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れっちゃん一家の日常、ときどきデンマーク住宅

音楽と猫が大好きなれっちゃん一家。デンマーク住宅(odinhome)での家族5人とChipieたんの日常生活記録です

No.14 ■2011.7~ 本格的なプランニング <その1>

2012-01-30 22:04:16 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
さて、敷地調査が終わり真北もようやくはっきりしたところで、その図面を元に本当の意味での間取りプランを作っていただくことになりました。まずはオーディンホームさんです。第1プラン(建物形状がL字型)、第2プラン(建物形状はスクエア)と2種類の間取りプランを作っていただきました。

前の週に作っていただいた第2プランに対し、自分のリクエストその他考えたところを、社長の森さん、設計の遠山さんと打ち合わせしていきます。プランとしては、第1プラン、第2プランどちらもそれぞれいいのですが建物の形としてはL字型のほうが好みでした。ただ、なにせ土地の大きさに全然余裕がないため、ワンフロアの面積上限は自動的に決まってしまいます。それでいて家族5人+α(防音仕様の部屋)という希望なので、どうにも工夫のしようがないというのが実状です。TVでよくあるビフォーアフターや、「匠の技」を競うような奇をてらった建物、狭小土地に3階建ての家を作る訳ではありません。あくまで、正攻法で飽きのこないものを作りたいと思っています。そんな中いろいろ自分なりにいただいたプランをいじくりまわして「こんなのはどうだ?」と考えてながら相談していきました。

ところで、オーディンホームさんが作られるプランですが、もともといろいろな部分に余裕を持ったプランニングがされている印象を受けました。もちろん注文建築ですので、最終的には施主の希望が最優先されることにはなるのでしょうが、やはりそこにはハウスメーカーとしての自負だったり、会社としてのこだわりがあるようです。

まず会社の方針として、質を落とした建築物を作ることはポリシーとして反するでしょうし、そういうリクエストを仮に施主が出してきたら、オーディンホームさんは多分請けないでしょう。私もチンマリした建て売りサイズ的な発想(建て売りが悪いというつもりでは全然ありません)でプランを考えたいとは思っていません。ただ、どうしても居室スペースが絶対的に足りないので、廊下や階段ホールなどの部分をなるべく節約(その面積を居室スペースに使いたい)し、延べ床面積を有効に使いたいという希望を持っていました。

しかし同時に、相反する要素になりますが、廊下や玄関ホールその他ユーティリティスペースに余裕を持っているだけで、家の雰囲気がかなり変わってくる側面があることも事実です。本来なら、居室そのものも最低8~10畳以上欲しいところですが、それは無理なのであきらめざるを得ません。それでも、将来の家族構成やライフスタイルを想定して間取りは考えなくてはいけません。そこのあたりの妥協点が難しいところです。

打ち合わせで、とりあえずは第1プランで見積もりをしていただくことにしました。第1プランは道路に対して車を縦に配置するプランです。建物はL字型と言えなくもない?形になります。

第2プランは建物がスクエアな形で車は道路に対して並行に置くようになります。私としてはどちらもそれぞれよさそうなのと、第2プランの方が外壁面積や構造材の関係で若干安くなるとのことでしたので、そっちの方がいいかな・・とちょっと惹かれました(笑)でも、とりあえずは第1プランで見積もっていただき、場合によっては第2プランで考えて行くつ計画にしました。

今回の見積もりは、とりあえずですが設備等オーディンホームさんの標準仕様で見積もっていただき、それをたたき台にして細部を詰めて行くことに。キッチンや洗面台、玄関ドアなどはデンマークのものが使われる予定。そのそれぞれがどのくらいの金額なのか・・怖いのが半分でしたが、やはりいいものを長く使いたい、使い続けることによっていい味が出てくる・・そういうヨーロッパの伝統や考え方が好きなので、可能であればそれを採用したいと思います。洗濯機もほんとはビルトイン式のミーレを採用したかったのですが、この前の3月に壊れてしまい、仕方なく新しく買ってしまったため、ビルトイン式は断念です。

それと、これも最終的にはどうなるかわかりませんが、いま世間で関心がある「太陽光発電」を取り入れたらどうなるかを見積もりに加えてもらうことにしました。聞いたら、やはり最近新しく話をしている方からは、一度は話が出てくるそうです。実際取り付けるかどうかどうかはわかりませんが、後付けでやるよりは最初に聞いた方がいいかなと思うのと、知らない業者さんにせっかくの家を変にいじくって欲しくありません。ところで、オーディンホームさんの屋根の標準仕様はガルバリウム鋼板らしいですが、こういった金属素材の屋根には太陽光発電の取り付けができないと話す業者も中にはいるそうです。いずれにせよ、屋根はメンテナンスを含め非常に微妙な部分ですので、リフォームをする際にもかなり注意をはらう必要があるとはよく聞きます。

気になる太陽光発電の見積もりは出て見ないとわかりませんが、300万くらい?と・・う~ん、予想よりも高い!。府中市で取り付ける場合の現在の補助は国と都と市全部合わせると60万円程度のよう(3.5KWとして)。まあ、実際どうするかはあとで考えればいいので、とりあえずは正確にどの程度の数字が出てくるかですね。あとは、エアコンです。エアコンについては主に冷房になります。暖房のメインはもちろん蓄熱式床暖房ですので!エアコンを各部屋に取り付けるとなると室内機は6台必要になります。壁掛けにするか天井埋め込みにするかなど、やり方は費用と相談の面ももちろんありますが、室外機をどういう風にするかを事前に決める必要があるということでした。今の家はエアコンが5台あり、それぞれに室外機を付けていますが、オーディンホームさんの場合はマルチの室外機になるそうです。エアコンはDAIKINのものを標準では設定するそうですが、こちらもやはりいい値段になりそうです。もっとも、これは仕方がないですね。さて、どんな数字が出てくるか・・ちょっと怖いです。


No.13 ■2011.6 敷地調査

2011-12-27 01:42:03 | ■ハウスメーカー検討(熟考~迷走~決定)
さて、こうやって家造りの検討を始めてから、あっという間に10ヶ月が過ぎました。それまで、手探り状態の中、いくつかのハウスメーカーの門を叩き、自分なりに情報収集をしてきたわけですが、その中で「建築舎」「オーディンホーム」という二つの候補から、どちらかにしぼっていかなくてはなりません。ただ、建築舎さんの出してきてくれたテストプランは、正直言って間取り的にはピンと来るものがなく、ちょっと放置状態に近くなっています。かたやオーディンホームさんの方も「敷地調査をやらないことには・・」と言う話を前々からされていたこともあり、このままだと先にいけない事はわかっていました。
そして、やっと敷地調査が実現(2011.6)。



それを受けて、正式なプランニングを進めていけることとなりました!これから、本当の意味でのプランニング開始です。