Schreib mal wieder!

自分の感じるままに...それがクレームと言われても

Direct Marketing

2006-11-19 23:53:50 | Weblog

Amsterdamには何度か来たことがある。子供のころに1度、ドイツで研修をしていた大学生のころに1度、そして今年の2月に1度。しかしいずれのときも、あの有名な飾り窓を見る機会がなく、興味本位でどうしても見てみたいと思っていた。

今回は夕方に着くフライトで市内のホテルに泊まる。19時前にホテルに入り、一服して外に出てみた。あたりは真っ暗でかなり寒い。とりあえずダム広場から中央駅まで歩く。あやしげなカフェが点在し、行き交う人もどことなく近づきたくない雰囲気の人が多く、久しぶりに身の危険と隣り合わせのドキドキするような感覚を味わう。360度の気配に気を配りながらなるべく立ち止まらずに歩く。

オランダはかなり色がある。今でもそうなのかどうかわからないが、看板にしても、ショーウィンドウにしても地味な色ばかりで調和のとれたドイツの街並みとはかなり開きがある。

何か食べるものはないかと思うが、まともなレストランかホットドックか、Mcかくらいしかない。

一通り歩いてみて、少し怖い気もしたが、まぁ何が起こることもなかろうと意を決して
どうやらこの辺がそうだろうというところに入ってみた。細い路地を入ると、それは古い教会を取り囲むように並んでいた。初めて見た感想は...

効率的。

窓というよりガラス扉。せいぜい3畳か4畳半くらいのスペース。そこですべてがこと足りるようにできている。窓際に立って宣伝。本人がお客と直接交渉し、接客中はカーテンを閉め、その場でサービスを提供する。同業他「者」が同地域にひしめいているので、集客には事欠かない。

すべての無駄を取り除いたダイレクトマーケティング+効率的なスペース利用。これはなかなか面白いと思った。

歩いている人を見ると、利用客というより観光客が多いという感じ。カップルで物見遊山というのも少なくない。そういうあたりを早足に歩いてみて、そのままホテルに戻った。

コートを着ていたが、明らかに寒さの質が違う。久しぶりに身体が芯から冷える感覚を味わった。熱いお湯をためて風呂に入って温まるとそのまま寝てしまった。