梅雨入り前の遠征

梅雨入りを前にして、晴れた日が続いています。
この時期にしては乾燥していて、空もよく澄んでいます。

週末は農作業で結構忙しいのですが、先週田植えも無事終了しましたので
ようやく時間をつくることができるようになりました。

金曜の晩に遠征を計画していたところ、用事が入り断念。
快晴だっただけに悔いが残りました。

翌土曜日は、午後から薄雲が広がりました。
十中八九だめだろうな、と思いましたが天気予報はそんなに悪くありません。

急遽遠征を決めました。

というのも、射手座あたりの夏の天の川は撮影するチャンスが限られているからです。
もっともよい時期は梅雨に当たります。
梅雨明けになると、さそり座、射手座のあたりはすでに西に傾き始めます。
このあたりを好条件で撮影しようとすると４～５月の明け方にねらうことになります。

南天の開けた撮影地まで車で３時間ほど。
午後７時に家を出ましたので現着は１０時過ぎになりました。
南東の空からさそり座が昇ってきています。

今回は焦点距離の長い直焦点での撮影はあえてしないで、
カメラレンズによる撮影です。

残念ながら透明度が思ったほどではありませんでしたが、
久しぶりの夏の天の川周辺の撮影と観望を楽しむことができました。


アンタレス付近
キヤノンEOS　５D　Mk2（赤外改造）
８５ミリＦ1.4（Ｆ4.0）LPSP2フィルター
２分露光×８枚
群馬県嬬恋村


射手座付近の天の川
５０ミリＦ1.4（Ｆ4.0）フィルターなし
２分３０秒露光×４枚
他は同じ