ブリッゲンの近くには見所が集まっています



向かったのはローゼンクランツ・タワー
1560年代、国王フレデリック2世の命令により、当時ベルゲン総督のエリック・ローゼンクランツが城塞および館として建てたものだそうです
スコットランドの大工たちが作ったため、スコットランドの塔に似ているとの話を聞いたことがありますが、スコットランドに行ったことがないのでわかりません(笑)

今は外壁が補修中で残念でしたが、中は普通に見学ができました
どこから来たの?と聞かれて日本だと答えると日本語のパンフレット(コピー)を渡してくれました
ちなみにこれは使い回しているらしく、最後に回収箱のようなものがあります

最初に地下に降りるルートを勧められるので、言われたとおり岩を削ったような螺旋階段を降りていきます

地下には牢獄用の小部屋があります

かなり広い空間の部屋が数多くあるのに少し驚きました

スキップフロアのようになっていてそれで部屋が多くなっているようです


要塞だったことを示すように武器の展示もあります


これは何だっけな(笑)

昔ながらのガラス窓に興味津々♪

こういったガラスは、今のものにはない味があります

塔なので1Fから5Fまで螺旋階段がありますが、狭いです
石でこういう螺旋階段を作るのは難しそう
次はホーコン王の館
ホーコン王(4世)は在位1217~63の王で、ノルウェーが国力を最も高めた時代です
13世紀当時、ベルゲンはハンザ同盟で栄えたノルウェーの首都でした

やはり受付で日本語のパンフレット(コピー)をもらえますよ

この建物は石造りの頑丈なものですけど、1944年に港に停泊していた軍艦が爆発するという事故があり、その時にこの館も崩れたという話です

この写真のように屋根が完全に吹き飛んでしまったのだそうです

1961年に復元され、新しく作られた屋根が今は載っています

こちらにはたくさんの椅子が並んでいる部屋が数多くあります

ついつい、椅子に興味が行ってしまいます(笑)

全てペーパーコードタイプのものでした
これはアームチェアですが、北欧の教会には長椅子ではなく、このようなペーパーコードで張られた椅子を並べているところも多くみかけます
mazzy家で使っているダイニングチェアの一つにヴィンテージのポール・M・ボルザーのアームチェアがあります
購入した時、これは教会で使われていたものだと説明を受けました

この光を取り入れる窓、階段の曲線にはミッドセンチュリーの北欧デザインを感じます

光の入り具合を計算した柔らかな印象です

階段を上がると大きなホールへ続く入口に

大きな空間に圧倒されます
この天井部分が破壊されて吹き飛んでしまったのですが、再建され現在はこのような形になっています

天井の高い空間はとてもいい響きがするようで、ここで演奏会も開かれるそうですよ

聴きたいですね♪



ところでこの屋根部分・・
私は見あげていて、わざと梁を見せる構造とその形状にスターヴ教会の屋根を思い浮かべました
スターヴ教会の屋根はヴァイキング船の底をひっくり返した形になっています
どうでしょう、船底をイメージできませんか?
ガイドブックのどこにもそんなことは書いてませんが、そんな風な印象を持ちました
自分がスターヴ教会Loveなだけかもしれませんが(笑)

ガイドブックや個人の書かれたブログ等には、このホーコン王の館にはあまり見るべきものはない的なことを書いてあるのもありましたが、私にはなかなかでした
確かにこの石造りの色や雰囲気はスコットランドと言われるとそんな気分になるかもしれません(笑)

傾斜した坂の途中に建っているのがよくわかります
今度は聖マリー教会へ


この外観の石の積み方はホーコン王の館に通じるものがありますね
ここは珍しく中は撮影不可でした(残念!)
でも、受付にいたおにーさんがフレンドリーで、日本語が少しできる方でした
大学で日本語を勉強していたと言ってましたよ


このあとフロイエン山に上ろうとケーブルカーの乗り場に向かったのですが、人が多過ぎて断念(*_*)

この建物、印象的ですよね
遠くからでもよく目立ちます
2Fにはスタバが入っています

この建物の角から坂を上がったところにケーブルカーの乗り場があります

外まで延々と続く行列
これ見て予定を変更
先に郊外の方を見ることにし、トラム乗り場に向かいます

再びブリッゲン・・こんなに青空で見られて本当にラッキーでした(^^)
ベルゲンは年間に300日雨が降ると言われるそうです(昨日の夜着いたときは小雨でした)

