会津ころり三観音 その弐
三つの観音様をお参りして一生を健康に過ごし、長患いをしないで、ころりと安楽往生がしたいとの願いを込めた信仰です・・・
と、いうことでゴールデンウイーク最後の日、会津ころり三観音をお参りしてきました・・・
還暦を過ぎると年金とお迎えのことしか頭にない・・・
とにかく年寄りは、長生きはしたいが、ねんねんころりでは周囲の人が大変・・・ピンピンしてころりで逝きたいものです・・・
ただ、一回のお参りだけではご利益がない・・・三年連続でようやくご利益が・・・いかなくては・・・
金塔山 恵隆寺 通称・塔寺の立木観音
定かではないが、6~7世紀高寺山(会津坂下町西山麓)に仏教がめばえ・・・634年ころ、層・恵隆が恵隆寺と号したと伝えられている・・・
金塔山・恵隆寺 仁王門・・・
ころり三観音中央霊場・・・立木観音・・・
観音堂の中は、ご本尊の十一面千手観音立像がドーンと立っている・・・桂の一本の大樹を根っこがついたまま彫ったもので、8.5mあり国内最大級の仏像である・・・
なお、千手観音は手が千本あるのもあるが・・・大体は42本の手で、千本の手を表しているのだそうだ・・・
ここの千手観音は、木をそのまま彫ったので、観音堂が先か仏像が先かは定かではない・・・
また、ここの堂内には、二十八部衆と風神雷神像が完璧な形で残っている・・・
そのほか、堂内に願い事をかねてくれる、だきつき柱もあり・・・人生最大の願い事、安楽ころり大往生を願う・・・重要
外にある満願成就祈願のだきつき柱もある・・・しかし、こちらはタダ・・・効き目は・・・バチ当たるよ・・・
だきついてたる若い女性・・・堂内は年寄りがだきついていた・・・
きちっとかられた茅葺屋根・見事・・・
境内に立つ大日如来小金塔…一大守護…未・申年生まれ・・・
むかーしむかーし、まばゆいばかりの小さい塔があったそうな・・・四つの礎石の上に復元・・・
会津三十三観音詣りの三十一番札所でもある・・・
帰り境内駐車場の茶屋で、「お茶飲んでいがせ」・・・「のまね」・・・
「そんなごどいわねでのんでくんつぇー」・・・「わがつた」・・・
年寄りの会話・・・
次回、会津ころり三観音・・・ながだのおがんのん様 其の参
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