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れっちゃん一家の日常、ときどきデンマーク住宅

音楽と猫が大好きなれっちゃん一家。デンマーク住宅(odinhome)での家族5人とChipieたんの日常生活記録です

No.130 ■玄関ドア

2012-08-23 00:02:32 | 窓・玄関ドア
我が家ではイエツレ(JE-TRAEと書きます)の玄関ドアを採用します。もう設置されてから何ヶ月も経ってますが、いまだちゃんと眼にしていません。もっとも、それは傷つかないようにしっかり養生されているからなのですが。


手のひらと比べてみると、こんなにぶ厚いのがわかります。見るからにとても頑丈そうです!

我が家で採用したのはイエツレのプランクドアで、表面材はマホガニー無垢板が表面に貼られています。まさに堅牢・重厚という表現がピッタリ。鉄骨フレームが堅牢さを支えます。また同時に気密・断熱性能もピカイチです。重さは98kgもあるそうですよ。

ちなみに現在住んでいる家の玄関はこれ・・

これはこれで標準的な建売仕様の玄関ドアです(立山アルミ製)が、ドアの厚みがまるで違いますね。イエツレの1/3というところでしょうか。


しかもきわめて熱伝導率のすぐれたオールアルミです。断熱の「だ」の字もありません・・たぶんそういう思想がこの手の玄関ドアにはないのだと思います。

No.96 ■窓に関する考察

2012-06-29 01:52:33 | 窓・玄関ドア
先日も書いたとおり、我が家で採用する窓は全てデンマークのSTORKE社の木製サッシのペアガラスのものです。とは言っても、特にウチが指定してこれを入れてもらったわけではありません。オーディンホームさんの標準がそうなってるだけなのですが(笑)

でも、偶然知ることになったこのSTORKE社の窓ですが、いろいろ見てるとやっぱりすごいんだなと思います。性能が優れていることはもちろんですが、とにかく質感がいいです。ほんとに、窓というよりは家具と呼びたくなるような、雰囲気になります。

そして、性能もやはり素晴らしいと思います。もっとも、まだ住んでいないわけなので、本当のことは体感してみないとわかりません。それは今年の冬のリポートをお楽しみに・・というところです。



最近の住宅ではLow-Eガラスがごく一般的に使われていると思います。でも、このSTORKE社のガラスはやはりちょっと違いそうだと、ぱっと見たときから思いました。

街を歩いていて新しい家を見るとき、決まって今ひとつ気に入らない点がありました。それは(おそらく)Low-Eガラスを採用した家です。今までと矛盾しているように思えますが、問題はLow-Eガラスではありません。その窓を作っているガラスメーカー、あるいはサッシメーカーの問題のように思えます。

最近はやたら細い窓や小さいものなど、ずいぶんいろんな形状の窓を見ることが多いです。そしてそういう窓を眺めていると、よく「ゆがんでいる様に見える」と思うのですが、そう思われたことはありませんか?
これはペアガラスの中の空気層が外気温により膨張あるいは収縮し、その結果ガラスが内側あるいは外側にゆがみとしてでてくる・・と、とだいぶ前にどこかのガラスメーカーのサイトの記事で読んだ気がします。Low-Eガラスの金属膜が鏡の様になって周りの景色が写りこむため余計にそう感じることもあるかもしれません。でも、なんだかガラスというより、アクリルかプラスチックのように思えていまひとつ好きになれないのです。

http://www2.lixil.co.jp/rp/dfw/biz-lix/other/technology/technology_multilayered_003.htm

STORKE社の窓では、このような事象はなさそうだと一見して思いました。それくらいのしっかり感が間違いなくあります。その理由はちゃんとは分かりませんが、おそらくガラスそのものの厚み(4mm)に加え、空気層(実際にはアルゴンガス)がSTORKE社さんのはなんと16mmもあることが寄与していると勝手に推測しています。国産メーカーはガラス厚3mm、空気層(乾燥空気)が6mm程度のようです。


オーディンホームさんのHPにある窓の説明の画像をお借りします。遮熱タイプになっています。

他社さんのペアガラスについてはいろんなサイトがありますので見ていただければと思います。
もし私の思い違い等あればご指摘いただけるとうれしいです。

http://www.34al.com/insulation/pairglass/

No.94 ■STORKE社の窓

2012-06-28 01:17:14 | 窓・玄関ドア
2012.6.24
前回見に行ってから一週間たちました。このところ毎週往復しています。ちょうどいい道路がないため、とにかく時間がかかり行って帰ってくるだけで結構くたびれます。



先週は台風がやって来て、そして窓のサイズ違い発覚と‥どたばたしました。でも、今回行ってみたら窓は全ていい感じで収まっていて、位置・バランスも問題なく安心しました。



窓は全て木製サッシ(DENMARK.STORKE社製)です。玄関側の道路から見た正面の窓は赤、それ以外は白です。ガラスにはSTORKE社のシールが誇らしげに貼ってありました。はじめて実物を今回見ましたが、赤といっても少し深みのある色合いで、落ち着いた感じの色です。ちなみに外壁は白の左官仕上げの予定ですが、そこにアクセントをつけてくれる存在になるはず。とかく無機質でのっぺりとした印象の家や、反対にごちゃごちゃしたデコラティブ趣味全開の家が多い中、シンプルでありながら逆に目立つと思っています。新しい我が家の前を歩いていく人が、ふと目を向けてくれるような(覗きはだめですよ!・・笑)家になってくれればいいと思います。