ここはMcDonald's

このあたりの小道を進んでいくと雑貨屋さんなどがあります
可愛らしい街並みが続きます

これはなんでしょうね♪

この感じ好きです

このあたり、スウェーデンとはやっぱり違いますね
デンマークに近いものを感じます

今日は青空のベルゲン駅(^^)

独特な駅舎の色が素敵です
重厚感も感じます
ここでトイレに行こうということになったのですが、駅のトイレは有料でした(魚市場のトイレも有料です)

クレジットカードで支払(10NOK)

ここからベルゲンライトレールに乗ります(ベルゲンカードで乗れます)

このトラムは、市中心部(Byparken)からベルゲン空港(Bergen Lufthavn)を44分で結びます
このトラムから見えるベルゲン市内の様子がまたきれいです
窓も大きくていいですよ

ライトレールで降りるのはFantoftという駅
目的は駅から歩いて小高い山を越えたところにあるファントフト・スターヴ教会です
ただ、詳しいガイドが何を見てもありません
一応HPはあるのですが、MAPなどわかりやすいことが書いてないのです
Fantoft stave church
それと珍しいことに、このベルゲンライトレールがGoogle mapに表示されませんでした(はじめて)

なので、自分たちがどこにいるのかを確認しながら道を探していきました

ファントフトまではベルゲン駅(Nonneseter)から17分ほど
ただ、駅の場所が地図上に表示されないので、どこの道をどう行けばいいのかは着いてみないとわかりません

行ってみてわかったのが、上のGoogle mapの「このあたりに駅」というところにファントフト駅があったこと
出たらMENY(スーパー)があったので、それを目印に道路に出て、スマホの地図を頼りに左に曲がり坂を上がっていきます
特に表示らしきものはなかったように思うのですが、方角的にそちらの方向の一本道なので、あとはひたすら歩くだけです
だらだらとした結構な上り坂で15分ちょっとかかりました

これが地図で「マンション」と書いたものです
坂を上って行って左手にあります(photoの向こう側から上がってきました)
この配色、外観の雰囲気が何か独特なものを感じて写真撮りました

オスロのホルメンコレンにあったスカンディックホテルを思い出してしまうのですが、イメージがなんだか近い気がしませんか?
その先に「右に分かれる小道」というところで、斜め右に進む細い道があります(車は入れない)

その道に入るとStavkirkeと表示を見つけることができます

さらに森の中に入って進みます

苔むした岩を右手に曲がると・・

眼下にその姿が見えてきました!

ファントフト・スターヴ教会です

日本の神社のような祠があります

そして門のようなところをくぐって中に入ります
この祠といい門といい、何か日本の神社に通じるものを感じてしまいます
門は日本でいうところの鳥居なのでは?

一応、受付あります・・非常にのどかな雰囲気(笑)
ベルゲンカードで入場OKです

塚の上に十字架があります

印象としては、オスロの民族博物館のものよりも少しだけ小ぶりでしょうか
それでは中に入ってみます

このファントフトのスターヴ教会は残念なことに一度破壊され、1997年に再建されたもの

ドアまわりの木はやはり新しさを感じます

内部ももちろん全て木でできており、それほど時間がたっていないことがわかります

屋根を見上げると、船底をひっくり返した構造がよくわかります
ホーコン王の館の屋根はこれに似ていると思いませんか?




内部はいたって素朴そのもの

素朴で飾り気のないシンプルな木造の寺社という表現がぴったりだと思います
そのイメージが、私には日本の田舎にある古い神社を連想させます

外観素晴らしいです

ノルウェー北方民族の古い精神世界を感じます

森の中にたたずんでいることから、落ち葉などが外側にたまったりしていますが、それがより自然に感じられます

ベルゲンは雨が多いことと、落ち葉がある=葉っぱが落ちる木に囲まれているということなのでしょう

ベルゲンはオスロよりも北ですが、メキシコ暖流のおかげでそれほど冷え込まないんだそうです

タールが塗られていているのがわかります


このスターヴ教会のオリジナルはソグネフィヨルド沿岸のフォットンに1150年頃建てられたものだそうです
19世紀の中頃に取り壊しの危機に直面していたところを実業家に買い取られ、1883年に現在の位置に移築されました
しかし1992年6月6日、過激集団のメンバーにより放火され焼失してしまうという信じられない事件があり、現存しているのは1997年5月に再建されたものです
詳しくは → Wikipedia

