破産しない国イタリア (平凡社新書)内田 洋子平凡社このアイテムの詳細を見る |
すごい本を読んだ。圧倒されんばかり。しかし、80対20を読んだ直後だということもあり、こういう生き方もあるんだろうといい刺激をうけた。多少「狡猾」なことをしてでも結果を出す...これぞ人類が進歩してきた道ではないか。この著者が込める「生きる」ことへのメッセージも強く伝わってきた。
いい意味での名士を軸にした村社会
コネがすべてで、何事も解決する
やったが勝ち、出し抜いたが勝ちの鮫
あるものを受け入れながら逞しく生きる術
本当の人生の楽しみとは何か
単なる新書として発行されているのが惜しい。でも著者にその欲はないのだろう。いい本に出会った。
休暇の間に懸案の部屋の整理をし、その中に当時切り抜いた書評を見つけ、図書館で予約してみた。99年9月初版。99年9月といえば、僕が始めての転職をした時。
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