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きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

才能

2019-05-23 08:18:25 | 日記
数日前、
家の近くで、音楽コンサートがあり、
誘われてでかけた。

年に何回か開催されていて、
私も3回(だったかな??)参加して聞かせてもらったことがある。

今回は、マリンバ演奏は無かったが、
絵本の朗読や、ピアノ演奏や歌などで、🎹
素晴らしい時間を楽しませてもらった。

その中でも、最後に披露してくれた歌に感動した。

世界でも珍しい女性が歌うテノール

妖精の瞳(デンツア作曲)
オペラ「トスカ」より、
星は光りぬ(ヴェルディ作曲) の2曲を歌ってくれた。

その豊かな声量と迫力ある歌声に、
一瞬にして心を奪われた。

ピンクのタキシードに身を包み、
凛とした姿は、
男装の歌姫

美貌ももちろんだが、その才能に、
目を奪われ、心を震わせ…聴き入った。

天は二物を与えず…と言うが、
与えてるじゃん!

羨ましい!

「私にも才能欲しいわ」…二物とは言わないが、せめて一物でも…

帰り道、そう呟いた私に、

友人は「才能持ってるじゃない!」と、
返してくれたが…

私の才能なんて、
薄いメッキで誤魔化した、安価な偽り物の才能でしか無い…

剥がれたメッキを、
また、誤魔化して、継ぎ接ぎだらけ…

若い美貌と、素晴らしい才能。
太刀打ちできない事も、
比べる事自体
無謀だと分かっていても、

嫉妬した。


ふと思った。

私にも、嫉妬する心が残っているんだと…

それが、力になる事を知っていた。
それが、頑張ろう!と、
動き出す原動力になる事も、分かっていた。


チャップリンが言った言葉
「天才とは1%の才能と99%の努力だ」

まだ、頑張れるかな?

上に向かって…。

コメント
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