屋根の部分、透かして見えるようになっているのが面白いです



向かったのはローゼンクランツ・タワー
1560年代、国王フレデリック2世の命令により、当時ベルゲン総督のエリック・ローゼンクランツが城塞および館として建てたものだそうです
スコットランドの大工たちが作ったため、スコットランドの塔に似ているとの話を聞いたことがありますが、スコットランドに行ったことがないのでわかりません(笑)

今は外壁が補修中で残念でしたが、中は普通に見学ができました
どこから来たの?と聞かれて日本だと答えると日本語のパンフレット(コピー)を渡してくれました
ちなみにこれは使い回しているらしく、最後に回収箱のようなものがあります

最初に地下に降りるルートを勧められるので、言われたとおり岩を削ったような螺旋階段を降りていきます

地下には牢獄用の小部屋があります

かなり広い空間の部屋が数多くあるのに少し驚きました

スキップフロアのようになっていてそれで部屋が多くなっているようです


要塞だったことを示すように武器の展示もあります


これは何だっけな(笑)

昔ながらのガラス窓に興味津々♪

こういったガラスは、今のものにはない味があります

塔なので1Fから5Fまで螺旋階段がありますが、狭いです
石でこういう螺旋階段を作るのは難しそう
次はホーコン王の館
ホーコン王(4世)は在位1217~63の王で、ノルウェーが国力を最も高めた時代です
13世紀当時、ベルゲンはハンザ同盟で栄えたノルウェーの首都でした

やはり受付で日本語のパンフレット(コピー)をもらえますよ

この建物は石造りの頑丈なものですけど、1944年に港に停泊していた軍艦が爆発するという事故があり、その時にこの館も崩れたという話です

この写真のように屋根が完全に吹き飛んでしまったのだそうです

1961年に復元され、新しく作られた屋根が今は載っています

こちらにはたくさんの椅子が並んでいる部屋が数多くあります

ついつい、椅子に興味が行ってしまいます(笑)

全てペーパーコードタイプのものでした
これはアームチェアですが、北欧の教会には長椅子ではなく、このようなペーパーコードで張られた椅子を並べているところも多くみかけます
mazzy家で使っているダイニングチェアの一つにヴィンテージのポール・M・ボルザーのアームチェアがあります
購入した時、これは教会で使われていたものだと説明を受けました

この光を取り入れる窓、階段の曲線にはミッドセンチュリーの北欧デザインを感じます

光の入り具合を計算した柔らかな印象です

階段を上がると大きなホールへ続く入口に

大きな空間に圧倒されます
この天井部分が破壊されて吹き飛んでしまったのですが、再建され現在はこのような形になっています

天井の高い空間はとてもいい響きがするようで、ここで演奏会も開かれるそうですよ

聴きたいですね♪



ところでこの屋根部分・・
私は見あげていて、わざと梁を見せる構造とその形状にスターヴ教会の屋根を思い浮かべました
スターヴ教会の屋根はヴァイキング船の底をひっくり返した形になっています
どうでしょう、船底をイメージできませんか?
ガイドブックのどこにもそんなことは書いてませんが、そんな風な印象を持ちました
自分がスターヴ教会Loveなだけかもしれませんが(笑)

ガイドブックや個人の書かれたブログ等には、このホーコン王の館にはあまり見るべきものはない的なことを書いてあるのもありましたが、私にはなかなかでした
確かにこの石造りの色や雰囲気はスコットランドと言われるとそんな気分になるかもしれません(笑)

傾斜した坂の途中に建っているのがよくわかります
今度は聖マリー教会へ


この外観の石の積み方はホーコン王の館に通じるものがありますね
ここは珍しく中は撮影不可でした(残念!)
でも、受付にいたおにーさんがフレンドリーで、日本語が少しできる方でした
大学で日本語を勉強していたと言ってましたよ


このあとフロイエン山に上ろうとケーブルカーの乗り場に向かったのですが、人が多過ぎて断念(*_*)

この建物、印象的ですよね
遠くからでもよく目立ちます
2Fにはスタバが入っています

この建物の角から坂を上がったところにケーブルカーの乗り場があります

外まで延々と続く行列
これ見て予定を変更
先に郊外の方を見ることにし、トラム乗り場に向かいます

再びブリッゲン・・こんなに青空で見られて本当にラッキーでした(^^)
ベルゲンは年間に300日雨が降ると言われるそうです(昨日の夜着いたときは小雨でした)

