今年の夏前の私の作業テーマは、「塗装」なのだが、いくらお天気がよくても、まだ3月では、早すぎる。で、今日は仕方なしに室内の掲示板作り作業で、防腐剤を塗って乾かしたのを組み立て、さらに黄色のペイントを施した。内部のコルク版が足りそうもないし、一番肝心な、大きなアクリル板が手に入らない。これは、隣のコーチャンに相談するしかないなあ。
話は変わるけど、スカイテレビは日テレ系なのか、昨年のゴルフサバイバルの再放送を毎日のようにやっている。その中で、昨年8月か、9月ごろの暑い時期の放送だったが、高原花奈という興味深い選手が現れたのを思い出し、見た。
2003年1月生まれだから、放送時は19歳。愛知県出身。プロテストは未合格。今年のプロテストに受かるかどうか、不明。身長が150センチ。しかも、細い。体重は40キロ台は間違いない。ドライバーは十人中、一番飛ばない。見ただけで、誰が見ても、一番弱々しいし、ショットも弱々しい。クラブが大きく見えるほどなのだ。ロングの3打目が届かず、長いミドルのセカンドも届かず、グリーンのガードバンカーに入れること3度。
一つのホールで一人が脱落するゲームだから、真っ先に脱落するだろうと、誰もが思い続ける中、暑さを堪えながら、笑顔で、何とか食らいついて、驚くことに、最後の二人まで生き延びるのだ。1ヶ月4回の放送だから、これは不思議で、面白かった。最後は、疲れたのか、自滅したが、それでも、実に立派。最後まで残っただけでも、めちゃくちゃ意外性がある。
面白いなあ、と思ったのは、4、5人残った時、彼女はバンカー。距離もあってピンに寄せる難しい。このホールは「いただき」と他のメンバーは思ったが、彼女のバンカーショットの技術だけは超一流なのだ。見事に寄せて、50センチに付ける。
同行しているプロもびっくり。彼女は3度か、4度バンカーに入れてもくぐり抜けている。「お先」でパーは確実。そうなると、他のメンバーが一瞬にして顔色が変わるのだ。パー、またはバーディでなきゃ、自分が危ない。
そんなプレッシャーを他のメンバーに与えるだけでも、すごいことだ。人は見かけでは分からないことの典型だろう。実に魅力を感じる。まあ、もう少し、肉を付けて、マラソンなどして持久力を付けたら、あのアプローチやバンカーショットができる感性は、素晴らしいと思う。プロになって欲しいねえ。