ、かというとそれを見るではなく
猫背に投げ出した足、体は椅子に預けきって。
半開きの口からは声にもならない何かが漏れだしている。
ゆっくりと深い呼吸のリズムを打って、波立つ心を溶かそうと、
見た目にこそ投げやりだが、その内部は意外と懸命だ。

絵になる

呼びとめたい背中
声が思わず竦んで
だのにあなた何故か気付いて
感動的だけど、でも何もしないで私
むしろ背中なんかおしちゃって

教室にのこる一人っきり
そこに来たらもう、ことばということばが全部意味を追い払われて、音が声になる。

なんて絵になるのでしょう
想い叶わじ私の花は、彼の方に届けられもせず散るのです
はらはら舞い散る花弁は、最期なのに美しいでしょう


こんなことをわざわざするのだわ。
ここは散る痛みだというのに、何年か経た私には甘く酔う酒になるのですって
おかしなこと
何年か後の私はもう今の私とは違うようね
この様を甘美だとのたまうなんて
おめでたいことだわ恥知らずだわ

そうまでして惨めなこの様を遠ざけたいの
いつまで経っても体裁なの

本当に悲しいのは

2007/07/09

タテタカコ夕立

腰を振りながら水を飲むにらめっこ
声出せない爆笑
屁ばかり出て困ったから
ハートスランプ二人ぼっち ナイトスクープ
バンド どーりす すうぃんぎんぐなんとか

ラブだぜー

てめえカリスマ美容師ひとの髪の毛足であしらいやがって
腹立つ！毛先にまで籠もってしまう自己愛こんなんじゃあ
「うんこまで愛してしまいそうかっ」
絶句。

恋てなんすか

恋とはーパッションだ、ときめきだ。
目があったら顔がにやけるの、よこにこられると自分が臭くないかとか、まさにエイトフォーのコマーシャルがごとく。
そんで喋ろうとかなっても、横にいるよ横にいるよ！てエマージェンシーコールガンガン！それだけで嬉しくてことばなくすのよ。でもなんか喋らなつまらん奴になってしまうから、何かないか何かってことば繰り出したらばぺちゃくちゃぺちゃくちゃ、じゃりんこチエのマサルのお母さん如く出てくらあ！でも内容が全然つまらんわけ、やべえあたし日頃はもっと面白いのだぜともう一踏ん張りっしたらなけなしの女捨てた発言、プチ下に走っちゃったりしてもーあー!!!!
アワワワワワー…
撤回きかねえ！
ああっほらっ
にやけたあたしはきっとえっらい顔をしていて、だってあたし笑顔がお父さんにそっくりでさ、こないだ鏡見てびっくりした。いやお父さんの顔が悪いんじゃないぜ、なんつーか大黒さんみたいなのね、めでたっ縁起いいわあでも女子大黒天てどうなの？ソラヨクナイデショ!!!!ね、そんな顔は…本当に、一番見られたくないのに、だって反射だから！どうしようもないの、本能にまで作用しちゃってるわけね、あーそおお
ちくしょう！トークもいつものようなキレを無くしてさ、強引さも、間も悪いし、ていうか噛んでない？おつゆ大丈夫？なんかへんに笑いに厳しい？女子としてどう？そういう女意識が不具合生んでる？そしたらいっそ…てホラー！
なんでだーて叫んですぐわかるのよ。おまえだーて
だってこんないっぱいいっぱい考えてんのに、こんなっ先回ってるのに、何一つうまくいかない
もう、その横にいる人！スイッチよ、ほんと。あたしを暴走…爆走させる根元。
ひとたび押したならば内から生まれるエネルギーそこはかとない、ビックバンか？…ビックバンアタックだ！
何もかもの始まりだよ！スケールでかっ
そう
あなたが宇宙を創った人です。

ラブ系

「あたしが好きだっつってる人になんでお前絡みに行くんだよ
ありえない
友達だろ、神経が信じられんわ
それぐらい普通わかるんじゃないのか、ちくしょう
なんでもいいからあんたのものむちゃくちゃにしてやりたい」

なんて
まるで少女漫画典型的悪役立ち回り
こんなセリフ吐いた途端私はもうアレでしょ
どうにもまわらず落ちていく、画面からカットアウトされるキャラクター
そうなっちゃあダメだってことはわかってるんだ、なのにねー
どうしてだろ、口からドロドロ出てくるそれを必死に止めたい自分はいるのに
止まらないんだもの。

カットアウトされた画面の先など
見たくない気持ちはわかるよ、あたしだって
見たくなかった
知りたくなかった

これが俗に言う「お先真っ暗」
見たことないんだもの
働かす想像力などむしろ持ちたくない
どうにでもなってしまえ