これが、サイズ違いになった1F洗面所の窓です。でもまったく違和感なくバランスよく収まっていました。型ガラスになっています(700×1000mm)


2F洋室の窓。ここのみクリアなガラスです(600×1200mm)


2Fのお手洗い&洗面所の窓。型ガラス(600×1200mm)


ロフト部分へ上がる階段の採光用の窓です。型ガラス(600×600mm)


SORKE社のマークが誇らしげです!これは鶴?

リビングなど他の面の窓は全て白い木製サッシです。


1Fバスルームの窓。もちろん?型ガラス(700×1000mm)

南側に廻ってリビングの前に立って間近で見ましたが、白の塗装は塗膜がしっかりしていて、非常に高級感のある印象でした。サッシと言うよりはドアのような印象を受けます。


ドアの框のような彫りが入っています。右側のガラス面が大きい部分はFIXです(1600×2100mm)

写真を撮っていて思ったことは、外から中があまり見えないこと。先日カーテン選びで遠原さんと打ち合わせた時、昼間は外から中が見えることはあまりありませんよ‥とは伺っていましたが、確かに見えないです。想像ですがLow-Eガラスの金属膜が中を見えにくくしているんじゃないかと思います。



ちなみにこのSTORKE社の窓を採用しているのは日本ではほとんどないそうです。他の北欧系住宅メーカーはトリプルガラスですが、このSTORKE社製の窓はペアガラスです。しかし、よく引き合いに出されるスウェーデンのエリートフェンスター(トリプル)よりも性能はいいと森社長は自信満々です。逆にコストを下げたいんだったら、それ(トリプルガラス)を使ってもいいですよと言われたくらいです。


窓と枠の間にも断熱材が入っているようでした


2F主寝室の窓。やはり右側はFIXにしてガラスを大きくしています(1600×1200mm)


2Fバルコニーへ出るテラスドア(800×2100mm)





No.15 ■2011.7 玄関ドアについて考察

2012-02-02 22:07:56 | 窓・玄関ドア
玄関ドア、開き方についての考察です。オーディンホームさんから、先日間取りの叩き台をいただきました。
それ以来、我が家ではああでもないこうでもない・・といろいろ考えていますが、なかなかまとまりません。

それはさておき、玄関ドアに関して考えこんでいます。オーディンホームさんの標準仕様はデンマークのイエツレ社(JE-TRAEと書きます)のドアなのですが、基本的に内開きです。



実際、玄関ドアが内開きか外開きかなんていうのは、それまであまり考えたことがありませんでした。というより、玄関ドアは外側に開くのが当たり前だと思っていたからです。昨年、最初にプランをいただいた時にも、内開きなんだ・・ということにあらためて気がつきましたが、内側に開くことにより、玄関ホールには広いスペースが必要になります。当然、脱いだ靴がドアを開けたときに邪魔にならないよう、ドアの前の部分を広くとる必要があるのです。実際、いままでにオーディンホームさんが建てられたお宅を見に行かせていただいた先は、どこもゆったりとした玄関スペースとなっていました。広々とした空間がとても開放的で、すっきりとした印象があります。また、同時にすばらしく高級感があります。ただ、我が家の場合、少しでも居住面積を確保したいことも事実で、そのため通常の外開きのドアにして、玄関スペースを節約した方がいいのでは?という思いがあったのです。

ところで、それでは内開きと外開きの玄関ドアには、それぞれどういったメリット、デメリットがあるのでしょうか。いろいろ調べてみましたが、結論からいうと、内開きにすることによるデメリットは、前述したスペースをとることのみの模様です。あとは、国内メーカーで作っているところがほとんどないため、輸入品しかなく値段が高いということくらいでしょうか。

これに対しメリットは、防犯機能が格段に上がること(金物の蝶番が外に出ないため、器具によるこじ開けに強い)、来訪者に対して迎えいれるというスタンスになる、そして何よりも邸宅としての高級感あふれる気品になるでしょう。この高級感は、言うまでもないですが、いわゆる品のない金ピカ的なものではありません。使えば使うほど味が出てくる、本物だけが持つ高級感です。

そもそも外国の映画などを見ると確かにみんな内開きです。玄関ドアが外開きなのは日本くらいで、世界的にドアは全て内開きのようです。あらためて考えてみると面白いですね。

ちなみにこのイエツレ社のドアは90キロあるそうです。断熱・機密ドアであり、性能面でも申し分のないこのドアは、どっしりとした重量感と質感、そして木の持つ本当の良さをあらためて教えてくれるような気がします。

さて、こんな風に書いていることからもわかるように、私の中では、実は内開きに固まっています(笑)あとは奥さんが何というかですが、元来ヨーロッパ好きで質感重視なので、多分こっちに落ち着くでしょう(^O^)