2024年2月3日(土曜日)午前7時:[ 1c/8c/20% ]{ pm09:00-am05:30 } 曇りのち晴れ
東の空は雲と黒い山端の間が少し開いて、そこから夕日のような真っ赤な朝日が顔を出している。「朝焼け」の状態。朝焼けは雨になるというのだが、どうなることか。頭の上をすっぽり覆う雲は、かなり厚い。
今日は、節分。豆まきの風習をする家は少ないだろう。死んだ親父は、決まって福井大仏の豆まきに出かけて、拾った小袋の大豆を家に持ち帰った。「年の数だけ食べろ」と言われたものだ。
今日は、先輩社長が満80歳になる誕生日。千葉にいる独身の甥っ子も誕生日。とっくに45歳を過ぎている。多分、生涯独身だろう。同級生の清八会の幹事の弟も生涯独身で、東京で孤独死した。
さあ、雨が降らなきゃ、今日もガレージ周りの作業。シャッターの上の古くなった、小屋根の解体に着手しよう。昨日は、朝の9時から夕方5時まで、くたくたになりながら、ついにガレージ2階に上がる鉄製の外階段下の物置を完全解体した。親父が40年ほど前に作った信じがたいほど頑丈な(?)物置である。まあ、口では言えないシロモノだが、ホコリやゴミや木材の腐りや鉄釘の錆で、パワーの少なくなった後期高齢者には、なかなか、手強い相手だった。
しかし、腹は立たない。親父が60代か、70代に作っている。よくもまあ、まめに、こんな仕事をしたものだと、半分呆れながらも、感心する。そして、それを壊している自分も、結局、親父と同じことを繰り返しているのだと、気がつく。親父とは全く違う「生き方」をするはずだったが、結局、行き着く先は「変わらない」。人生とは、なんだろうね。
問題は、解体した後の「大量のゴミの始末」にある。古くなった木材、鉄板、釘、ビニール波板などをどうやって「片付ける」のか? さらに大量のカメムシ。
しかし、どんより曇った寒い日だったが、結局雨は降らなかったので、それらを細かく丹念に片付けることが出来た。これが気力と忍耐力の勝負。気付くと、家の周りを細かく6700歩も歩いて、前日の150歩とは大違いだった。そこまで動き回れば、後期高齢者の1日分の運動量としては、十分だろう。
さあ、今日もどんよりした曇り空の土曜日で、気温も上がらない。作業には、ちょうどいい。梯子の上で慎重に作業をしながら、途中、村の用事も済ませよう。
北陸が冷え込んでいる証拠は、南側の日当たりの良い所の落下した屋根雪が、まだ、溶けないのだ。驚くしかない。
これは、実に手強い。どうやって解体撤去できるか、見当がつかない。来週だ。
階段下は終わった。鉄製の階段の裏側の高圧洗浄と、塗装を済ませたら、見かけは悪いが、我が家のゴミステーションを移動する。もう少し、見栄え良く、化粧直しするけど。