ISON彗星が残念なことになってしまいました。
太陽に非常に近い軌道を持っていたので、核の分裂ぐらいはあるのでは・・
と思っていましたが、事態はそれ以上でしたね。
SOHOの画像を見る限り、近日点通過後の彗星の姿は尾が反太陽方向にありません。
このことは、近日点通過後以降、彗星の尾を形成するダストが供給されていないことを示しています。
(ダストが引き続いて出ているのならば、本体から反太陽方向にシンクロンとして尾がが伸びるはず)
つまり、明け方の空に再び現れても、雄大な尾は見られないことになります。
しかしながら全く可能性がなくなったかといえばそうではないかもしれません。
彗星核の分裂→新しい断面の出現→活発にダストを放出
しないとも限らないからです。
「何が起こるか判らない」のが、彗星の彗星たるゆえんですから。
というわけで、11月最後の週末、観測地の下見を兼ねていつもの場所に行ってみました。
冬型が続きましたので、関東地方とはいえ山沿いには積雪の可能性があるからです。
結果は杞憂に終わりました。
観測場所も、そこまでの道路にも全く雪がありませんでした。
スタッドレスタイヤに履き替えていったのに、その力を発揮する機会もありませんでした。
ただ、現地にて判明したことは
「肝心のISON彗星が山の陰で見えない!!!」
行ってみて良かったです。
翌日に予定がありましたので、現地には前半夜しかいられませんでした。
それまでの間、西空に傾いた夏の星々を写してみました。
網状星雲(西側部分)
12.5cm屈折 直焦点 LPSP2フィルター
10分露光×4枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
栃木県日光市
太陽に非常に近い軌道を持っていたので、核の分裂ぐらいはあるのでは・・
と思っていましたが、事態はそれ以上でしたね。
SOHOの画像を見る限り、近日点通過後の彗星の姿は尾が反太陽方向にありません。
このことは、近日点通過後以降、彗星の尾を形成するダストが供給されていないことを示しています。
(ダストが引き続いて出ているのならば、本体から反太陽方向にシンクロンとして尾がが伸びるはず)
つまり、明け方の空に再び現れても、雄大な尾は見られないことになります。
しかしながら全く可能性がなくなったかといえばそうではないかもしれません。
彗星核の分裂→新しい断面の出現→活発にダストを放出
しないとも限らないからです。
「何が起こるか判らない」のが、彗星の彗星たるゆえんですから。
というわけで、11月最後の週末、観測地の下見を兼ねていつもの場所に行ってみました。
冬型が続きましたので、関東地方とはいえ山沿いには積雪の可能性があるからです。
結果は杞憂に終わりました。
観測場所も、そこまでの道路にも全く雪がありませんでした。
スタッドレスタイヤに履き替えていったのに、その力を発揮する機会もありませんでした。
ただ、現地にて判明したことは
「肝心のISON彗星が山の陰で見えない!!!」
行ってみて良かったです。
翌日に予定がありましたので、現地には前半夜しかいられませんでした。
それまでの間、西空に傾いた夏の星々を写してみました。
網状星雲(西側部分)
12.5cm屈折 直焦点 LPSP2フィルター
10分露光×4枚
キヤノンEOS5Dmk2(赤外改造)
栃木県日光市