ここはMcDonald's

このあたりの小道を進んでいくと雑貨屋さんなどがあります
可愛らしい街並みが続きます

これはなんでしょうね♪

この感じ好きです

このあたり、スウェーデンとはやっぱり違いますね
デンマークに近いものを感じます

今日は青空のベルゲン駅(^^)

独特な駅舎の色が素敵です
重厚感も感じます
ここでトイレに行こうということになったのですが、駅のトイレは有料でした(魚市場のトイレも有料です)

クレジットカードで支払(10NOK)

ここからベルゲンライトレールに乗ります(ベルゲンカードで乗れます)

このトラムは、市中心部(Byparken)からベルゲン空港(Bergen Lufthavn)を44分で結びます
このトラムから見えるベルゲン市内の様子がまたきれいです
窓も大きくていいですよ

ライトレールで降りるのはFantoftという駅
目的は駅から歩いて小高い山を越えたところにあるファントフト・スターヴ教会です
ただ、詳しいガイドが何を見てもありません
一応HPはあるのですが、MAPなどわかりやすいことが書いてないのです
Fantoft stave church
それと珍しいことに、このベルゲンライトレールがGoogle mapに表示されませんでした(はじめて)

なので、自分たちがどこにいるのかを確認しながら道を探していきました

ファントフトまではベルゲン駅(Nonneseter)から17分ほど
ただ、駅の場所が地図上に表示されないので、どこの道をどう行けばいいのかは着いてみないとわかりません

行ってみてわかったのが、上のGoogle mapの「このあたりに駅」というところにファントフト駅があったこと
出たらMENY(スーパー)があったので、それを目印に道路に出て、スマホの地図を頼りに左に曲がり坂を上がっていきます
特に表示らしきものはなかったように思うのですが、方角的にそちらの方向の一本道なので、あとはひたすら歩くだけです
だらだらとした結構な上り坂で15分ちょっとかかりました

これが地図で「マンション」と書いたものです
坂を上って行って左手にあります(photoの向こう側から上がってきました)
この配色、外観の雰囲気が何か独特なものを感じて写真撮りました

オスロのホルメンコレンにあったスカンディックホテルを思い出してしまうのですが、イメージがなんだか近い気がしませんか?
その先に「右に分かれる小道」というところで、斜め右に進む細い道があります(車は入れない)

その道に入るとStavkirkeと表示を見つけることができます

さらに森の中に入って進みます

苔むした岩を右手に曲がると・・

眼下にその姿が見えてきました!

ファントフト・スターヴ教会です

日本の神社のような祠があります

そして門のようなところをくぐって中に入ります
この祠といい門といい、何か日本の神社に通じるものを感じてしまいます
門は日本でいうところの鳥居なのでは?

一応、受付あります・・非常にのどかな雰囲気(笑)
ベルゲンカードで入場OKです

塚の上に十字架があります

印象としては、オスロの民族博物館のものよりも少しだけ小ぶりでしょうか
それでは中に入ってみます

このファントフトのスターヴ教会は残念なことに一度破壊され、1997年に再建されたもの

ドアまわりの木はやはり新しさを感じます

内部ももちろん全て木でできており、それほど時間がたっていないことがわかります

屋根を見上げると、船底をひっくり返した構造がよくわかります
ホーコン王の館の屋根はこれに似ていると思いませんか?




内部はいたって素朴そのもの

素朴で飾り気のないシンプルな木造の寺社という表現がぴったりだと思います
そのイメージが、私には日本の田舎にある古い神社を連想させます

外観素晴らしいです

ノルウェー北方民族の古い精神世界を感じます

森の中にたたずんでいることから、落ち葉などが外側にたまったりしていますが、それがより自然に感じられます

ベルゲンは雨が多いことと、落ち葉がある=葉っぱが落ちる木に囲まれているということなのでしょう

ベルゲンはオスロよりも北ですが、メキシコ暖流のおかげでそれほど冷え込まないんだそうです

タールが塗られていているのがわかります


このスターヴ教会のオリジナルはソグネフィヨルド沿岸のフォットンに1150年頃建てられたものだそうです
19世紀の中頃に取り壊しの危機に直面していたところを実業家に買い取られ、1883年に現在の位置に移築されました
しかし1992年6月6日、過激集団のメンバーにより放火され焼失してしまうという信じられない事件があり、現存しているのは1997年5月に再建されたものです
詳しくは → Wikipedia

屋根の部分、透かして見えるようになっているのが面白いです


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